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○○さん、タシロです!【ブレーキの各種機能について】

2013年07月20日

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※このメールは、ライディングマニュアル
“ツーリングで一目置かれるライディングテクニック習得法”
ご購入のお客様にお送りさせて頂いております。
“迷惑メールでは決してありません”のでご安心ください。※

Vol.255

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○○さん


ツーリングライダーズのタシロです。

バイクライフを楽しんでいますか?




さあ夏本番、学校も終業式を迎え、

夏休みモードに入りましたね!


お勤めのメンバー各位も、

もうひと踏ん張りで夏休みに入るのでしょうか?




さて、TRは現在、信州に来ています。。。


そう、夏の2大イベントの一つ、

信州ミーティング“TRSM2013”に来ています。


そして明日は、標高2000mのパノラマライン、

ビーナスラインツーリングです!


酷暑が続く日本列島の中で、

数少ない、オアシススポット!


ライダーの憧れ、夏のビーナスラインを

30台以上で隊列を組み、堪能してまいります!


きっと、下山が嫌になるんでしょうが、

ひと時の清涼を楽しんでまいります!



それでは、これから大宴会に突入しま~す!






■ブレーキの各種機能について


ツーリングライダーズでは、車体を安定させる

リアブレーキの重要性を説いています。


しかし、それはリアブレーキを

制動目的の主で使うということではありません。



まず、フロントブレーキとリヤブレーキの機能について、

もう一度思い出してみましょう。


フロントブレーキの機能は主に制動力に優れていることであり、

効果的に短距離で減速できるのが大きな特徴です。


ですから、ライディング全般において、

安全に効果的に減速を行うのであれば、

積極的にフロントブレーキを使っていただきたいのです。


なぜなら、思い通りに短時間、短距離で減速できないことには、

ライディングで安全を確保できないことでもあり、

ゆえにアクセルを開けてのバイクらしい加速、

機動性を使えないことになるからです。



一方、リヤブレーキには、いくつかの機能があります。

一つ目はフロント同様、制動機能がありますが、

フロントブレーキに比べ能力は強くないので、

減速の際には、あくまでフロントブレーキを主に使い、

リヤブレーキは補助的に使います。


ですから、緊急の時以外に

リヤブレーキだけに頼るライディング方法は、

安全が確保できできずお勧めできないだけでなく、

また能力の低いリヤブレーキを酷使するため、

車体に負荷をかけてしまう原因になります。



さて、それ以外のリヤブレーキの機能を紹介すると、

車体安定機能があります。

これは減速時の制動目的とは違います。


リヤブレーキを使う際に車体後部が沈み込む

バイク特有の原理を使って、

リヤサスペンションを意図的に縮ませ、

サスペンションに積極的に仕事をさせることで

タイヤグリップを高める方法です。


この機能の使い方はリヤブレーキを

制動時のように強く使うのではなく、

車体の安定を引き出したい低速コーナリングでは、

必要に応じリアブレーキを引きずるように使うことで、

車体の安定感やタイヤの路面グリップを

格段に上げることができるのです。


その反対に、コーナリング時にクラッチを切って走ると、

車体がふらつきタイヤグリップ感がなくなるのを、

体感されたことがある方も多いでしょう。


荒れた路面、滑りやすい路面、路面の縦溝や雨の日のコーナリングで、

時折リヤブレーキを引きずるように使うと、

驚くほど車体が安定し、

安心して走れることを体感できますので、

試していただきたいと思います。



もう一つのリヤブレーキの機能は、

トラクション(駆動力)制御機能です。


これはエンジンの駆動力を意図的にリヤブレーキで抑えることで、

アクセルと同様に速度を調整することができます。


低速走行時(低速ギア使用時)にアクセル開閉操作を行うと、

非常に反応が激しく、デリケートな操作が要求されます。

それに比べ、アクセルをやや開けて駆動力を一定に保ち、

リヤブレーキの操作することで、

とても簡単に速度の微調整が可能となります。


これはヘアピンコーナーや、Uターン、

街中の発進直後の右左折や渋滞時の極低速走行などに幅広く使えます。

覚えておいて損はない技術です。



どれも、DVDにその練習方法を紹介していますので、

今一度その機能を頭に整理して、

積極的に前後ブレーキを使いこなしてください。






■メールサポートQ&A


今回はメンバーさんから頂戴した、

コーナリングに関するメールサポートを紹介します。


一般的に、“タイヤの端まで使う”ことは、

本当に価値あることなの?


コーナリングで、路面が近づくのが怖い・・・。


などの質問にお答えしています!




(以下、メールサポートのQ&Aです。)


> 走った後タイヤを見ると、他の人のタイヤは
>
> 端から1センチくらいまで使ってあるのに、
>
> 自分のはぜんぜん使えておらず新品状態です。。。
>
> 自分も同じペースで走ってるのですが、
>
> ぜんぜん乗れてないという事ですよね・・・?


まずお聞きしたいのは、

なぜタイヤの端までそんなに使いたいのですか?

タイヤの端まで使う目的で

コーナリングしているわけではないですよね?


タイヤの端を使うということは、

それだけバンク角が深くなり、

転倒リスクに近づくということです。

そこを、よく理解してください。


まして、仲間の方と同じペースで走りながら、

タイヤにまだマージンを持った状態のライディングの方が

私は高く評価しますし、リスクに対するマージンをもった、

次元の高いライディングをしているという自負をもっていいのです。



タイヤの端を使うことは目的ではなく手段です。

コーナリングスピードをさらに上げるために、

仕方なしにリスクを背負って走るというわけです。


ですから、ご自身でマージンが確保できないと判断した時点で、

それ以上コーナリングスピードを上げることはやめ、

ライン取りとブレーキングを組み合わせた

総合的なコーナリングの時間を短縮する方法を考えるのです。


それが、安全でかつ速い、大人のライディングなのです。


ハンドルはフリーになってるとおっしゃっている通り、

恐らく貴殿のコーナリングはバンク角に頼らず、

ステアリング切れ角(セルフステアリング)で曲がっているので、

車体を傾けなくてもそこそこの速度でコーナリングしているのでしょう。




> コーナーを曲がってる最中に地面が近づく事と、
>
> 途中で段差などでフロントが跳ねるような挙動を示したときに、
>
> このまま転倒してしまうんじゃないか!
>
> というような不安が常に頭をよぎります。


コーナリングで地面が近づくというのは、

しっかり上体から体重移動している証拠です。


つまり上体が主導での荷重移動=頭が低くなる

ということであります。


私は個人的に、バイクのセルフステアリングを引き出し、

旋回性を高めようとする、特に低速旋回時には、

意識的に頭を低くし、旋回方向に向かわせるようにします。


感覚的には、かなり路面に頭部が近づくのを

感じています。


逆に身体が残るとリーンアウトになり、

バイクが先に地面に近づきますから。



つまり、路面が近づいているのなら

正しいリーンウィズが

できている証拠ではないでしょうか。

自信をもってライディングしてください。



また、ハンドルへ無駄な力、体重を加えずに、

しっかり後輪に荷重し、一輪車感覚で

ライディングができているのなら、

簡単には転びませんよ。


ニーグリップを強化し、人車一体感を高め、

ステアリングに力を加えなければ、

バイクが勝手にバランスし、補正してくれます。


バイクを信じ、パニクらず、

落ち着いて走り抜けてください。





“上手くなりたきゃ、ツーリングライダーズに行こう!”






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最後までお読みいただきありがとうございました。


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