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○○　○○　さま

※10月28日配信分の内容になります。

いつもお世話になり、ありがとうございます。
税理士事務所ランニングパートナーズ、代表の鈴木陽介です。

本日朝8時に送信したはずが・・・
下書きのままになっておりました。

二十四節気が「霜降」に突入し、冬支度が始まってきました。
七十二候は本日28日から「霎時施（こさめときどきふる）」

その通りで、今朝の花巻はまさに霎（こさめ）がしとしとと静かに降っていました。
季節の移り変わりを肌で感じていると、どんな天気でも生活の節目として前向きに感じられます。

この時期、私の10月20日のカレンダーには「タイヤ交換の予約」と予定が入っています。
まだ雪は降りませんから、ここまで早く準備をする必要は全くなく、その通り数年前までの私は、雪の予報が出てから急いで電話をして・・・という人間でした。

今、早めに予約してタイヤ交換をしていただくのは、車屋さんの繁忙期を避けることで、忙しい時期に少しでも穏やかな気持ちで過ごしていただくためです。

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会ったこともない
目に見えぬ、見知らぬ人にも配慮ができるようにしたい。

目に見えている人にさえ配慮のできない人は、人としての意義がない。
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鍵山秀三郎さんの生き方を参考にさせていただいております。

直近出来事では、24日（金）のしあわせみらい会議は、前回に引き続き「秋の特別講座」として私が通っている茶道のお稽古に、社員にも参加をしていただきました。
社員は初めてですから、お稽古といっても、入れていただいたお茶とお茶菓子をいただく、といったような入口の体験をしながら、おもてなしの心、おもいやりの心を体感し、人としての視野も広げるという意味合いも込めてのものです。

感想を一部ご紹介すると、

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先生のお宅にお邪魔しますと、いたるところにお花が飾られていたり、お茶室では本日のテーマの掛け軸、咲いたばかりの貴重なお花と花器、美しい茶器や美味しいお菓子など、私たちをおもてなしするために、たくさんご準備をしてくださったであろうことが伝わってまいりました。
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などと、いい影響があったと感じ取ることができます。

私は、松下幸之助経営塾がきっかけで、素直な心を茶道を通じて学んでいるですが、それ以上に「人としてどうあるべきか」を、毎回のお稽古で学ばせていただいております。
今回、お茶室に先生が掲げてくださった掛け軸は「常行一直心（つねにいちじきしんをぎょうず）」
常に真っすぐな心（素直な心）で物事を行うことが大切だという意味の禅語で、近頃の自分は素直な心で生きているだろうか・・・と深く考えさせられました。

まったくお点前は成長しておりませんが、人間的成長のためにこれからも続けてまいります。

さて、前置きが長くなりましたがここから本題です。

前回も告知をいたしましたが、今年も年に一度の大切な集い「しあわせみらい発表会」を11月26日（水）に開催します。
（お申し込みフォームはメルマガの最後に記載しますので、ご興味のある方はぜひお申込みいただけますと幸いです）

今回のテーマはずばり「フィロソフィ」です。
お申し込みページにも同じようなことを記載しておりますが、今回のメルマガでもお伝えさせていただきます。

私自身、2016年に開業し、有難いことに第1期から継続して経営計画書を作成、そして、しあわせみらい発表会の前身である経営計画発表会も開催し続けてきました。

開業して3年後、なかなか社員が定着せず悩んでいた2019年、伊那食品工業株式会社の塚越寛最高顧問とのお出逢いで、経営の究極の目的が「社員の幸せ」ただ一点にあることに確信を持つことができました。
それ以来、人を大切にする経営学会の人財塾で学ばせていただいたり、松下幸之助経営塾で学ばせていただいたり、「社員の幸せ」という経営の目的に向かって進んできました。

