本を書く「資格」なんてない
という人はここを間違えてます。
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エンジニアライターの
「書いて人生を変える」メルマガ
Vol.0006 2019.11.04
発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。
この連休は、次の著書の執筆が中心です。
これは数学の本なので、
数学漬けの連休になりそうですね。。。
数学の本を書いているというと、
私はよほど数学に強い人だと
思われるかもしれません。
でも、実際はそうでもありません。
私は数学の学位なんて持っていませんし、
そもそも大学の三年以降は
数学の科目を履修すらしていません。
だから私より数学が得意な人なんて
世の中には掃いて捨てるほどいます。
数学のレベルで判断すると
「ちょっと賢い大学生」くらいの
レベルでしかありません。
そんな私が数学の本を出版できた理由は、
「とても数学ができる数学者」ではなく
「とても数学を使うエンジニア」という
ポジションの転換です。
このポジションに独自性があったので、
出版社で企画が採用されたのでしょう。
つまり、立ち位置に独自性があれば、
必ずしもその道のトップでなくても
本を書くことができるのです。
しかも、そういう本の方が、
一般の読者に受け入れられたりしますからね。
例えば、新しいスポーツを始めたい時に、
いきなりオリンピック選手を
コーチにしたいと思うでしょうか?
むしろ、始めて数年しかたっていない
少し先輩レベルのコーチの方が、
親近感を感じて良い、と感じないでしょうか。
(特に趣味ではじめるならば)
本は商品であるので、
その価値は読者が決めるものです。
そして、価値の方向性は無数に存在します。
だから
「私よりすごい人がたくさんいるから
本を書く資格なんてありません」
は、間違いです。
著者としてのポジショニング、
つまり、「自分はどんな読者を救えるか?」
に集中しましょう。
●●今日のポイント●●---------------------
本を書く「資格」なんて存在しない。
著者として重要なことは、読者を救えること。
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★発行人:蔵本貴文(くらもとたかふみ)★
大手半導体メーカーでエンジニアとして働きながら
数学を中心とした書籍の執筆や
電子書籍(Kindle)のプロデュースを手掛けています。
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