コードで演奏するときに大事なこと「コード演奏よもやま話」No.9
こんばんは!
オールジャンルピアノインストラクターのしばはらです^^
ご無沙汰しています!
実は昨日、わがピアノ教室の大きなイベントがありました。
しばらくそちらの準備等に手をとられしかも何年かぶりに風邪を引きまして
引きこもっていた次第でございます(^^;
これから冬本番!みなさんもお身体ご自愛くださいね☆
さて、久しぶりのメルマガは「コードで演奏するときに大事なこと」です!
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コード演奏とは
楽譜の上に書かれているコードネームのアルファベットを見ながら弾くこと
ですよね。
そうすると、演奏しながら、次のコードを考えて、音を思い出し、
どういう形で弾けばスムーズに聞こえるかを考えながら。。。
あーペダル!!踏みかえるんだった!!忘れてた。。。
脳の中はいろんな情報がごっちゃごっちゃ混乱している状態です(笑)
こんなにたくさんのことを一度に処理しないといけないの?!
そうなんですねー。
一度にたくさんのことをしないといけません。
楽器がボケ防止になると言われるのはこういうところなのでしょうね。
あと、ピアノを弾くと子供は知能が高くなるといわれています。
これも同時にたくさんの情報を処理する能力が必要とされるからだと思われます。
でも、です。
実は一番大事なのはそこじゃない!
結局は「演奏」なので、ジャンルが何であろうと
どんな音を出すか
どんな表情をつけるか
何を伝えるか
の方が絶対に大事なわけです。
たとえば。
弾き語りのときに、メインは歌なのだから、ピアノは適当にジャンジャンやっておけばいい。
・・・はずがありませんよね(笑)
イントロでその曲の世界観を作り、聴いてくれている人の心をつかむ。
伴奏でしっかり強弱をつけることで、曲の盛り上がり、盛り下がりをつける。
リズムをしっかり刻んでビートを出す。
ソロ演奏なら、ムードや抑揚がとっても大切です。
どんなにかっこいい音を取り入れて、複雑なコードにしたところで、
こういった「演奏技術」がなければまったく感動しません。
難しいこと弾いてはるんやねー。って言われて終わり。
そんな演奏つまらないですよね!
実際、楽譜があればとってもきれいに弾けるのに、コード演奏になった途端に
演奏がチープになる人がたくさんいます。
ただ鳴らしてるだけ。。もったいない。
でもでも、さっき書いてたじゃないですか!
「一気に処理しないといけない情報が山のようにある」って!!
そうなんです。
でも、「一気に処理する」のではありません。
コードチェンジにあわせて手を動かすのは、実は訓練(練習)によって機械的に覚えることが可能です。
何度も何度も練習することで、クセのように手は勝手に動いてくれるようになります。
まずはそこまで、手が勝手に動くまで練習して覚えさせないといけません。
演奏技術に気を配るのはその後です。
要は「余裕がないとできない」ということなんですね。
次の音を必死こいて探して楽譜を追いかけているようでは、いい演奏はできないのです。
ピアノは猫でも弾ける楽器だといわれます。
押せば鳴るし、誰が弾いても音程が狂わない。いつも「ド」は「ド」です。
だけど、だからって押すだけだと、ボタン押しやパソコンの文字入力と
変わらないことになってしまいます。機械みたい。
人が演奏する意味ないですよねぇ。そんな演奏だったら打ち込みで十分。
楽器ですから、どんなジャンルを弾こうと、楽器としての音の出し方に
気をつけないと、いい演奏はできませんよ☆
私は昔、ジャズのセッションに行ったときに、先輩ぶって上から物を言ってくるおっさんたちに
「ジャズは音色なんかどうでもいい。クラシック上がりのやつはすぐそうやって『きれいな音で弾きたい』とか言うけど、そんなの自己満足で人は興味ない。みんなが興味があるのは『どんな音を入れて、どんなフレーズを弾いてくるのか』なのだから、そっちの技術を磨くべきだ」
と言われて、相当落ち込みました。
そういうそのおっさんも、自分のこだわりのベース持って来てたんですよね。
もう一人はドラムの人でしたが好きなシンバル持ってきてた。
いやいや、あんたら音色に思いっきりこだわっとるがな!笑
まあそういう人もいるのかもしれないけど、私は、そして少なくともうちの教室に来てくれる生徒さんについては、
音の選び方はもちろん、弾き方、音の出し方についてもこだわってもらいたいと思っています。
だって楽器なんだもん。
そう思われませんか??
質問などもありましたらどんどんお送りくださいね☆
それでは次回をお楽しみに☆
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