【サルでもわかる「企画の立て方」】
みなさん、こんにちは!
イタリア・スイス一人旅から戻ってきた息子が
コロナに罹患、
家庭内感染で七転八倒していた
越智秀樹です。
発症3日目で発熱はおさまり、
5日目の今日は、咳・クシャミと体のだるさのみ。
7割がた回復しました。
とはいえ、発症直後の3日間は本当にしんどかった。
寝床でのたうち回りながら思ったのは、
「PCR検査が陰性でも大丈夫じゃない」
※息子が帰国直前に受けたPCR検査は陰性
「ワクチン3回打っていても、うつるもんはうつる(笑)」
です。
気づけば国や行政頼みとなっていた
自分への戒めと感じた一週間でした。
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さて、このメルマガでは、
「そもそも本ってどうやって作るの?」
「本を出したいけど、どうしたらいいかわからない!」
毎週金曜日に「出版のキホン」をお伝えしていきます。
9月にお届けするテーマはこちら↓
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「売れる本は何が違うのか?」
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前回のメルマガでは、
「ジャンル」を知るために
「本屋さんに行く」ことの大切さをお伝えしました。
▼バックナンバーはこちら▼
https://mail.os7.biz/b/68KD/1539107
「ジャンル」を知ったあとに考えるべきは、
企画の「切り口」です。
「切り口」とは、
その本の「特性」。
すなわちその本ならではの
「オリジナリティ」のことです。
例えば、
●~を1冊にまとめてみた
●トヨタ式
●一度学んだら絶対忘れない
●占い師が教える
などが、
「切り口」にあたります。
ちなみに、
「切り口」に「ジャンル」を掛け合わると
「企画」ができ上がります。
●『絶対負けない投資法を1冊の本にまとめてみた』
●『一度学んだら絶対忘れない英語学習法』
●『占い師が教える 運のいい人、悪い人の話し方』
といった具合です。
・・・・・
と、ここで、
「企画の立て方はわかった。
でも、肝心の切り口が見つからないんだよ」
というメルマガ読者の声が聞こえてきました(笑)。
では、どうすれば
「切り口」が見つかるのでしょうか?
先程、
「切り口」=「オリジナリティ」
とお伝えしましたね。
このとき、
「切り口」を見つけるヒントは、
次の3つの質問にあります。
「自分はこの本で、何を伝えたいのか」
「自分はこの本を書く資格があるのか」
「伝えたいことをひと言で言うと、どういうことなのか」
この3つをとことん突き詰めていくと、
「切り口」が見えてくるのです。
・・・・・・
著者である皆さんは、
熱い思いを持って本を執筆します。
「自分の経験したことや知識、スキルを、
全部伝えたい!」
「読者に余計な回り道をしてほしくない。
この一冊にすべてを詰め込めたい!」
そんな熱い思いで書いています。
しかし、
1冊にすべてを詰め込こもうとすると、
「何が言いたいのかわからない本」
になってしまうのです。
そこで、
サルでもわかるくらい簡単な言葉で、
「結局、何が言いたいのか」
「書きたいことをひと言で表すとどういうことか?」
をとことん考えてみてほしいのです。
(注:決して読者をサルと言っているのではありません)
このときに出てきた究極のひと言こそ、
「コアメッセージ」です。
ということで、
次回は「コアメッセージ」についてお届けしますね。
OCHI企画では、
「コアメッセージを見つけるあなた」を
応援していきます!
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!
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次回のメルマガは9月16日(金)に配信です。
テーマは、
「人気芸能人の本はなぜ売れないのか」です。
お楽しみに!
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OCHI企画
越智秀樹
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