「バカだから」ですませてはいけない
プログラムされているのです。
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エンジニアライターの
「書いて人生を変える」メルマガ
Vol.0131 2020.08.21
発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。
新型コロナの対応を見ていて、
人間というものは、
不確実性に弱いと感じます。
よく言われていることですが、
客観的な数字として、
罹患者や死者は多くありません。
一説によると、新型コロナの死者は
お餅をのどに詰まらせて、
亡くなる方と同程度らしいです。
自殺や交通事故に比べると、
まだまだ少ない人数だと。
だから、もう少し落ち着こうよ、
という意見を聞きます。
この話を聞いて感じることが、
やっぱり人間は、
「わからないもの」に恐れを
感じるものなのだな、ということです。
新型ウィルスと言われると、
正体不明で怖いですからね。
恐怖の全てはそこではないかと思います。
とはいえ、これも非合理ではなく、
人間にこの性質が備わっていたから
生き延びることができたともいえます。
新しい危険は未知数なのだから、
危ないと思ったら逃げるのが正解です。
「あっ、ダメだ」と思った時には、
命が失われる間際だったりします。
東日本大震災の津波では、
地元の年配の方ほど
逃げ遅れた方が多かったと聞きます。
というのも、昔から津波警報は
たくさん聞いてきたけれども、
本当に危ないことはなかった。
その経験や知識が、速やかな避難を
止めてしまっていたのです。
子どもや他の地域から来た人の方が、
素直に避難していたらしいです。
だから、未知のものを恐れることは
それなりに意味はあるのです。
ただ、長く人間と共存していて、
問題ないことが見えてきているのに、
未だに恐れられているものがあるのは
残念なことだと思います。
例えば、優先席の近くでは、
携帯電話の電源をオフにしようと
いいます。
でも実は医療機器が
本当に誤作動したことはないのです。
ペースメーカを使っている方でも
携帯電話を恐れる心理的ストレスと、
電波による直接のリスクを考えると
前者の健康被害の方が、
大きいのではないでしょうか。
ただ、この問題は、
テクノロジーの開発側にも
問題があるのでは、と思います。
やっぱり、合理的な人間から見ると、
非合理な不安を抱える人を、
下に見てしまう傾向があります。
だから、「バカだから」で
片づけてしまい、
丁寧に説明することもしないのです。
特に電子機器はメカニズムが難解ですし、
直感的に五感で理解はできません。
半導体を専門とする私としては、
こんな現状を変えていけるような、
コミュニケーションができる人間に
なりたいものだと思いました。
●●今日のポイント●●-----------------
人間は未知の恐怖を恐れるもの。
恐怖を取り除くには、丁寧な説明が必要。
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