あの記事を読んでいなかった。 登録前の記事も読んでみたい。 そんな方のために・・・。

今日もがんばる浪人生とその母へ・・・


夢は叶えるためにあるもの。
無理なら新しい夢を作ればいい

--- 水谷隼（卓球・日本代表）




☆ 今日のポイント
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＊今の時点での「最高難度」を第一志望に
＊高い目標があれば努力する
＊目標はあとで調整可能
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◎本メールマガジンは、
浪人生のいる生活を2度も経験した母である
コーチング・オフィスSmile-bloomの原林慧子が、

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　□　浪人生へのサポートに悩む
　□　自分のメンタルを整えたい
　□　子育て終了・子離れに向かいたい
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というあなたに役立つ情報と方法を
お伝えしてまいります！

じっくり読むのも、かるく読み飛ばすのも、ご自由にどうぞ！

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○○ 様


「浪人生の母・応援団長＆サポートコーチ」の慧子です。


なかなか梅雨があけないようです。
北海道は例年なら夏休みが始まったばかりで
一年でもっとも暑くなる時期なのですが
今日は涼しく、朝は肌寒いくらいでした。


さて、メルマガ読者のNさんから
メールをいただきました。


『いつも楽しく読ませていただいています。

娘は今年、地元の国立大学を受験。
本人も厳しいとは思っていたようで、
ある意味予定どおり、浪人しました。
今は予備校の国立文系クラスに在籍しています。

浪人してまで頑張るのだから、来年は今回と
同じ大学を受けるのはイヤだ。もっと上を
目指したい！と言っています。

しかし、現実には志望校が決まっていません。
模試のときは、毎回適当にいろいろな大学名を
探し出して書いているようです。

将来は英語をつかう仕事につきたいという
非常にふわっとしたイメージを持っています。

本人は家から出て一人暮らしをするのも
いいなぁと考えているらしく、親としては
本人が行きたいならそれもありかと思います。

首都圏の私立だと、学費のほかに生活費も
かなり覚悟しなければなりませんが、
そこは合格してから考ようと、あえて
目を背けています。

現実には家から通える地元国立だと
いちばんの親孝行なのですが（笑）』



Nさん、ありがとうございます。
お嬢様は前向きなチャレンジャーですね。

浪人生だからといって、
志望校がハッキリ決まっていないこともあります。


受験科目をどう組み合わせると効率がよいとか
受験校の幅が広がるか というのは予備校や
インターネットの情報にお任せしますが
まだ志望校が定まらないのであれば

「受験可能なもっとも難易度の高い大学を
暫定第一志望とする」のはいかがでしょう。


理由は２つ。
１．目標が高ければ、それに見合った努力をする
２．目標が高ければ、後で下げればよい


人間、「ここまでがんばろう」と思えば
それなりの努力をします。
でも、「このくらいでいいや」と思えば
どんなに意識を高くもっても「それなりの」
努力しかできません。

