障害年金業務研修会のメールマガジンのバックナンバーです

みなさん、こんにちは。村崎です。
障害年金業務に取り組む社労士のなかで、障
がいのある人の成年後見の支援に取り組む仲
間が増えています。

7月13日開催予定のZoomDE自主勉強会「障が
いのある人の自立と尊厳を守るために～成年
後見活動の実際と課題」は、成年後見の支援
に関心のある仲間たちに、ぜひ参加してほし
いオンライン勉強会です。

=================================
【魅力1】実践に裏打ちされた2人の実践者か
ら学ぶ
=================================

障がいのある人を相手とした成年後見活動
は、高齢者の場合と比べて後見期間が長期に
及び、医療・介護だけではなく、多様なニー
ズへの対応が求められます。

今回は、障がいのある人の成年後見活動に取
り組む弁護士と社労士の2人の実践者が講師
を務めて、事例もまじえて、障がいのある人
の成年後見の支援の現状と課題についてお話
しします。

一人は弁護士の東奈央さんです。大阪弁護士
会所属で、成年後見制度に精通した高齢者・
障害者総合相談センター副委員長として、こ
れまで約20人の知的・精神障害のある人の成
年後見人・保佐人を担当されています。

東さんは、成年後見について「知的障害や精
神障害のある人には、契約や財産管理のため
の支援は必要です。しかし、成年後見制度は
権利侵害だと批判されることも少なくありま
せん」として、成年後見活動の現状と課題に
ついて、事例をまじえて報告します。

もう一人は、岡山県の開業社労士の田中紀之
さんです。障害年金業務に取り組む一方、現
在は軽度知的障害の方（40歳代）の補助人と
して身上監護を担当しています。田中さんに
は、ずばり、「障害年金社労士としての経験
が成年後見業務で役に立つのか、成年後見の
経験が障害年金請求支援にどう活かせるか」
というテーマでお話しいただきます。

=================================
【魅力2】講師と参加者で考え合う「障害年
金業務と成年後見活動」の相乗効果
=================================

今回は、各講義の後に、30分程度の質疑応
答・意見交換の時間を設けました。講師と当
日参加する仲間のみなさんがじっくりと話し
合うことで、講義内容の理解を深めるととも
に、「障害年金業務と成年後見活動の相乗効
果」について考え合います。

2人の実践者の講義と、その後の意見交換と
いう今回の勉強会に、すでに申し込んでいる
仲間からは、こんな期待の声が寄せられてい
ます。

★「障害のある方に対する成年後見制度の仕
組みや、実際の運用状況について知りたいで
す」（東京都・開業）
★「現在、5人の方の後見人等をしていま
す。講師の方々が被後見人等とどのように関
わっているのか、学ばせていただきます」
（埼玉県・開業）
★「障害のある子の親亡き後について、成年
後見制度は一つの解だと考えています。批判
的な意見も聞きますが、実情についてきちん
と学びたいです」（岡山県・未登録有資格
者）
★「被成年後見人は、家族を含め周りとの関
係が希薄な場合があるのでどのようにして病
歴就労状況申立書を作成したらよいか」（埼
玉県・開業）

=================================
勉強会の概要と申し込み方法
=================================
◎日時：7月13日（日）13:30～17:00
◎開催方法：Zoomミーティング
◎参加費：4,000円（税込）
◎参加方法：当日参加又は後日動画視聴
◎申し込み締め切り：7月6日（日）
◎詳細確認・申し込み：下記URLの申し込み
サイトから↓
https://e-ve.event-form.jp/event/101051/2yyGuOx7V39z

2人の実践者の経験と知見とともに、参加者
同士の意見交換から、障害年金社労士として
の新たな活動分野として、成年後見の活動新
たな気づきと学びを得る貴重な機会です。障
がいのある人の「自立と尊厳」を守るため
に、一緒に考えませんか。

～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
今号はここまでとなります。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。