あの記事を読んでいなかった。 登録前の記事も読んでみたい。 そんな方のために・・・。

今日もがんばる浪人生とその母へ・・・


人生はキミ自身が決意し、貫くしかないんだよ。

--- 岡本太郎



☆ 今日のポイント
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＊ 子どもは親の期待を感じている
＊ 本音をしっかり受け止めて
＊ 本人の考え抜いた決定は尊重する
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◎本メールマガジンは、
浪人生のいる生活を2度も経験した母である
コーチング・オフィスSmile-bloomの原林慧子が、

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　□　浪人生へのサポートに悩む
　□　自分のメンタルを整えたい
　□　子育て終了・子離れに向かいたい
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というあなたに役立つ情報と方法を
お伝えしてまいります！

じっくり読むのも、かるく読み飛ばすのも、ご自由にどうぞ！

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○○ 様


「浪人生の母・応援団長＆サポートコーチ」の慧子です。


台風10号、日本からは離れつつあるようですが
九州や中国地方のみなさまどうぞお気をつけて！

予備校も休校になっているところがありますね。
出かけずにすむものなら家にいましょう！



さて、もしお子さんが ある日突然
「志望校を変える。全く違う学部にする。」
と言い出したらどう対応しますか？


とりあえず止める？
説得する？
あきらめる？


先日 久しぶりに会社員時代の後輩と
話す機会がありました。

彼女はご主人と高校3年生の息子さんとの
３人暮らし。

ご主人は内科のクリニックを開業しているドクターで
息子さんは小さい頃から周りの人たちに
「お父さんの後を継ぐんでしょ？」と
言われて育ったそうです。

素直でおっとりと物静かな好青年です。


医学部進学を強く進めたわけではないものの
ご夫婦ともに、できることならクリニックを
継いでほしいという気持はあったそうです。


小さい頃は「ママ、ママ」と何でも話してくれる
可愛い子だった・・・とはいえ、今や高校生男子。
ほとんど自分のことを話さないそうで、
将来や進路についても昨年までは
「わからない」「決まらない」と繰り返すのみ。


困り果てた彼女は　「とりあえず理系にしたら？」
「薬学部志望で成績が伸びたら医学部っていう道もあるよね？」
とさりげなくハッパをかけてきたそうです。

１年前に会ったときには
「何を考えているのか・・・とにかく全く
やる気とかモチベーションというものが感じられなくて。」
と言っていました。



ところが先日三者面談があり、
そこで衝撃の展開が！

先生と母の前で、息子さんが初めて
「僕は哲学を勉強したいと思っていて・・・。」と。

彼女の頭の中には「理系の進路」しかなく
（彼女自身も理系学部出身）、文系のことは
まったくわからない状態。

これ、いったいどういうこと・・・？　と
一瞬頭が真っ白に。


それでも彼女は
「あなたの好きなようにしなさい。
お母さんは哲学のことは全然わからないから
全部あなたに任せるわ。」
と、やっとのことで言ったそうです。


子どもは 親の期待をどこかで感じているもの。
だから「自分にとって医学部はちょっと違う」
という思いを伝えるタイミングについて
ずっと悩んでいたのではないかと想像します。

「ああ、今日もまた言えなかった」
と思う時もあったでしょう。

でも勇気を出して自分の気持ちを言ったところ
お母さんは反対したり怒ったりすることなく、
「あなたの好きなようにしなさい」と
言ってくれたのです。

きっと心が軽くなって、小さな達成感も感じられたことでしょう。

それ以来、息子さんはとても明るくなり、
口数もふえたそうです。


子どもにとって、自分で決めて言葉にしたことを
尊重してもらえるほど嬉しいことはありません。


思えば３年前の今頃、我が家の次男イチローも
高く掲げた志望校を変更する(＝あきらめる)
と言い出しました。


私にも夫にもひと言の相談もなく
自分で考え、予備校の先生と話し合って
決めたようです。
（イチローは予備校の担任の先生に絶対的な
信頼を置いていました！）


少しばかり残念な気持ちはあったものの
反対はせず、イチローには
「自分で決めたようにすればいいよ」
と伝えました。


宣言したことで逆に責任感が芽生えたのでしょうか。
受験科目が減って、多少ラクになったにもかかわらず、
イチローは手を抜くことなく最後の最後まで
自分のできる限りの努力をしていました。


彼は高校受験のときも、同じように志望校を変更しました。
絶対無理だよ、と言われる状態から努力して
目指していた高校に手が届きそうだったのに
何を思ったか（たぶん野球をするため）志望変更。

変更したからといって安心していられるわけでもないのに
すっかり気が抜け、模試の成績はダダ下がり。

不合格も覚悟しましたが、最後は首の皮一枚で滑り込みました。

そんな高校受験だっただけに、浪人生活で
最後まで手を抜かなかったのは
イチローがもっとも成長した点だと思いましたし、
それを嬉しく感じたものです。



ところで先述の彼女（私の後輩）は
昨年から買い始めたワンちゃんのお世話が大変だったり、
長年続けてきた趣味の教室を始めたりと、
忙しくて息子さんに100%の関心を向けられないのだとか。

結果的に今は「消極的放置状態」だということです。


しかし、息子さんにとっても彼女にとっても
おそらく これはよいことでしょう。

息子さんは目標が定まり、
親への気兼ねなく受験に集中できる。

彼女は必要以上に心配したり手を出したりする
余裕がないので自然と適度な距離感で見守ることができる。

来春の朗報を待ちたいと思います！


ここから先、頑張っている浪人生の中にも
志望変更の動きが出てくるかもしれません。

決めるのも、それに向かう努力をするのも
すべて本人。
決断には勇気と自己責任が伴います。

それを尊重し、見守るのもまた親の仕事ですね。


大学入学共通テスト、受験案内の配布が始まりました。
いよいよです！

今月もがんばっていきましょう！！

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☆ 今日のポイント
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＊子どもは親の期待を感じている
＊本音をしっかり受け止めて
＊本人の考え抜いた決定は尊重する

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【卒母・慧子の近況】
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我が家の愛犬、先週の金曜日が誕生日。
12歳になりました！
小型犬なので、人間でいうと64歳くらいだそうです。

私の年齢をとうに超えております・・・。

元気ですが、昔のように高くジャンプしないし
おもちゃで遊ぶこともなくなりました。
持病があって数種類の薬が欠かせません。

思えば、この子が我が家に来た頃は
長女が高校生、長男が6年生、次男が4年生。
私も「お母さん真っ最中！」の時期でした。

末っ子の次男は犬をとてもかわいがり
毎晩ベッドに連れていって添い寝していました。
本人はお兄ちゃん気分だったようですが
犬は彼を弟だと思っていたようです。

今でも次男が帰省すると、大喜びでお出迎え。
犬は人と見つめ合うことで体内に
オキシトシン（幸せホルモン）が出る唯一の動物、という説に納得です。

また、長女の声がLINE通話などで聞こえると
必ず遠吠えが始まります。
犬の遠吠えは狼の性質の名残で
「自分の居場所を知らせる」とか「コミュニケーションしている」のだとか。

「おねえちゃん、どこにいるの？僕はここだよ！」と叫んでいるようで
なんだか泣けてきます。

誕生日には、犬用の小さなケーキにろうそくを立ててお祝いしました。
まだまだ元気でいてほしいものです・・・。


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最後までお読み下さり、ありがとうございます！
今日も○○ ○○ さん親子を応援しています！


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