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『人を育てるということ』
2022.04.01第41回

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○○様

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『人を育てるということ』

4月です。今年も新年度が始まりました。
東京は日曜に桜も満開を迎え、全国的にも次々と咲き誇っており、新入社員研修にお伺いする先々で見かける桜に心が踊ります。

この時期になると、自分はどのような新人だったかと当時を思い出しながら、

通勤時に見かける新入社員の皆様を微笑ましく眺めてしまいます。

ところで皆さんは、挨拶ができることとできないこと、気になるのはどちらですか？

前回のメルマガでも話しましたが、人は他人のできていないところに目が向きます。
みなさんにとっても「当たり前」が出来ていないと気になることでしょう。

挨拶に限らず、こちらが当たり前と思うことできていない新入社員は、能力が低いのでしょうか？
採用に問題があったのでしょうか？

心理学では「できない理由」を２つとしています。

１つは、知らないこと。
２つ目は、慣れていないこと。

相手が悪気を持って行っていることであれば、それは問題です。
しかし、悪気がない場合は「知らないこと」とし、指導することが必要です。

例え知っていたとしても、まだ不慣れで、タイミングよく行動に反映できないということもあるでしょう。
その場合には、慣れるまで繰り返し経験を重ねる事も必要です。
繰り返し行う事で、理解が行動に行動が習慣になります。

「今年の新人はできないな」と瞬間的にマイナスの評価を下す前に、「知らないこと」として愛情を持って指導をしてみましょう。
こちらが愛情を持って行う指導には、きっと応えてくれることでしょう。

指導を吸収する力は期待に応えようとする素直さの心です。
新入社員の皆さんが抱く夢や希望を応援するように・・・、
人の持つ成長しようという素直さの心に働きかけるように・・・、
一人ひとりに期待という愛情を持って育てたいものです。

学びたい、成長したいという思いは育てたくても育ちがたいからです。
意欲が空回りしている新人もいるかもしれません。
表現方法が下手な新人もいることでしょう。
「こんなこともできないのか」というような、直感的なマイナス評価は、学習意欲を低下させます。

前向きな意欲や姿勢を大いに褒めて成長を期待しましょう。
指導のやり甲斐がありますね！と、意欲を良い方向に導いてあげる事が指導です。
指導の腕の見せ時です！

さあ、私たちも今月は新人研修を中心に活動します。
これから出逢う新人の皆様と社会へのスタートを歩める喜びに感謝しています。

新人を迎える皆さん、指導に携わる皆さん
一緒に頑張りましょう！

おもてなし経営クリエイション・アカデミーでは、
新人研修のフォロー研修も承っています。
特にレジリエンスを鍛えるトレーニングを主としています。
▼お問い合わせはこちらのホームページへ
https://www.omotenashikeiei.co.jp/

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