あの記事を読んでいなかった。 登録前の記事も読んでみたい。 そんな方のために・・・。

今日もがんばる浪人生とその母へ・・・


成功への道が完結することはありえない。
成功とは、到達すべき目的地ではなく、
前進し続けるプロセスなのだ。

--- アンソニー・ロビンズ（米国の自己啓発書作家）



☆ 今日のポイント
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＊「情報提供」と「考えを助ける質問」を
＊「どうする？」は最後に
＊ 否定せずに耳を傾けて
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◎本メールマガジンは、
自らも二人の浪人生と過ごした母である
コーチング・オフィスSmile-bloomの慧子が、
浪人生と母をサポートするために

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　□　浪人生へのサポートに悩む
　□　自分のメンタルを整えたい
　□　子育て終了・子離れに向かいたい
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というあなたに役立つ情報と方法を
お伝えしてまいります！

じっくり読むのも、かるく読み飛ばすのも、ご自由にどうぞ！

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「浪人生の母・応援団長＆サポートコーチ」の慧子です。

日本全国、秋晴れですね！
私の住む札幌は紅葉シーズン真っ盛り・・・を過ぎ
落ち葉散り敷く季節になってきました。

ついに灯油ストーブも稼働です！



さて、前回
「答えは子ども自身が持っている」
と書きました。

受験に向かう中で、さまざまなことが起こる。
その一つ一つをどう捉え、どう向き合うか？
答えは子どもの中に必ずある、と。

その答えが出てくることを信じて
応援するのが親の仕事。

しかし、何もできずにただ見ているのも
辛いものですよね。


そこで・・・
浪人生たちが この状況の中で
「自分で考え、結論を出す」ために
親にできるサポートがあります。


それは「情報提供」と「考えを助ける質問」。

情報提供とは
「指導」や「アドバイス」や「誘導」ではなく
○○さんが持っている知識や情報、経験を伝えることです。

こういうことがあるよ。
こんな考え方もあるよ。
こんな話を聞いたよ（サイトを見たよ）。
お母さんにはこんな経験があるよ。
　
というふうに。

提供した情報を受け取るかどうかは
お子さんに委ねてください。

受け取らなかったとしても、
怒ったりがっかりしたりしないこと。

それもまた、子どもの中にある答えです。


考えを助ける質問 とは
思考の幅を拡げたり深めたり、
別な視点を持たせたりする
そんな質問です。


この質問には順番があります。

１．現状を把握し、分析する質問

　（１）今の状況をどう捉えている？
　（２）どんな事実があったから、そう思うの？
　（３）原因は何だと考えている？

現状を冷静に振り返って、考えを整理するのを助けます。

気をつけたいのは（２）です。
よくあるパターンが
「もうダメだ！」「もう間に合わない・・・」。
これを言われて、母もカッとなったりオロオロしたり。

これ、事実じゃなくて 本人の解釈や評価です。

「偏差値が〇だったから、もうダメ」
→　偏差値が〇だった＝事実
　　もうダメ＝解釈・評価
ですよね。

浪人生の感情に引きずられることなく
どれが事実でどれが解釈や評価なのかを
見極めましょう。

そして、本人がそこに気づけるよう
質問を重ね、指摘してあげましょう。

「もうダメ」は置いておいて、
まずは事実だけを見ること！
そして分析することです。



２．目標をハッキリさせる質問

　（１）ほんとうはどうだったらよかったの？
　（２）具体的に何がどうなればいいのかな？
　（３）そもそも、どうして そこが大事なの？
　（４）何を大切に、何にこだわって取り組みたい？

目の前の目標と、その先にある大きな目標が見えてきます。
どうして？はその目標をたてる目的を、
何を大切に？は本人の価値観を明らかにする質問です。

価値観は、「受験をとおして得たいもの」
と言い換えることもできるでしょう。
諦めない心だったり、
人と比べずに目の前に集中することだったり。



３．具体的な行動を見つける質問

　（１）いつまでに、何をどうする？
　　（３ヶ月後には、１ヶ月後には、1週間後には・・・）
　（２）行動するときに役立つもの、助けてくれるもの（人）は？
　（３）最初に何から始める？

現状と目標の間にあるギャップを埋める行動を探します。
はるか先の目標だと、何をどうすればよいのか
途方に暮れてしまうので、
3ヶ月後までに・・・から始めて
「最初に何をするか＝最初の一歩」を決められるように
目標を細かくしていきます。



気をつけてほしいことが、もう一つ。

１と２はどちらを先に質問してもいいですが
３は必ず最後にしてください！

ありがちなのが、模試の成績などを見ながら
「どうするの？」から始まる会話。
これは、３の質問から始めています。

実は、いきなり３の質問を投げかけると
答えが出ないことが多いんです。

いま自分が、どの海のどのあたりに浮いているのかも
どこに目的の島があるのかもわからないまま
「どっちに行く？」と聞かれているようなものだから。


責めたり急かしたりするのではなく
否定せずに耳を傾けながら、
自分の持つ答えが見えてくるよう
耳と手を貸してあげてください。



「考えを助ける質問」は私たち大人も
自問自答するかたちで使うことができます。
（セルフコーチングといいます）

考えを整理したいとき、アイディアを出したいときなど、
よかったら試してみてくださいね。



☆ 今日のポイント ☆
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＊「情報提供」と「考えを助ける質問」を
＊「どうする？」は最後に
＊ 否定せずに耳を傾けて
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【卒母・慧子の近況】
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2週間前のこと。
我が家の犬が散歩から戻った直後
ばったり倒れて身体の力が抜けたようになりました。

しかも、よだれが出て横たわったまま失禁。

急いで病院へ運びながら
散歩に同行した夫の話を聞くと、
公園で何か食べていたようだと。

落ちているものを拾い食いすることはないのですが
草を食べてしまうことはあるので、
何かいけないものを食べたのか・・・。

病院到着後、すぐに処置室に運ばれ
（人間でいうと救命救急室ですね）
酸素吸入、心電図、昇圧剤、心臓マッサージ（！）

一時期は心拍数が1分当たり30くらいまで下がり
もうダメかと思いましたが、
獣医さんや看護師さんの迅速的確な
処置のおかげで自力呼吸が復活し
意識も戻りました。

公園での状況と症状から、
どうやらキノコの毒に当たったらしい。

その後、夫がふたたび公園にいって、
キノコ検索アプリで調べたところ
日本でもっとも知名度の高い毒キノコ
テングタケが見つかりました！


三途の川、虹の橋どちらを見てきたものか
犬は一泊の入院と数日の安静を経て今は元気になりました。

秋のお散歩は気をつけねば・・・ですね。




最後までお読み下さり、ありがとうございます！
今日も○○ ○○ さん親子を応援しています！


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　発行者：原林 慧子
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