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※このメールは、ライディングマニュアル
“ツーリングで一目置かれるライディングテクニック習得法”
ご購入のお客様にお送りさせて頂いております。
“迷惑メールでは決してありません”のでご安心ください。※

Vol.231

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○○さん


ツーリングライダーズのタシロです。

バイクライフを楽しんでいますか？




九州方面のメンバーの方に朗報です！


ついに、1dayレッスン会が

九州で開催できることになりました！！


来る4月14日（日）に熊本県菊池市某自動車学校コースを拝借し、

念願の九州開催1dayレッスン会を開催することで調整中です。


少し開催までお時間がありますが、

今からスケジュールにチェックしていてくださいね。



昨年の九州ツーリングでは15名中7名もの方が

九州外から集まっていただきましたので、

もちろん、本州、四国からの参加も大歓迎です。



前日には会場付近での前夜祭も考えていますので、

ツーリングがてら参加されてみてはいかがでしょう！


後日詳細をお知らせしますので、

楽しみにしていてくださいね。






■３次元ライディングの身体の使い方とは？


セルフステアリングによりステアリングが

曲がる方向に切れていく際には、

肩のラインをハンドルラインに平行にします。


この場合、上体をステアリングの回転に合わせて、

腰から上の上体を回転させていくのが、

自然でスムーズな身体の使い方となります。


そして、上体の回転に追従するように

下半身を回転させることで、

曲がる方向への自然な体重（荷重）移動と車体の倒しこみ、

そしてニーグリップが同時に実現できます。



では、その際の身体の使い方を少々補足説明していきましょう。


まず、常に並行であるべきハンドルと肩のラインと

両腕で結ぶ四角形（長方形）を仮想します。


コーナリングの際には、

曲がる方向に切れていくステアリングに合わせ、

ハンドルラインは回転していきます。


この時、先ほどの四角形を保ったままだと、

つまりハンドルと上体（肩）の距離を保ったままだと、

上体が残ったリーンアウトのフォームになってしまいます。


代わりに上体を曲がる方向（内側）に入れて、

体重移動を行ったフォームを取りながら、

回転していくハンドルラインに

肩ラインを平行に合わせ上体を追従させていくと、

このハンドルと肩のラインの距離は縮まり、

つまり上体が前傾姿勢を強めることで

四角形は平行四辺形のように潰れていくのです。


一方もう一つ重要なのは、

セルフステアリングとともにバンクしていく車体に合わせ、

ハンドルラインも水平から傾いていくということ。

そして、これに合わせる肩ラインも

水平な路面に対し傾いていくことになります。


この肩のラインが水平のままですと、

いわゆる上体が残ったリーンアウトのフォームになります。

コーナリングの際には、肩の左右の高さ、

または左右のヒジの高さについて、

内側が外側より低くなっているのを確認し、

フォームのチェックポイントとしてください。



まとめますと、セルフステアリングによる

ハンドルラインの回転に肩のラインを平行に合わせ回転させ、

ハンドルと肩のラインと両腕で作る四角形を

前傾姿勢を強めながら平行四辺形に潰していきます。


さらに、車体のバンクとともに

路面に対して傾いていくハンドルラインに合わせ、

上体すなわち肩ラインを傾けていくのです。


これがまさに上体を三次元に使ったライディングであり、

バイクが車と違って三次元的な操作を要するということなのです。



今回、実際にタシロが８の字走行を撮影した

動画映像をご紹介させていきます。


比較的に大きくゆるやかなターンを行っているため、

フォームのチェックのお役にたつことと思います。


http://www.youtube.com/watch?v=4irn_i4qc94



ご覧いただくと、ハンドルラインと平行に

肩ラインが三次元に回転、追従しているのが

良くおわかりになると思います。


そして、左右の肩、ヒジの高さが、

コーナリング中のバイクのバンクに合わせて

変化し傾いているのがわかります。


また、ハンドルと肩ラインと両腕の四角形が平行四辺形に潰れ、

上体が前傾を強めハンドルと肩の距離が縮まっています。



さらに、１分２０秒すぎからは、

あえてリーンアウトのフォームを取っていますが、

ハンドルと肩ラインが平行にならず、

距離も一定距離を保ってしまい

上体が残ったフォームになってしまっています。


先ほども申した通り、

このフォームを無意識に取られているライダーは

とても多いのです。



それからもうひとつ、

映像を通じてコーナリングフォームだけでなく、

リズムを感じていただけると幸いです。

何度も何度もご覧いただくことで、

一定のリズムが身に付くイメージトレーニングになるはずです。



今回は三次元ライディングを深堀りしてみましたが、

ぜひ参考にされてみてください。






■ブレーキング技術向上のススメ


恐怖心はリミッターの役割をしてくれます。

ですから、恐怖心を否定しないでください。

恐怖心は、決して精神力で克服することはできないのです。



総じて、恐怖感の克服に、

速度を持って克服しようとするライダーが多すぎます。


結果、技術で対応できず、怖い思いや痛い思いをし、

余計恐怖感や悪いイメージだけが残るという悪循環に陥るのです。

それは、大なり小なりライダーなら経験のあることですよね。

速く走ろうとすることで生じる恐怖心は、

速く走ることでも克服できないのです。



恐怖心は、正しい知識と技術を持って克服するべきです。

恐怖感なくかつ上手に速く走るというのは、

技術の裏打ちがなければならないのです。


逆に速度を落とす、減速する技術を持って克服するのです。

つまり、止まれる技術と自信なくしては、

アクセルを開ける、速く走ることはできないというわけです。


速い速度からでも

いつでも安全に減速できる技術と自信があるからこそ、

恐怖感なく速いペースでライディングすることができるのです。


思いのまま止まれ、減速できれば、

自然とマージンを持った中で

速く走れるようになっているでしょう。



ですから、安全に速く走りたいのであれば、

徹底的にブレーキング技術を磨いてください。


別に特別な練習をしなくても、

日頃のライディングの中で練習を行えば、

相当数の練習ができます。


日頃のライディングの中で信号停止毎に急制動の練習を行い、

短距離で安定して減速する技術を身につけてください。

停止線のような目標物を設定し、

そこでしっかり停止できるようにします。

その時の速度、路面状況、道路の傾斜によって、

制動距離は変わってきますので、

色々な環境下でも目標地点で停止できるように

この練習を繰り返してください。





“上手くなりたきゃ、ツーリングライダーズに行こう！”





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