NPO法人しあわせなみだのメールニュースです。 「2047年までに性暴力をゼロにする」ことを目標に、様々な事業を展開しています。 「しあわせなみだ」の活動や、性暴力に関する最新情報をお届けします。 発行団体ウェブサイト→http://shiawasenamida.org/

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★　Tear’s Letter
★　『刑法Updateプロジェクト』始動！
★　2022年1月16日　No.520
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こんにちは！NPO法人しあわせなみだです。
2022年初のメールニュースです。
本年もよろしくお願いいたします。

本日1/16、「見えづらい暴力の背景にある差別を考える」を
開催しています。、新型コロナウイルス感染拡大の状況では
ありましたが、本イベントで実施する研修は、現地開催で
得られる学びが大きいことから、感染対策を徹底して、
予定通り開催する運びとなりました。方針にご理解ご協力
いただき、ご参加いただいた皆さん、ありがとうございます！
↓イベント詳細はこちらです
https://fields.canpan.info/topic/detail/26465

それでは今週の「Tear’s Letter」をお届けします！


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┃【Tear’s Letter No.520 Topics】
┃★１．『刑法Updateプロジェクト』始動！
┃★２．編集後記
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★１．『刑法Updateプロジェクト』始動！
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しあわせなみだは、2022年度ソーシャル・ジャスティス基金
「Social Justiceを求める市民活動・連携促進プロジェクト」
助成をいただき、『刑法Updateプロジェクト』を実施します。

↓「Social Justiceを求める市民活動・連携促進プロジェクト」
詳細はこちらです
https://socialjustice.jp/p/fundCol2020_2022/


☆プロジェクトの背景
2021年10月、法務省に「法制審議会－刑事法（性犯罪関係）部会」
が設置され、刑法性犯罪見直しに向けた議論が本格化しています。
しあわせなみだが求める「障がいを知りうる立場に乗じた性犯罪」
創設に向けた働きかけは、まさに山場を迎えます。
このプロジェクトでは、3団体と連携し、4月から6月にかけて、
国会議員会館で、院内集会を開催します。議員、省庁に、私たちの
声を届け、刑法が”Update”されるよう、活動してまいります。


☆事業概要（助成元より）　
性暴力のない世界を目指し、実現する手法やプロセスの相違などを
超えて協力関係を育む。性暴力による被害実態に即して性犯罪が
問われるよう刑法の見直し推進する。
法務大臣が「性犯罪に関する刑事法検討会」を踏まえ法制審議会の
開催を21年9月に諮問し、刑法性犯罪処罰規定を見直す議論が
約1年間行われるタイミングである。

性暴力は、不平等な人間関係における性的支配を目的に起きている。
セクシズムと呼ばれる性差別や、エイブリズムと呼ばれる能力中心
主義の思想が広がりつつある中で、暴力を正当化するような社会の
不公正を是正する行動が求められている。
市民一人ひとりの性的人権が擁護され、性別や人種、国籍、
障がいなど有無にかかわらず、あらゆるいのちが尊ばれる社会の
実現に寄与する。

とくに社会的に弱い立場にある人は、暴力被害に遭うリスクが
高まる傾向が指摘されており、そういう人びとが発信できる場を
設け、市民と議員や官僚が対話する機会を提供する。


☆助成決定概要（助成元より）
＊人権を守りたいという根本的な目的を共有する人たちが集まる
ことは意義がある。
とくに、しあわせなみだ等が障がい者への性暴力を含めて問題を
提起していることは大きな価値があり、性交渉への同意の有無の
客観的検証の可否という議論だけでは解決しない部分があるが、
それについて、法律家を含めてどういった対話を行っていくのかが
重要だ。
対立点が存在するなかで、共有できるポイントを探すために対話は
不可欠だ。

＊企画される3つのイベントは異なる視点から構成されており、
実際に被害を受けた女性たちのシェルターを運営する視点からみた
現在の性犯罪構造に関する対話や、職業的地位に乗じた性犯罪の
観点では性産業関係者との対話等、意義深いと考える。
さらに多様な人たちが集まることが望ましく、性産業経験当事者の
団体の中には性暴力被害救済という目的は共有するが性産業全てを
禁止することには反対する立場のところもあり、また法律家の
中には同意なき性交渉は全て犯罪とするという立法は難しいという
考えの人もいるため、幅の広い対話を期待する。

＊性暴力の被害者の支援、性暴力の撲滅という目的に対して、単に
刑法改正の問題で終わらせてよいのかという視点も保持することを
期待する。

＊一部の関心の高い層だけの議論で法改正に進むのではなく、より
一般市民の関心を高めていく取り組みも重要であり、院内集会の
土台となるような世論を喚起する対話の場づくりに一層力と助成金
を注ぐ事業計画へ柔軟に変更されることを期待する。


☆実施団体
[代表団体]
＊NPO法人しあわせなみだ
http://www.shiawasenamida.org/
[連携団体]
＊NPO法人全国女性シェルターネット
https://nwsnet.or.jp/ja/
＊認定NPO法人ヒューマンライツ・ナウ
https://hrn.or.jp/
＊性暴力禁止法をつくろうネットワーク
http://svkinshiho.blog.fc2.com/


★２．編集後記
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しあわせなみだが参加する、刑法改正市民プロジェクトが、
オンラインイベントを開催します。現在開催されている、
法制審議会について紹介し、プロジェクトが求める刑法改正を
提言していきます。ぜひご参加ください。

【1/17:オンライン】
人は、なぜNoと言えないのか？ーどうなる刑法改正ー
↓詳細ならびにお申し込みはこちらです
https://keihoshimin0117.peatix.com/

☆最後までお読みいただきありがとうございました。


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