多少誤解があっても、伝えた方が良いです
鉄板のたとえがあります。
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エンジニアライターの
「書いて人生を変える」メルマガ
Vol.0011 2019.11.15
発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。
昨日、私の娘(中2)が、テスト前ということで、
私に理科を教えてくれと言ってきました。
見てみると、それは電気回路の問題です。
私も一応、半導体のエンジニアですので、
問題自体は簡単に解けます。
ただ、それをどう教えるかというと、
本当に頭を抱えてしまうのですね。
ネットで調べると、オームの法則を教えるのに、
電圧を高さ、電流を水の流れ、抵抗を水車に
見立てた比喩が紹介されています。
これはなかなか本質に近い比喩なので、
この絵を使って教えることにしました。
どこまで理解したかはわかりませんが、
まあ、次のテストまでは頭に残ってくれれば
と思います。
比喩を使って教えること、
これはとても効果的な方法です。
ただ、特に専門家と言われる人の中には、
比喩を使うことを嫌がる人が少なくありません。
理由は明快です。
「比喩は100%正しいものではないから」
何かを何かに置き換えて説明するので、
どうしても不十分だったり、
厳密でなかったりする部分が出てきます。
それが気に入らないから、
比喩を使いたくないというわけです。
専門家コミュニティーの中で、
比喩を使った説明をバカにするような
発言を見ることもあります。
大学院生とか専門家を育てる時は別としても、
一般の人に伝える時は、全くの0よりも、
多少はイメージが持てた方が良いはずです。
専門家の説明では、厳密さを求めるために
必要以上に難しく伝えてしまい、
結局、何も伝わらない、という場面が多い。。。
だから、私としては、多少誤解があるにしても、
目の前の人に、わかるという価値を、
届けたいと思うのです。
比喩は恐れずに使っていきましょう。
多少、誤解が生じたとしても、
理解の糸口さえつかんでくれれば、
相手は学びの第一歩に立てるのです。
●●今日のポイント●●---------------------
たとえ多少の誤解が生じたとしても、
説明には比喩を使った方が良い。
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大手半導体メーカーでエンジニアとして働きながら
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電子書籍(Kindle)のプロデュースを手掛けています。
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