障害年金業務研修会のメールマガジンのバックナンバーです

みなさん、こんにちは。村崎です。

今回は、8月31日開催予定の「第20回障害
年金業務ビギナーズ勉強会《がん患者の治療
と生活を支える障害年金～請求する時の留意
点～》」の魅力について、申込者の期待の声
を紹介しながら、お伝えします。

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■「数値で測れない辛さ」をどう伝えるか
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申込者の声からは、「がんによる障害年金請
求の難しさ」や「だからこそ学びたい」とい
う強い意欲がひしひしと伝わってきます。

静岡県の仲間（業務経験なし）は、次のよう
に語っています。
「障害年金は定期的に安定した給付があるた
め、患者側のニーズが高い一方で、実際の請
求は通りにくい印象があります。現場でどん
な支援ができるのか、学びたいと思っていま
す」

広島県の業務経験3～5年の仲間も「今までが
ん患者さんを2件、受任しました。再発や
転移がないケースでしたが、3級がやっとで
難しさを痛感しています。他の方がどう対応
されているのか、ぜひ知りたいです」と話し
ています。

今回の勉強会で講師を引き受けてくれた山岸
玲子さん（埼玉県）は、がん拠点病院の相談
会で長年相談員を務めてこられました。その
山岸さんが強調されるのは、次のような点で
す。

「がんは障害認定基準があいまいで、検査数
値に異常が見られないケースも多く、支給に
結びつかないことが多いのが現状です」

治療や副作用で日常生活が著しく制限されて
いても、それが検査数値に反映されない――
がんには、そうした“見えない障害"が数多
くあります。そのため、障害年金の診断書や
申立書を通じて、保険者に、がんによる障害
の状態と生活や就労上の困難を的確に伝える
工夫が求められます。

しかし、がんには専用の診断書様式がありま
せん。一般的には「血液・造血器・その他の
障害」用様式を用いますが、症状によっては
「肢体の障害」「精神の障害」「呼吸器の障
害」など別の様式を用いた方が良い場合もあ
ります。

こうした適切な診断書様式の選択や、医師へ
の依頼内容の工夫は、患者さんご自身には非
常に難しい作業です。そのため、請求を断念
される方もおられます。

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■障害年金社労士の出番
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しかも、がんは進行が早く、病状の急変や容
体の悪化も起こりやすい疾患です。障害年金
請求においては、正確に障害の状態や生活・
就労上の困難が伝わる診断書や申立書を、
1日も早く整え、提出する“スピード"が
極めて重要です。

まさに、迅速で的確な支援に取り組める
障害年金社労士の出番なのです。

今回の勉強会では、「短期間で受給につなげ
るスキームを学びたい」（神奈川県・業務経
験1～3年）との期待に応えて、山岸さんが実
際に携わった事例をもとに、以下のような
テーマで解説していただきます。

* 診断書の選択と記載のポイント
* 請求タイミングの見極め方
* 医師や他の支援者と連携する際の注意点
* 成功・不支給事例の分かれ目

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■勉強会の概要
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◎開催日時：8月31日（日）13:30～16:30
◎開催方法：Zoomミーティング
◎参加費：4,500円（税込）
◎申込締切：8月24日（日）
◎詳細確認・申し込み：下記申し込みサイト
から↓
https://e-ve.event-form.jp/event/105566/HQZjXfVwWw23

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「まだ経験が浅いから…」「本当にできるか
不安で…」。そう思う方もいるかもしれませ
ん。でも、大切なのは「がん患者や家族の力
になりたい」という想いです。

がん患者の支援に誠心誠意取り組む障害年金
社労士の先輩・山岸さんの思いと、経験を通
して得た知識と工夫から学び、がんの請求支
援にもしっかり向き合える障害年金社労士と
しての一歩を踏み出してみませんか？
同じ志を持つ仲間とともに、皆さんのご参加
を心よりお待ちしています。

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今号はここまでとなります。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。