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産業カウンセラー試験対策
中山アカデミー教材購入者専用 通信
2025.04.20
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○○さん

中山です。
産業カウンセリングの基礎とも言えるカウンセリング諸理論の分野
からの出題でした。

○○さんの理解度はどうでしたか？
この時期は、正解率は半分以下ぐらいです。

正解率が低くてめげることはありません。
覚えていないことを覚えていくことこそ大事です。


それでは、本日の演習問題の解答解説です。


＜＜カウンセリングの諸理論＞＞

11.エリスの認知理論では、より表層に現れる「自動思考」
より深層に現れる「スキーマ」、スキーマあから自動思考を
生じささる「推論の誤り」の3つの認知レベルを想定している。

（解説）×
エリスではなく、ベック
P190


12.認知行動療法の代表的な技法として、セルフモニタリング・
エクスポージャー法・行動活性化療法・SST・認知再構成法・
問題解決療法などがある。

（解説）〇
P192


13.第3世代の認知行動療法として注目されている概念に「セルフ
・コンパッション」がある。ネフによると、セルフ・コンパッションが
低い人はうつ状態になりにくく、人生への満足度も高いことが
研究によって明らかにされている。

（解説）×
セルフ・コンパッションが低い人ではなく、高い人
P194

14.人間性心理学とは、人間の統合性や創造性、自己実現といった
高次の機能や肯定的な側面を重視する心理学の潮流を指す。

（解説）〇
P196


15.来談者中心療法における人間観は「生命体は一つの基本的な傾向と力を
持っている－それは、体験のただ中にある生命体自信を実現し、維持し、
増進することである」とマズローは表現した。

（解説）×
マズローではなくロジャーズ。
P197


16.ロジャーズのパーソナリティ変化の必要十分条件は6個ある。

（解説）〇
P199


17.来談者中心療法におけるカウンセリングで生じる変化の過程は
7つの要因から構成され、体験過程スケールと呼ばれた。

（解説）〇
P205


18.ゴードンはカウンセリングの中で生じる革新的な動きを
フォーカシング、体験過程、特にその中で感じられる意味
（フェルトセンス）への焦点づけとして定型化した。


（解説）×
ゴードンではなく、ジェンドリン
P205


19.統合失調症や発達障害などの障害のためにコミュニケーションを
とることが難しいクライエントとの間に心理的接触を築く方法として
プラゥティはプリセラピーを開発した。

（解説）〇
P207


20.交流分析理論の主な要素は、自我状態の分析・交流の分析・
ゲームの分析3つである。

（解説）×
3つに加えて、人生脚本の分析がある。
P211


21.交流分析における「相補的な交流」とは、交流の相手が期待
した自我状態で反応し、自分の当初の自我状態で返ってくる
やりとりである。

（解説）〇
P213


22.エリック・バーンによって創始されたゲシュタルト療法では、
断片的で不完全な生き方をより統合的で全体的な生き方へと変容
させるために、「いま、ここ」での体験への覚醒を通して、
自分自身を取り戻すことを目指す。


（解説）×
エリック・バーンではなく、パールズ。
P215


23.図と地は、ゲシュタルト療法の概念であり、「ルビンの盃」
によって証明される。ここで、横顔が見えるときは、それが図
であり、盃の部分が背景、つまり地である。

（解説）〇
P216


24.家族療法の重要な理論にベイトソンのダブルバインド理論
（二重拘束説）がある。ダブルバンドとは、二者関係において
一方がもう一方に、言語的なメッセージとそれに相反するような
非言語的メッセージを同時に送ることである。

（解説）〇
P219


25.家族療法の理論の中にジェノグラム（家系図）を使うものがある。
ジェノグラムは様々な描き方があるが、一般的には男性は□、女性は
〇で表しIPは点線で表す。


（解説）×
IPは二重線で表す。
P221


26.ブリーフセラピーの理論には、問題焦点型アプローチ(SFAモデル）と
解決焦点型アプローチ(MRIモデル）がある。


（解説）×
問題焦点型アプローチはMRIモデル、解決焦点型アプローチはSFAモデル。
P222


27.解決焦点型アプローチの質問技法として、問題に圧倒されている
クライエントに対して、どのようにこれまで対処してきたかを問う
コーピングクエスチョンがある。

（解説）〇
P224


28.箱庭療法は、当初、子供のための心理療法として、砂箱とミニチュアで
自分たちの世界を表現させる技法であった。その後、適応範囲を成人にまで
広げた。

（解説）〇
P226


29.MMSM法はA4の紙にサインペンとクレパスを用いて風景を描く方法である。

（解説）×
MMSM法ではなく、風景構成法。
MMSM法とは、セラピストとクライエントの間で、一方がスクリブル（なぐり描き）
をし、他方がこれに何かを発見し、クレヨンで彩色することを交互に
何回かくりかえり、絵を題材に物語を作る方法である。


30.グループアプローチであるＴグループは、レヴィンらが行った研修後の
振返りミーティングにおいて、参加者の率直な話し合いがなされ、それが
各自の気づきを促進したことが発端となって開発された。


（解説）〇
P229



今回の出題は、第10章（P190～)と第11章（P211～P231）から出題しました。


本日と同じ出題範囲は、試験問題集（新しい問題集）では
問題37の261から問題44の317までが範囲となります。


今回の20問を復習すると共に、上記の試験問題集の範囲にも
取り組んでみてください。


次回は第11章の続きと、新しくテキストに取り上げられた第17章
コミュニティ心理学の基本から出題します。


明日20時より、2025年1月向け産業カウンセラー試験対策説明会を
開催します。実技試験出願者の受験票の書き方を含め、学科試験を
残り2か月でどのように進めていくかの話をしますので、是非、
ご参加ください。
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※お申込いただくと、後日録画配信がありますので明日のご都合が
悪い方もお申込ください。




お疲れ様でした！
今日これからも良い一日をお過ごしください！


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