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【お詫び】メルマガ修正メール
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大変失礼を致しました。

新研修プログラム
「JOBコーチ研修」→「OJTコーチ研修」



『仕事ができないのは誰のせい？』
2021.10.15第30回

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○○様

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『仕事ができないのは誰のせい？』』

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Ａさん：「先生、社員Ｃのことで相談があります」
私：「はい、どうしましたか？」

Ａさん：「実は何度同じ説明をしても、ちっともできるようにならないんです。この仕事に本気になれないようで、どうしたらいいですかね。普通、〇〇と言われたら自分でやりますよね。Ｃさんは似たような仕事経験もあるんですよ。私もこの仕事に就いた時は、分からないなりに自分で調べて取り組んだものです」
私：「素晴らしいですね」

Ａさん：「私はね、これまでに・・・と説明をしているんです」
私：「Ｃさんが出来ない理由は、Ａさんの今の説明の中にありますよ。何度言っても理解ができないというのは、Ａさんの伝え方が悪いということです。Ｃさんには、Ａさんの説明が理解できないということです。伝え方を変えないと。Ａさんは、説明した後にＣさんに理解ができたか質問をしていますか？」

Ａさん：「いや、特に質問もないまま仕事を続けています」
私：「では、指導後の確認はしていますか？そのままＢ課長に報告させていませんか？Ｂ課長からも注意を受けていませんか？」

Ｂ課長：「あー今も、持ってきた資料はAさんの指導が全く反映されていなかったから私からも伝えたよ。やる気がないのかな」
私：「注意だけされて、具体的な指導がないままに一方的に言われてばかりでは、自信をなくしている可能性がありますね」

Ｂ課長：「あーそれは考えられるな。異動してきた最初の仕事もクレーム対応から任せたしなぁ」
私：「Ａさん、指導は説明だけでおわらせるのではなく、Ｃさんの理解を確認し、最終的に『これでいい』という確証の上で提出するように導かないと、自信が持てないまま現状の継続になります。自信が持てないとやる気にもならないですよね」
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ある組織での中途採用の社員に対する指導者とその上司、私の３人の会話です。
この会話には指導の在り方の問題点だけでなく、もう1つ管理者が陥りがちな問題が発生しています。

「何度説明しても、できるようにならない」を
「この仕事に本気になれない」と・・・

「指導が反映されていない」を
「やる気がない」と・・・

こう言い換えることは管理監督職としてタブーです。
このような言い換えを同義反復（トートロジー）といいます。

この解釈では問題の根本解決にはなりません。
トートロジーが起こるのは、
問題解決の糸口を相手の「内面」から答えを見出そうとしているからです。

“やる気になれば理解できる“
ということには決して繋がりません。

管理監督職に必要なのは理解を促すように指導の在り方そのものを見直すこと。
質問しやすい関係性を築くこと。
そのあるべき姿を忘れないことです。

私たちおもてなし経営クリエイションアカデミーでは、
相手の理解を促し行動に反映できるよう具体的な指導の進め方をご案内しています。

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