このメルマガの説明はありません。

○○　○○　さま

いつもお世話になり、ありがとうございます。
税理士事務所ランニングパートナーズ、代表の鈴木陽介です。

前回、メルマガの冒頭で、二十四節氣・白露の末候である「玄鳥去（つばめさる）」について書きましたが、間違っておりましたので訂正します。

9月7日から二十四節氣の「白露」が始まり、七十二候は、

7日から11日が初候の「草露白（くさのつゆしろし）」
12日から17日が次候の「鶺鴒鳴（せきれいなく）」
本日18日から22日が末候の「玄鳥去（つばめさる）」

になります。

来週、23日からは「秋分」。
彼岸の中日である秋分の日に食べるのはズバリ、前回のメルマガでお伝えした、秋保温泉にあるさいちの「おはぎ」がすぐに思い浮かびます。
せっかくご縁が深まりましたので、年間のうちでさいちが最も混む日がどれほどなのか、調査に行ってこようかとも考えています。

お茶のお稽古にたまに参加させていただくようになって、日本の季節や伝統行事について少し興味がわいてきました。
まだまだ知識不足ではありますので、引き続き教養を深めてまいります。


さて、この10日間も新しい出来事が多くありました。

先週は日本講演新聞の水谷もりひと編集長のご講演に参加させていただいたり、

※日本講演新聞は、心が前向きに、そして、あたたかく穏やかになれることだけが載っている唯一無二の新聞で、私たちも社員全員で読み、朝礼などで活用をしています。是非、無料の試読だけでもいかがでしょうか。
https://nikko-shinbun.jp/

岩手掃除に学ぶ会として第1回花巻街頭清掃を開催したり。
新たな一歩を踏み出すことができ、ここから継続へとさらに身が引き締まります。

今週は月曜日に移動して昨日まで、2泊3日で2か月に1度開催の素心学塾参加のため福岡へ行きました。
http://www.ikedabusiness.co.jp/kenshu/sosingaku.htm

素心学塾は私が現在、定期的に学ばせていただいている唯一の塾で、生きる上で大切なことを教えていただいています。
今回もおかげさまで、現地でのスケジュールが充実しています。

【初日】
夕方福岡空港に到着し、博多掃除に学ぶ会代表世話人の冨吉袈裟右衛門さんと夕食をご一緒させていただきました。その後もお時間をいただき、袈裟右衛門さんの人生についていろいろと伺ってきました。
夜、小倉に移動していつものスーパーホテル（日本でいちばん大切にしたい会社大賞受賞企業）に宿泊。

【2日目】
午前午後とオンラインで日本を美しくする会のミーティング＆中間決算の報告も兼ねた本部世話人会に参加。
夕方から素心学塾を一緒に受講している北九州の同志・加藤太一さんとご一緒に直方市の素心学研修所に移動して素心学塾に参加。

【3日目】
朝から素心学塾の正講師でもある中川基次さんがお迎えに来てくださり、同じく正講師である芳野健さんが経営されている大人気パン屋「木輪」様へ。
道中、そして美味しいパンをいただきながら貴重なお話をたくさん聞かせていただきました。その後、有難いことに福岡空港まで送っていただき、12時20分発の飛行機で、無事に花巻へ戻ってきました。


さて、今回のテーマは素心学塾でも幸福の最も大切な要素としてあげている、「人間関係能力」について、身近な出来事から振り返ってみました。

私の小さな体験で申し訳ありませんが、案外こういった日常の中に幸せはあるように感じます。
※すべて昨日あった出来事です。

まずは朝。いつも宿泊させていただいているスーパーホテルにて。

昨日の朝食は木輪様でパンをいただくためホテルでは食べませんでした。チェックアウト手続きも不要のため、何もせずにホテルを後にします。
ホテルを出ようとしたところ、いつもあたたかく声をかけてくださる副支配人のS様が朝食会場にいらっしゃるのが見えたため、挨拶をしてホテルを出ようとしました。
するとS様が駆け寄ってきてくださり
「鈴木さん、少し待っていただけますか」
とバックヤードに入っていきました。

帰ってきたS様の手には立派なカボスが。。。

「お逢いできてよかったです～。地元の友人が送ってくれたので是非食べてください」
と、なんとも嬉しいお福分けをいただきました。
その後10分ほど、いろいろと深い身の上話をすることができました。


次は帰りの福岡から花巻への飛行機内での出来事です。

定期的な福岡への旅ですが、JAL（J-AIR）の福岡～花巻便の運行が10月26日からFDAに代わることが決まっており、私が次に利用するのが11月のため、今回が私にとってのJ-AIRでの福岡便ラストフライトになります。

行きと帰りを合わせると1年ちょっとで30回ほど乗った通い慣れた道。さらにフィロソフィについても多くを学ばせていただいたこともあり、いろいろとお世話になったことを噛みしめながら客室乗務員の方とも少しお話をさせていただきました。

