「あいだの力学」の月刊メールマガジンです。 毎月11日に発行されます。

　　　　　「あいだの力学」の気になる間の話
　　　　　　----------------------------　　2021/1/11

皆さま、新年おめでとうございます

いつもなら一年のはじまりを祝うお正月。ことしは「おめでとう」と
いう挨拶も、なんだかちょっと気が引ける感じがします。

新型コロナの感染者数の増加が収まらず、とうとう首都圏に緊急事態
宣言が発出される事態になってしまいました。大阪府をはじめとする
関西圏でも、同宣言の発出が要請されている状況にあります。

昨年から行動制限が続き、そろそろガマンも限界…という状況下での、
さらなる自粛要請に、本当に「嫌」になってしまいます。

そこで皆さんにお願いが一つ。

「ガマンも限界！」というときは、ぜひぜひ信頼がおける家族や友人、
もしくはカウンセラーやコーチに、「本当にいやだ！」とか、
「なんて最悪だ！」とか、「この先が不安だ！」とか、自分の正直な
気持ち…弱音や愚痴を吐いて欲しいのです。だって大変なんですから。

自分の気持ちに素直になること。
きっとそこから新しい方向が見えてくると、ぼくたちは思うのです。

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【今月の気になる間の話】

●「わたし」と「夢」のあいだがら

新年最初のメルマガなので、ちょっとわたし（和氣ひろゆき）が観た初夢の
ことについて書こうと思います。

今年の初夢…

　気づくと電車（新幹線か特急？）に乗っている。駅に着いたので、
　電車を降りる…あ、荷物がない！

　駅にもどって、電車の中に置いてきたカバンについて、駅員さんに
　説明する…そのあいだに、電車の車内にもどっていて、無事にカバンを
　拾い上げる。（めでたしめでたし）

…んで、目が覚める。

はて…なんだか変な夢をみたなあ。これはどういう意味なんだろう？

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エンジニアとして、いつもお世話になっている企業さんでの話。

いつも使う自分の席が、人事・総務の方々の席と近いこともあり、
たまに電話の内容が聞こえてしまうことがあるんです。

　「いや～…弊社では、45歳以上の方はお断りしているんですよ～」
　「40代…できれば前半の方でないと、なかなか難しいと思うんです…」
　「はい…はい…はい…、またのご連絡、お待ちしております」

「（こそっと）あの～…わたし、50をとっくに超えていますが…」
「あっ、和氣さんは例外。まだまだ頑張ってもらわないと…」

リーダーさんから言われた言葉が嬉しかった反面、ふと、あと何年、この
まま今の仕事のやり方を続けるのがいいのか、この先、どんなキャリアを
磨いていくべきか、決断しなければならない状況が、まもなく訪れるの
かもしれないな…と、感じたのでした。

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昨年の中ごろから、ちょくちょくと若い人、それも自分の子ども世代※1
の人たちと関わる機会が増えてきました。ぼくからみると、それぞれに
ユニークで魅力的な人たちだから、できれば腰を据えて、彼ら彼女らと
ガチで関わっていきたい！

でも、エンジニアとしても、カウンセラーやコーチとしても、
もう一花二花…いやいや、できれば十花ぐらいは咲かせたいぞ(笑)！

う～ん…そうなると、体力もつかなあ…もうすぐ55だし。
自分には子どもがいないんだから、少しは老後のことも考えなくちゃ
いけないんじゃあないの？

サラリーマン時代に、一緒に仕事をしていた人たちが、次々に社長や
経営者になっている。そろそろ自分も会社を立ち上げるか???