例えとして適切かどうかわかりませんが・・・

幼稚園や保育園の運動会の「かけっこ」では
先生たちがゴールテープから少し離れた
後方で「こっちだよ〜」と声をかけます。

子どもは先生を見て走っているので、
ゴールテープギリギリで待っていると
もうここらへんでいいか、とゴールの手前で減速し始める。

ゴールを駆け抜けるまで全力で走れるよう、
待つ位置を工夫するらしいです。


そして、目標って
状況をみて調整することも可能です。

受験などその最たるもので、現実には
合格できるところを選んで下げていく と
いうことになります。

浪人生の場合は
「来春は確実に大学生に！」が
大きな目標ですからなおのこと。

決められないなら「高いところ」を目指す。
そうでなければ最大限の伸びが期待できないのではないか？
これが私の仮説であり、経験からも言えることです。


志望校は「あそこまでがんばるぞ」
という目印です。

目的は合格じゃなくて、大学で好きな
勉強をすること。

結果的に進む大学がどこであろうと、
自分の実力を出し切って合格できた！と
思えれば、それは人生における
素晴らしい成功体験ではないでしょうか。


うちの長女はこの方式でいきました。

当時、薬剤師志望の彼女にとって
国立で かつ入学時から
「薬学部薬学科（6年制）」と決まっている
最難関は「京都大学」でした（おお〜！京大！！）。

【注：京都大学は現在は学部単位の募集で、
入学後に薬学科と薬科学科に振り分けられます。】


ところが京都大学では二次試験に国語が課されます。
「今さら国語の二次対策はイヤだ」
そこで、あっさりと 京大は除外！

残る多くの大学から、
予備校が出す偏差値を見比べて
最上位のところを「暫定第一志望」としました。


あまりにぐずぐず、ぐだぐだと
行きつ戻りつしていて決められないので、
（そういう性格です）
私が「とりあえずここにしたら？」と
提案してしまったのです。

その「暫定第一志望」が本人にとって
プレッシャーになったり
まったく考えられなかったりする場合は
微調整が必要だとは思います。

しかし娘の場合、本人は その高すぎる目標が
気に入ったようでした！

「難関大を目指す自分」に
ちょっとプライドがくすぐられたのかもしれません。

お盆に会った親族に「どこを受けるの？」
と聞かれると 堂々と「〇〇大！」と答えていました。

ありがたいことに、予備校って「否定」はしません。
模試でＥ判定ばかりでも
「あきらめずにガンバレ」
と指導してくださいまいした。


本気になるために、わざわざ８月の暑い時期に
オープンキャンパスにも行きましたよ！
かなり無謀ではありましたが・・・。

たかがオープンキャンパスなのに、娘は
緊張で前日の夕食が喉を通らない。

当日は引きずるようにして連れて行きました。

学部の説明会のほかに模擬授業も経験して
戻ってきた娘は「楽しかった〜」と満面の笑み。
すっかり その気になりました。

私も一緒になって、そのあたりで一人暮らしを
するとしたら・・・とシミュレーションしてみたり。


それが功を奏したものか、頑張りの甲斐あって
12月のセンタープレでＡ判定がつき、
「よし！」となったのですが
それはサンタさんからのご褒美プレゼントにすぎなかったのか

センター試験本番では今ひとつ・・・。


本人は「がんばればなんとかなるかも」
「チャレンジしようかな・・・」と
少しこだわりがあったようですが
それも一瞬。

とにかく春には確実に大学生になりたい。
好きなことを勉強するんだ！
という気持が勝ったようです。

結果的に「暫定第一志望」をやめて
各予備校の予想からＡ判定がついた
別な大学を選びました。

娘はプレッシャーに弱いタイプらしく
とにかく試験本番に何か失敗してくる子。

二次試験でチャレンジの要素が少なく、
安心して受けられるところだったからこそ
持てる力を出せたと思っています。
（ここは、その子の性格にもよりますね）

「暫定とはいえ、第一志望を諦めて
後悔とか引っ掛かることとか
少しはあったのかなぁ」なんていう
私の考えはまったく杞憂に過ぎませんでした。

本人は何のこだわりもなく、
楽しく充実した学生生活を送ったようです。


高い目標を掲げて励んだ勉強が
ムダになることはありません。
たとえ、受験に不要な科目であっても
学んだことは何かの形で身につきます。

浪人生活は、いやでも自分を追い込むことに
なるのですから、
この状況を活かして自分を奮い立たせ
貴重な一年を過ごすのは意味のあること。

そんな充実した夏を送られることを
願ってやみません。


☆ 今日のポイント
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＊今の時点での「最高難度」を第一志望に
＊高い目標があれば努力する
＊目標はあとで調整可能
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【卒母・慧子の近況】
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大学3年生の次男イチロー（一浪）。

春休み、ボーッとしているうちに
緊急事態宣言が出て、大学から帰省禁止のお達し。

そのまま大学へ行けなくなり
部活もなく、バイトもほぼなくなりました。

さらに、オンライン授業の負荷に
耐えきれなくなったのかパソコンが故障。

大学生協の保証の範囲を超えたようで
高額な修理費が必要になり
困窮生活に陥っていたようです。

何も言ってこないので気づきませんでしたが
仕送り時に通帳を見たら、６月分の
電気代は引き落としできなかったようです！
危なく電気を止められるところでした。

夏休みはどうするのか聞いてみると
早々と帰省の日程を知らせてきました。
いつもは「とにかく早く東京に戻りたい」
と数日の滞在ですが、今回は長い！

それも、飛行機を予約した後で
「もう1日いたい・・・」と言ってきたのでびっくり。

大学生のSTAY HOME生活は私たちの
想像以上に厳しいもので
里心がついたのかもしれません。

このまま感染拡大すると、また緊急事態となり
帰省できなくなるかもしれません。
なんとかこのあたりで食い止めてほしいと
祈るような気持です！！

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最後までお読み下さり、ありがとうございます！
今日も○○ ○○ さん親子を応援しています！


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