「あいだの力学」の月刊メールマガジンです。 毎月11日に発行されます。

　　　　　「あいだの力学」の気になる間の話
　　　　　　----------------------------　　2020/09/11

皆さま、こんにちは！

朝夕に秋の風を感じる今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか？

猛暑と長雨と台風で、なかなか野菜の高値が続いています。

野菜が好きなわたし(わきひろゆき)にとって、暑い時期の楽しみである、
冷やしたトマトやキュウリが食べられないのは、とても残念なことなの
ですが…

そのときどきで、「手に入りやすい」野菜を選んで食べた結果、
普段なら、あまり口にしないような野菜をたべていることに気づき
ました。

中でも、食べてみると「意外にイケる！」と思ったのがケールです。
「うーん、マズイ！」で有名な青汁の材料になっているケールも、
近ごろは品種改良が進み、苦みも「ちょっとほろ苦」のオトナの
味ぐらいになっているんです！

ホント、食べてみないとわからないものなんだなあ…と、
改めて感じました。

------------------------------------------------------------

【今月の気になる間の話】

●「わたし」と「音楽」のあいだがら

幼稚園ぐらいのころのこと。
親父が弾くギターにあわせて、歌を歌っていた記憶がある。

まわりがどうだったかとか、どうしてそうなったとかは、
覚えていないけれども、歌を歌って「楽しかった」という
感覚は、確かに残っている。

その「楽しかった」歌は、小学生になると「音楽」という訳が
分からない授業になった。そのときのわたし(和氣ひろゆき)に
とって、特に訳がわからなかったのは、

　「これ1のおと～」
　「これ2のおと～」
　「これは～？」

というもの。

　「これ1のおと～」→なんで1なの？
　「これ2のおと～」→なんで2なの？2って、なーに？
　「これは～？」 　→???3でもあげておこうかな???

　「ちが～う!なんで3なの‼」→???せんせい、なんで怒っているの???

今なら、それが音感の授業であることはわかるのだけれども、
そのときのわたしには、何をすれば良いかわからず、音感の
授業はいつも混乱していたように思う。

こんなこともあった。

　先生　：「はい、では、『あわせて』。サン、ハイ！」
　わたし：「あ～」
　みんな：「あ～」
　先生　：「はい、ソコ！はやい！」…と、わたしの方を指す

　先生　：「サン、ハイ！」
　わたし：「あ～」
　みんな：「あ～」
　先生　：「なんど言ったらわかるの!!!」…と、わたしをにらむ

そのときの『あわせる』の言葉の意味が、音程を合わせることでは
なく、タイミングやリズムを合わせることだ…というのがわかった
のは、ず～っと後のこと。中学生になってからだ。

まあともかく、自分にとっての「音楽」の時間は、いつも先生に
怒られる時間で、ちっとも楽しくなかった。

当然通知表の成績も悪く…いやだったなあ。親に見せるのが。

そんなことが重なったからか、だんだんと音楽がキライになって
しまった。特に「歌」が大嫌い※1で、高校生になると、当時
流行っていた「シブがき隊」（古～(笑)）の歌を聴くことさえ、
苦痛に感じるようになってしまっていた。ホントに。


自分と音楽の関係が変わったのは、それから30年ぐらい後のこと。

すでに40代。コーチングを学び初めたことがきっかけとなって、
わたしは、とあるボディーワークのリトリート研修※2に参加する
ことになったのだ。

研修の中で、音楽に合わせて体を動かす／踊る※3というワークを
していたときのこと。はじめは意識で体を動かしていたのだけれども、
ワークでだんだんと疲れて、カラダの動かし方に気が回らなくなって
きたぐらいから、だんだんと心地よく感じてきたのだ。クタクタに
なっているにも関わらず。

どうやらわたしは、いつのまにか、音楽と先生の反応とを、音楽と
周りの人たちの反応とを、結び付けてしまい、いつも周りの反応や
視線を気にしながら音楽を聴いていたようだ。

そういうのを全部取っ払って、純粋に自分が楽しければ「いいじゃん！」
…とそう思った瞬間に、「すーっ」と何かが落ちた。


それから10年。音感もリズム感もイマイチで、相変わらず楽器を演奏する
ことはできないし、歌もうまくは歌えないけれども、

音楽に合わせて「下手っぴダンス」を踊ることは、
10年経った今でも「楽しい」。

ぼくの下手っぴダンスで、嫁さんや周りの人たちが笑ってくれたら、
「楽しい」に、「うれしい」が上乗せされる感じがある。

そういう、純粋さと楽しさ。これからも大事にしていきたい。


（ひろゆき）

※1:　音楽を聴くにしても「インスツルメンタル」ばかり聴くように。
　　　そんな極端な偏りは、社会人になってもしばらく続きました。

※2:　宿泊形式のワークショップ研修

※3:　音楽療法的に近いもの


【今月のトピックス】

●あいだの力学の和氣ひろゆき／より子が、カウンセリングの自主勉強会
　である「木曜会」に登場しました～！

Zoom上での開催でしたが、ぼくたちのコ・リードの雰囲気が出せたようで、
とても楽しい時間となりました。
参加して下さった皆様、ありがとうございます♪またお会いしましょう！


●和氣ひろゆき／和氣よりこ）が、来月(9月)開催される
　「コーチング体験会inひろしま」にコーチとして参加しました～！

こちらもZoom上での開催となりましたが、コーチも、参加される方々も、
ぞれぞれ日本全国から集まってくださり、とても意義深い会となりました。

主催のコーチングコミュニティひろしまの皆さま、
また、来年もよろしくお願いしま～す♪


【あいだの力学に対するリクエスト募集！】

わたしたち、「あいだの力学」に対して、「あれやって欲しい！」とか、
「こういうのは無いかな？」とか、アイデアやリクエストがあれば、
ぜひぜひ遠慮なくわたしたちに伝えて‡くださいませ。

‡　このメルマガへの返信、もしくはホームページの「お問い合わせ」で
　　連絡して頂ければ、わたしたちに伝わります。
　→ http://www.aidano-rikigaku.jp/

よろしくお願いしますね♪

------------------------------------------------------------

これからもわたしたち「あいだの力学」に対する応援、
よろしくお願い申します。