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◆ プリミス企画お役立ちTips ◆
（Vol.109）
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○○さん

おはようございます！
(株)プリミス 白神です。


今回のテーマは

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

チームを成功に導くには？

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

です。

少し宣伝っぽくなってしまうのですが…。

私は、新規事業開発や商品開発の
プロジェクトチームを伴走支援しながら
もう一つの活動として
コーチングスクールの講師もしています。

今コーチング業界でホットな話題ー
それが
チームをコーチングで支援する
「チームコーチング」
です。


コーチングは個人が目標達成するためのアプローチとして発展してきましたが、
このチームコーチングはチームが目標を達成するためにとても有効なアプローチです。

私はもともとプロジェクトチーム支援のためにコーチングを学びました。
チーム支援の活動をしている私にとって
チームコーチングのアプローチはその基盤になっています。

今私が所属している銀座コーチングスクールでは
チームコーチング講座の立ち上げにも携わり
1月にパイロット講座が終了しました。

今回はその講座の中でお伝えした
チームを成功に導くためのモデルのひとつを
ご紹介しようと思います。


“ダニエル・キムの組織の成功循環モデル"

企業の組織やプロジェクトチームは
「与えられたタスクに対してどのように目標達成するか」
のみに視点がいくことがほとんどだと思います。

実際に私自身もそうでした。

これに対し
MIT元教授のダニエル・キム氏が提唱したモデルが
"組織の成功循環モデル"
です。

組織やチームの活動のサイクルには
グッドサイクル
バッドサイクル
の2種類が定義づけられています。


まず、バッドサイクルとは

(1) 結果の質：成果が上がらない
(2) 関係の質：対立、押しつけ
(3) 思考の質：失敗回避、受け身
(4) 行動の質：自分最適、消極的
(5) 結果の質：さらに結果がでない、悪循環

結果だけを追い求めると
どうしてもミッションに対して
このような悪循環に陥ってしまうことがよくあります。

皆さんも経験があるのではないでしょうか？

これに対してグッドサイクルは

(1) 関係性の質：対話、尊重
(2) 思考の質：アイデア、気づき
(3) 行動の質：チャレンジ、助け合い
(4) 結果の質：成果を実感、共有
(5) 関係性の質：信頼関係の醸成


サイクルの最初と最後に"関係性の質"を
置いているところに注目して下さい。

結果や行動を意識する前に
組織やチームの関係性を意識し
質を向上させることが大切であると提唱しています。

たしかに私自身も
成功したプロジェクトを振り返ってみると
苦労を共にしたチームとは
よい関係性が築けていたなと感じています。


特にVUCAの時代といわれる昨今、
先が見えない、正解が分からないタスクを
遂行していくためには
組織、チームの関係性が重要なのです。

一見遠回りにも見えますが
まず結果や行動を意識する前に
チームの関係性を意識する。

すると結果的に近道だったり
トラブルや苦労をチームで乗り越えていけるようになると思います。

皆さんの組織やチームはいかがでしょうか？

関係性の質をあまり意識したことがない場合は
チーム力、組織力、メンバーの関係性の質を意識してみると
良い方向に向かっていくと思います。

そのためにはしっかりコミュニケーションをとり
お互いの価値観やタイプを認めあうことです。

ぜひ意識してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。