その中で、帰りの便でお話をさせていただいたO様とのエピソードです。

実は出発前、搭乗口付近の待合場所でふと顔を上げた瞬間にステキな場面に立ち会うことができました。
客室乗務員の方は、搭乗口から入る際と出る際、私たち乗客がいるフロアを向いて必ずお辞儀をします。
その中でひと際目を引いたのがO様。
しっかりと搭乗を待っている私たちに目を向け、微笑みながらキレイなお辞儀をされたのです。

機内の業務が少し落ち着いたタイミングで、そのことについてお伝えすると、

「そんなところまで見てくださっているなんて。。。見ている人は見ているんだな、と嬉しくなりました。。。」

と目に涙をためながらお話をしてくださり、
「実は客室を担当してまだ半年なんです」とも教えてくださいました。

こんなにも喜んでいただけるのであれば、勇気を出してお伝えしてよかったなと感じた出来事でした。


最後は花巻に戻ってからの出来事です。

夕方からは歯の治療のため予約していた歯医者へいきました。
治療が終わり会計を待っていると、スタッフの方の制服が変わっていることに気がつきました。

会計をしながら「制服変わりました？」とお聞きすると、一週間前に変わったとのこと。
「気づいて声をかけてくださったのは鈴木さんが初めてですよ」と、大変喜んでくださり、受付にいたお二人と制服のこだわりポイントやみんなで選んでなかなか決まらず大変だったことなど、いろいろと話がはずみました。


ホテルの方も、飛行機の客室乗務員の方も、歯医者の受付の方も・・・
何も気にしないで生活をしていると、サービスをする側と受ける側という、ご縁の薄いままで終わってしまうのがほとんどかもしれません。

ただ、人生において「良好な人間関係」は幸せを実感する要素として最も大きな部分を占めている大切なものです。

その人間関係において気をつけなければならないのは、「人間関係は悪くなるようにできている」ということです。

このことについて、池田繁美先生の著書で、私の座右の書である「素直な心に花が咲く」にわかりやすく説明されていますので、抜粋して引用します。
https://amzn.asia/d/dtJfPPb

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「人間関係」を簡単に考えている人が案外多いのではないでしょうか。
親子、夫婦、兄弟、親類、友人、同僚、上司、部下、先輩、後輩、先生、生徒、すべての人と人とのあいだには共通の原理があります。
それは、もともと「人間関係というものは悪くなるようにできている」ということです。
人間は、本能的に自分を守ろうとする性質を持っています。そして、他よりも自分を優先させたいと思い、自我を強く働かせる傾向があります。すると、それぞれの自我がぶつかりあい、対立し、両者の関係は悪化します。
このように人と人の関係は、安易に考えて何も手を打たなければ、悪くなっていく一方なのです。
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良好な人間関係とは、すでにそこにあるものではなく、自分でつくりあげていくもの。そのことを忘れないようにしなければなりません。
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ほうっておけば、ぶつかりあってしまう自我と自我です。だからと言って、私たちはひとりで生きていけるものではありません。その衝突をふせぎ、よい人間関係を築くためには、相手に「不快さを与えない、さらには安心と喜びを与える」言動が必要です。
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人間関係を良好に保つむずかしさと重要性、そしてその「能力を養い、高める」必要があることをいま一度考えたいものです。
"


自分も相手も、日を重ねるごとにどんどん肥大化していく自我の中で、ほうっておけば悪くなる一方の人間関係を良好に保つための能力を養い、高める努力を常にしているでしょうか？？

また、今回事例として挙げたような外での人間関係も大切ですが、最も大切なのは、一番わがままが出やすい最も身近な人との人間関係です。
プライベートであればもちろん家族、社内であれば一緒に働いてくださっている方々です。

外に向けての顔だけがいい人間ではなく、外でも内でも変わらない、むしろ内のほうが良好な人間関係を築けている人間を目指し、「人間関係は悪くなるようにできている」という大前提のもと、努力を重ねていこうと、改めて決意した昨日の出来事でした。

ちなみに、昨年の5月15日から毎朝書いている妻への感謝のはがきは、今朝で492日目となりました。
これも、私が最もわがままが出やすい相手である妻と良好な人間関係を築くために続けている大きな努力の一つです。


いつも読んでくださっている方はもう慣れたとは思いますが・・・
短めにしようと思っていても、文章力もないためいつの間にか長くなってしまいました。
まとまりのない長い文章に最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
本日も皆様が周囲の方々と共に、思いやりと感謝を示し合い、良好な人間関係の下で末広がりの幸せを実感できる日々を過ごせますように。

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このメルマガは、実際にお逢いしてご縁を深めていただいた方の末広がりの「幸」を願い、私の近況報告も兼ねて「八」の付く日にお送りしております。

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鈴木　陽介　拝