「BOOK」←何と読みますか?
けっしてバカにしないで下さい。
□━━━━━━━━━━━━━━━━━━
エンジニアライターの
「書いて人生を変える」メルマガ
Vol.0379 2022.3.25
発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
□━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★登録解除、変更URLはメールの最後にあります
こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。
私が書いた数学の本の内容について、
問い合わせを頂いています。
「うーん、そこにハマるんだな……」と、
単純に勘違いされているのですね。
でも、確かにそのような解釈もできると、
私自身の学びも深まります。
数学の話ですので、具体的な話を
ここですることは難しいのですが、
代わりに勘違いの例を一つ
紹介したいと思います。
ある幼稚園児の子がいて、
幼稚園でアルファベットを
全部覚えました。
得意になって、周りの人に
ABCの歌を歌っていたのです。
「僕は英語できるんだぞー」と。
だから、ある大人に言われたのですね。
じゃあ、「BOOK」を読んでみてと。
するとその子は
ビー、オー、オー、ケー
ビー、オー、オー、ケー
と何回も繰り返し始めたのです。
これはどういうことか?
「ブック」の発音は、
この子も何となく知っていました。
しかし、それが少しずれていました。
アルファベットの読み
ビー、オー、オー、ケー
を速く読めば、
「ブック」のような発音になると
思っていたのです。
バカらしいと思うでしょうか?
しかし、相手は子どもです。
与えられた情報から判断すると、
そんな勘違いをするのも
理にかなっていると思います。
「りんご」は「り・ん・ご」で
正しいわけですから。
それをどう説明しますか?
「そういうものだ」としか
言えないでしょう。
これは論理的な説明ではありません。
少なくとも、この子どもの
頭が悪いわけではないのです。
まあ、このレベルの問題であれば、
周りが教えてあげれば、
それで終わりでしょう。
しかし、私の扱っているような
大学の数学といった問題の場合、
こんな初歩的な勘違いでも、
誰も指摘できる人がおらず、
落とし穴からずっと抜けられない
ということが起きます。
私も思い起こしてみれば、
このレベルの勘違いで、
長い間苦しんでいたことが
何回かあります。
だから、読者がこんな落とし穴に
はまらないように、
しっかりリードしてあげることが
必要なのですね。
そのために読者の「わからない」に
向き合うことが本当に大事だと
実感しました。
そういう落ち方をしていないと、
「まさかそんな勘違いをするなんて」
と、理解できないのです。
そして、
「私はそんな落とし穴に
はまりまくっている」という人、
あなたは素晴らしいです。
その落とし穴にはまっていない人は
はまる感覚がわからないのですから。
良い教え手になる、
ポテンシャルがあるわけなのです。
●●今日のポイント●●-----------------
情報の伝え手になる人は、
理解までの落とし穴を学ぶ必要がある。
---------------------------------------
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◇◆ 発行元情報 ◆◇◆
このメールに返信すると
発行者にメッセージを送れます
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★発行人:蔵本貴文(くらもとたかふみ)★
大手半導体メーカーでエンジニアとして働きながら
数学を中心とした書籍の執筆や
電子書籍(Kindle)のプロデュースを手掛けています。
▼詳細プロフィールはこちら
⇒http://try.rikei-style.net/article/119908331.html
▼エンジニアライターが教える
「出版企画の作り方」メール講座(無料)
⇒https://mail.os7.biz/add/njOb
★蔵本貴文の著書★
▼稼げる 学べる 夢がある Kindleライター入門
⇒https://amzn.to/3qe5RlZ
▼思考のバグをつぶす エンジニアの副業術
⇒https://amzn.to/2WX5i34
▼エンジニアが人生を変えたメモ
⇒https://amzn.to/2HIjDc3
▼エンジニアが出版する3つの理由
(私が出版に至るまでのいきさつが書かれた本です)
⇒https://amzn.to/2F7GLAT
▼「半導体」のことが一冊でまるごとわかる
⇒https://amzn.to/3mJe1mf
▼解析学図鑑 微分・積分から微分方程式・数値解析まで
⇒https://amzn.to/3yy52td
▼数学大百科事典 仕事で使う公式・定理・ルール127
⇒https://amzn.to/2DJSHHI
▼学校では教えてくれない!
これ1冊で高校数学のホントの使い方がわかる本
⇒https://amzn.to/2TpkH8A
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
▼バックナンバーはこちらから
⇒https://mail.os7.biz/b/qAnS
▼登録フォームはこちらです
(メルマガをご紹介頂ける時にお使い下さい)
⇒https://mail.os7.biz/add/qAnS
▼登録メールアドレスの変更はこちらから
⇒https://mail.os7.biz/mod/qAnS
▼登録解除はこちらから
⇒https://mail.os7.biz/del/qAnS
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
記事一覧
できればもっと早く終われば…… こんな望みはまず実現しません。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━ エンジニアライターの 「書いて人生を変える」メルマガ Vol.0794 2024.11
2024年11月22日
最近、英語が楽になりました。 でもそれは私が成長したというより…… □━━━━━━━━━━━━━━━━━━ エンジニアライターの 「書いて人生を変える」メルマガ Vol.0793 2024.
2024年11月21日
もう、そのまま原稿に使えそうな 文章をAIが作ってくれます □━━━━━━━━━━━━━━━━━━ エンジニアライターの 「書いて人生を変える」メルマガ Vol.0792 2024.11.1
2024年11月19日
仕事が気になってモヤモヤしてしまう。 それを吹き飛ばすためには……。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━ エンジニアライターの 「書いて人生を変える」メルマガ Vol.0791 2024
2024年11月15日
今年も何もできなかった…… これを防ぐ方法がテーマです。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━ エンジニアライターの 「書いて人生を変える」メルマガ Vol.0790 2024.11.13
2024年11月13日
不安で夜に眠れなくなっても、 やっぱりチャレンジするべきなのです。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━ エンジニアライターの 「書いて人生を変える」メルマガ Vol.0789 2024.
2024年11月11日
お客さまのこの不安を、 軽視してはいけません。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━ エンジニアライターの 「書いて人生を変える」メルマガ Vol.0788 2024.11.8 発行者
2024年11月08日
私は忘れ物が多いです。 しかしそれさえ長所になり得ます。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━ エンジニアライターの 「書いて人生を変える」メルマガ Vol.0787 2024.11.6
2024年11月06日
プロフェッショナルとは、 ○○○○を持っていることだと思います。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━ エンジニアライターの 「書いて人生を変える」メルマガ Vol.0786 2024.1
2024年11月04日
早起きが苦手だからといって、 引け目に感じる必要はありません。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━ エンジニアライターの 「書いて人生を変える」メルマガ Vol.0785 2024.11
2024年11月01日
官僚的というと悪口に聞こえますが、 それも社会には必要なのです。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━ エンジニアライターの 「書いて人生を変える」メルマガ Vol.0784 2024.1
2024年10月31日
いつもギリギリになるのは、 当たり前の理由があるのです。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━ エンジニアライターの 「書いて人生を変える」メルマガ Vol.0783 2024.10.28
2024年10月28日
一番、付加価値の高いことには しっかりお金を使いましょう。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━ エンジニアライターの 「書いて人生を変える」メルマガ Vol.0782 2024.10.2
2024年10月26日
「人生を楽しもう」とも言われますが、 私は人生を○○だと考えています。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━ エンジニアライターの 「書いて人生を変える」メルマガ Vol.0781 202
2024年10月24日
凡人と異才を分けるのは、 その○○なのだと考えています。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━ エンジニアライターの 「書いて人生を変える」メルマガ Vol.0780 2024.10.21
2024年10月22日