このメルマガの説明はありません。

○○　○○　さま

いつもお世話になり、ありがとうございます。
税理士事務所ランニングパートナーズ、代表の鈴木です。

前回のメルマガから今日までの10日間も、有難いことに素晴らしいご縁を深めることができました。
このメルマガは、お出逢いを頂いた方とのいいご縁をそのままにしないよう、また、末広がりの幸せを願う意味も込め「八」のつく日に、近況報告も兼ねてお送りしております。

お返事はもちろん不要でございますので、お気軽にお受け取りいただけますと幸いです。
ご不要の場合は、お手数をおかけいたしますがこちらから配信解除をお願いいたします。
解除専用ページURL

前回のメルマガを送らせていただいた後、台湾掃除についてご興味をお寄せいただきましたので、今回は4月18日（金）～20日（日）の日程で参加させていただいた台湾美化協会（台湾を美しくする会）の年次大会の内容をお届けいたします。

まずは日程です。
今回は、十数年ぶりの海外、そして初めての台湾、さらには長女（9歳）との二人旅ということもあり、いかに長女に負担をかけないか、そして少しでも長女の学びになれば・・・ということを一番に念頭に置いて計画を立てました。
（それでもかなりの負担になってしまいましたが・・・）

ですから、要所要所で妙なこだわりがあります。

17日（木）
長女が学校から戻り次第、東京へ新幹線で移動。
20時半頃、羽田空港直結のホテルへ到着・宿泊。
翌18日は小学校を休んでもらいました。

18日（金）
8:55羽田発の飛行機（JAL）で台北松山空港へ。
11:35着（日本時間12:35　※日本と台湾は時差1時間）
行きたい場所もありましたが、18日は長女の負担を考慮して観光の予定などは立てませんでした。
案の定、長女は環境の変化で少し体調を崩したこともあり、小学校のお友達へのお土産を探したり、郵便局で手紙を出したりと、近場でゆっくり過ごすことができました。

19日（土）
11時に台北駅に集合し、台湾美化協会が準備してくださったバスに乗り約1時間半、宜蘭にある国立伝統芸術センターへ到着です。
※日本からは総勢40名弱の参加です。

到着後少しの時間、芸術センター内を観光し、14時から受付開始。開会式と掃除実習、閉会式、交流会まで参加して20時半終了です。
その後バスで台北駅に戻り、到着は21時半頃でした。

20日（日）
この日は台湾のスーパーを見学するツアーを組んでくださっていましたが、私たちは掃除にだけ参加してとんぼ返りです。
9:10台北松山空港発の飛行機（JAL）で羽田へ。
空港が混むとの情報もあったため、かなり余裕をもって6時頃にはホテルからタクシーで空港へ向かい、出発に備えます。
13:20羽田着。長女が行きたがっていた東京駅のキャラクターショップで買い物をして、夕方の新幹線で花巻へ。20時少し前に自宅へ無事到着しました。

長女は、初日に少し体調を崩した以外は思いのほか体力があり、スーツケースを転がしながら弱音も吐かずに最後まで付き合ってくれ、台湾旅行を楽しんでくれたようで何よりです。


そんな初の台湾掃除でしたが、掃除を終えた後、長女が放った言葉は
「もっと掃除をしたかった」
「掃除よりも閉会式や懇親会の方が長いね」
という言葉です。

会場の国立伝統芸術センターは、台湾の芸術や文化を集めた大切な場所ですから、普段から管理が行き届いており、そもそもゴミはほとんど落ちておらず、また、当日は営業中ということも加わり、広い敷地といえども300名以上で掃除をするには手ごたえがありませんでした。

掃除を期待して参加された方々にとっては期待外れだったかもしれませんが、私が何よりも感じたのは、台湾の方々の熱烈な歓迎と、一人ひとりが持っている情熱です。

掃除の「目的」から今回の台湾年次大会を考えると、その場をキレイにすることは「目標」であり「手段」。
目的は、思いやりの心を育み、日常生活で気遣いの行動が増えることで、世の中から心の荒みをなくすことです。