おかげさまで、歩みは遅くとも順調にいい会社に向かっている実感はありましたが、私自身、何か物足りなさを感じ、会社の成長に対して自信を持てていない部分がありました。

毎年更新し続けてきた経営計画書（経営実践書）も2021年12月期を最後に更新をせず。（ただし、継続して社内で活用をし続けています）

その更新が止まっている間の約5年、粛々と作成に取り組んでいたのが、今年のテーマにもなっている「フィロソフィ」です。

「フィロソフィ（哲学）」と聞くと難しく聞こえますが、「人間として何が正しいか」を根本的な基準とした、人生や仕事の指針となるものをいいます。

私自身、経営実践書に記載した理想像に近づこうと実践する中で悩み苦しみ、経営や人生について深く考える中で、様々な素晴らしい人物や会社にめぐり逢い、学ばせていく中で気づいたのは、本当に素晴らしい人物・会社には、生き方や経営の軸となる「哲学」があるということです。

それも「自分にとって」「わが社にとって」何が大切か、という損得の物差しではなく、「人として」何が大切か、という善悪の普遍的な物差しだったのです。

すぐに真似をしてフィロソフィとして可視化しようと思い、本で学んだり、フィロソフィを活用している会社を訪問させていただいたりを繰り返しました。

その中で、
・人間は何のために生きるのか
・人間として正しい生き方とは何か
・人間はどうやったら幸せになれるのか
・・・

といった根本的な問いに向き合えば向き合うほど、自分自身が実践し、生き方として確信したものでなければ、社員の幸せに役立てることはできない、という思いが強くなります。

そこから、実践を深めること5年。

もちろんたった5年ですから、まだまだ未熟ではありますが、ただの言葉としてのフィロソフィではなく、実践の中から生まれたフィロソフィが、ようやく一つの形になりつつあります。

私が考えるフィロソフィは、
このような考え方を持って人生を歩めば、社員にとっては、一人ひとりの人生がおのずとより幸せに向かうもの、会社にとっては、かかわる方々が幸せを実感できるいい会社に向かっていく、というものです。

会社に集う一人ひとりが素晴らしい人生を歩んでいくために、そして、人生の大切な時間を過ごす会社が、いつまでも素晴らしい状態であり続けるために、このフィロソフィを実践し続けていくことが何よりも大切であると考えています。

それはもちろん、作っただけでも、学んだだけでも意味がなく、実行してこそ意味がある具体的な行動規範。
先に書いたように、フィロソフィの根本にあるのは、「人間にとって何が善で何が悪なのか」という善悪の基準であって、「自分にとって、自社にとって損か得か」という損得の基準では決してありません。

経営の目的は社員が少しでも幸せな人生を送れるようにし、その幸せを通して社会に貢献すること。
利益も永続もそのための手段にすぎません。

この軸に沿うなら、損得ではなく善悪で物事を考えて判断を下すのが当たり前です。

損得ではなく善悪で判断する社風ができると、考え方や行動にもブレがなくなり、周囲の人に心から感謝されるようになりますから、社員は幸せになります。

社員の末広がりの幸福を実現するための羅針盤となる大切なフィロソフィを、今回のしあわせみらい発表会でお披露目し、なぜ人生・経営にフィロソフィが必要かについて共有します。（現在フィロソフィ手帳を作成中ですので、皆様にも共有できると思います）

また、基調講演においても、人としてどうあるべきかに基づいたフィロソフィを確立され、素晴らしい経営を実現しておられる、株式会社ATホールディングスの堀切勇真社長にお話をしていただきます。

ぜひご一緒に、経営や人生にとって何よりも大切な「フィロソフィ（哲学）」について深めていただければ幸いです。

日程は
11月26日（水）13：00～16：30
会場は岩手県北上市にある「さくらホール（小ホール）」になります。

社員が主役のしあわせみらい発表会ということもあり、通常の講演会と異なり、定員を20名とさせていただきます。（経営者・幹部・社員、どの立場の方でもご参加できます）

年の瀬に近づき、お忙しい時期かとは思いますが、ご希望の方はぜひお早めにお申し込みいただければと思います。

お申し込みはこちらから
↓
https://www.running-partners.com/plan2026/


いつもながらの長い文章に最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

今日からの日々も、皆様が周囲の方々と共に、思いやりと感謝を示し合い、良好な人間関係のもとで、末広がりの幸せを実感できる日々を過ごせますように。

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このメルマガは、実際にお逢いしてご縁を深めていただいた方の末広がりの「幸」を願い、私の近況報告も兼ねて「八」の付く日（八日、十八日、二十八日）にお送りしております。

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鈴木　陽介　拝