う～ん…どうしよう？

そんな気持ちで年末を迎えたある日のこと。

人類史上初めて音速を超えた伝説のパイロットで、飛行機好きならば、
誰もが知っている、チャック・イエーガーさん※2が亡くなったことを
ニュースで知ったのでした。

-
チャック・イエーガー(Chuck Yeager)さんは、音速を超えた以外にも、
様々な伝説となる偉業を成し遂げた人ですが、

根っからの「飛行機好き」で、軍を退役してからも73歳までF-15戦闘機
を飛ばしていたし、89歳になってもF-15に乗っていたそうです。

名言もたくさん残していますが、ぼくが特に好きな言葉は、音速を超えた
ときに語った言葉※3で、

　「『音の壁』なんて、本当は空にはなかった。
　　　ぼくらの古い知識や、過去の失敗の体験の中にあったんだ。」

というもの。「音の壁」を破ったイエーガーさん、つぎは自分の生涯を
かけて「年齢の壁」を破ろうとしていたのかもしれません。


そういえば…
夢の中で、駅員さんにカバンに書かれたブランド名を教えようとして
いたっけ…”CUR??”か”COUR??”…えーとえーと。

「あ、そうか！」

結局のところ、ぼく自身が「年齢の壁」をつくっていたのかもしれません。
でも本当は、そんなものは存在しないんです。

だから年齢の壁を破る「勇気(”COURAGE”)」を取り戻すことがカギになる。
初夢のカバンは、挑戦を続けたイエーガーさんからのプレゼントだったの
かも…いやきっとそうだ！（…ということにしよう(笑)）


まあともかく、89まではがんばろう！
そうなると、あと34年は楽しめるんだな！うん！


※1: 主に今の20代の人たち。
※2: 「チャック・イェーガーさん死去、９７歳」
→ https://www.cnn.co.jp/usa/35163595.html

　　　イエーガーさんのHPはこちら
→ https://www.chuckyeager.com

※3: 英語の原文は
”The real barrier wasn’t in the sky, but in our knowledge
and experience of supersonic flight.”
→ https://www.nytimes.com/2020/12/07/us/chuck-yeager-dead.html

（ひろゆき）


【今月のトピックス】

●和氣ひろゆきが執筆した原稿が、
　キャリアクリエイツ様のケーススタディ教材に掲載されます

（株）キャリアクリエイツ様の教材「LDノート」のケース事例No.1332
「担当者が抜けた仕事」について、和氣ひろゆきが解説を加えています。

【お申込み等】※キャリアクリエイツ様HP
→ http://www.ld-note.com


●和氣ひろゆき／和氣より子が、今月開催される
　「コーチング体験会inひろしま」にコーチとして参加します！

「コーチング」を手軽に体験してもらえるワークショップです。
専門のトレーニングを受けたスタッフ3名から、15分間のショート
コーチングを合計3回（45分間）受けることができます。
コーチングを受けてみての感想交換、スタッフによる質疑応答コーナー
もあります。

【日時】　　2021年1月23日(土)14時～17時(Zoomによるリモート開催です)
【参加費】　無料
【申し込み及び詳細情報】
　　　　　　お申し込み、および詳細はコチラをご覧ください
　　　　　　→ https://www.kokuchpro.com/event/20210123/
【主催】　　コーチングコミュニティひろしま コーチング体験会事務局

※「コーチング体験会inひろしま」は
　「あいだの力学」主催はありません。ご了承ください。


●和氣ひろゆき／和氣より子が、産業カウンセラーの自主勉強会である
　「木曜会」に登場します！

数年前のこと。よーりーが、がんに罹っていることがわかりました。
治療が進むにつれ、判断しなければならないアレコレ。何をどうやって判断
していくのか？わたしたちは、どう判断したのか？わたしたちのケースを
もとに、がん患者さんを支援することについて一緒に考えていければいいな
…と考えています。

【日時】　　3月4日(木)18時半～(Zoomによるリモート開催です)
　　　　　　※日程が変更されるかもしれませんので、
　　　　　　　事前にお問い合わせください

【申し込み及び詳細情報】
　　　　　　お申し込みや詳細は、来月のメルマガでご案内する予定です。
　　　　　　よろしくお待ちくださいませ～


【あいだの力学に対するリクエスト募集！】

わたしたち、「あいだの力学」に対して、「あれやって欲しい！」とか、
「こういうのは無いかな？」とか、アイデアやリクエストがあれば、
ぜひぜひ遠慮なくわたしたちに伝えて‡くださいませ。

‡　このメルマガへの返信、もしくはホームページの「お問い合わせ」で
　　連絡して頂ければ、わたしたちに伝わります。
　→ http://www.aidano-rikigaku.jp/

よろしくお願いしますね♪

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これからもわたしたち「あいだの力学」に対する応援、
よろしくお願い申します。