目的がキレイにすることであれば、その場をキレイにして終わりですが、掃除という手段を通して思いやりの心を育むことができれば、日常生活に戻った後もずっと「生き方」という広く長い視点で大いに活きます。

いつも学ばせていただいている素心学では、思いやりとは、人を不快にさせず、安心と喜びを感じていただく（与える）こと、と定義されています。
言葉だけではなかなかその場の雰囲気をお伝えするのは難しいのですが、今回の台湾美化協会の年次大会は、この「思いやり」、特に「喜びを感じていただくこと」が、これでもか、と感じるほど発揮されており、目的である「思いやりの心を育む」場として、この年次大会という場がどれほど貴重な場かを、台湾で初めて実感しました。

私たちが周囲に対してこれほどまでに喜びを感じていただくことができているか、と考えると、全くできていない、と自分に欠けているところに気づかせていただき、翌日からの十河会長ご夫妻をお招きしての講演会に活かされたのはもちろんのこと、私の今後の人生に、大きないい影響があることは間違いありません。
もちろん、会社経営においても。

次は、毎年台湾から掃除研修に来てくださる方々を私たちが出迎える番です。
まだ確定ではありませんが、昨日参加させていただいた日本を美しくする会の執行部会で、9月ころ、山口の鍵山記念館・朴の森へお越しになる予定だと伺いました。

そのときはぜひ参加して、台湾から来てくださる方々にどうやって喜んでいただこうか・・・
これまでは整えられた場にただただ参加するだけでしたが、次は少しでも喜んでいただけるように積極的に取り組もう、と決意しました。

追伸：
5月の連休はカレンダー通り3日（土）～6日（火）でした。
松下幸之助さんが週休二日制にした際、「一日は休養に、一日は教養に」とおっしゃったことを少し意識して、3日（土）4日（日）は1泊2日で山形へ行き、日本を美しくする会の会長、株式会社とみひろの冨田浩志さまのもとで、「掃除と経営」について学ばせていただきました。

当日はなんと、京都・大阪・東京から、私よりもお若い方々が、それも教師の方や経営者ではない方が、自腹でわざわざ参加してくださっていました。
3日夜に懇親会で語り合い、4日は朝4時半から、冨田会長が毎日取り組んでおられる山形駅前の掃除に学ばせていただき、モーニングの後は「掃除と経営」についてご講義をしていただくという、密度の濃い豪華な時間となりました。

株式会社とみひろさまは、養蚕からお着物の縫製・販売等を手掛ける、なんと1578年創業で、あと3年で450年の老舗企業です。
https://tomihiro.co.jp/

そんな長く続く企業が、これほどまで徹底的に掃除に取り組んでいるのには大きな意義を感じます。
冨田会長から学んだことについては、また機会を見つけて共有させていただきますが、その根底にあるのは屋号紋にも表れている「五つの縁（人の縁、地の縁、時の縁、育縁、殖縁）」でした。

私もこのメルマガ等を通して、有難いご縁を大切に、育縁（ご縁を育てる）・殖縁（ご縁をふやす）していければと思います。

本日も、長い文章を最後までお読みいただき、ありがとうございます。

※ご返信は不要ですが、ご返信をいただいた場合、必ず私から心を込めた返信をいたします。
何か心に触れた部分があれば、ぜひご感想をお寄せくださいませ。

※
周囲の方の「末広がり」の幸せを願い、毎日ブログもコツコツ書いております。
こちらも、もしよろしければお読みください。
http://blog.running-partners.com/
本日で2,883日連続更新です。

〒025-0097　岩手県花巻市若葉町2-18-16
税理士事務所ランニングパートナーズ
https://www.running-partners.com/
代表　鈴木　陽介　拝