あの記事を読んでいなかった。 登録前の記事も読んでみたい。 そんな方のために・・・。

今日もがんばる浪人生とその母へ・・・


どんなに暗くても、星は輝いている。
When it is dark enough, you can see the stars.

--- エマーソン（米国の思想家、詩人 ）



☆ 今日のポイント
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＊ 偏差値の上下は鷹揚に受け止める
＊ 上がる余地を考える
＊「前に進んでいる」ことは間違いない
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◎本メールマガジンは、
自らも二人の浪人生と過ごした母である
コーチング・オフィスSmile-bloomの慧子が、
浪人生と母をサポートするために

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　□　浪人生へのサポートに悩む
　□　自分のメンタルを整えたい
　□　子育て終了・子離れに向かいたい
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というあなたに役立つ情報と方法を
お伝えしてまいります！

じっくり読むのも、かるく読み飛ばすのも、ご自由にどうぞ！

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「浪人生の母・応援団長＆サポートコーチ」の慧子です。


今朝はすごい雷の音で目が覚めました！
続いて大粒のあられが屋根を叩く音。
あっという間に地面が真っ白です。
北海道は冬ごもりの季節に突入しました。


さて、ここのところ いただくメールに
「がんばっているのに成績が伸びない」
「努力が結果になって表れない」
というお声が多くあります。

10月は夏期講習〜9月に受けた模試が返却されました。
4月から約半年がんばってきたのです。
「そろそろ来年に希望が持てるようになってほしい」
と考えるのは当然です。


「成績が伸びない」
「結果が出ない」
という感想は おそらく
「期待する偏差値に届かない」とか
「この偏差値にがっかり」
という意味ではないかと想像します

平均点だと偏差値は50。
60を超えてたら、かなりいい線。
というのはご承知でしょう。


しかし、偏差値にあまり神経質になることもありません。
その試験を受けた受験生の得点が、
みんな似たり寄ったりなのか、
超高得点から0点付近までバラバラなのか、
これによって偏差値が左右されるからです。

こんなデータがあったとしましょう。

数学　100点（200点満点）平均106.4 偏差値48.5
化学　81点（100点満点）平均50.9 偏差値69.9

化学は70に近いくらいなのでよいが
数学はもっと偏差値を上げることができそう、
と思いますよね？

じゃあ偏差値を１アップさせるためには
あと何点必要だった？

答えは
数学は4点、化学は2点です。
それは、標準偏差が数学は42.6、化学は15.1だから。
（↑計算する方法があります）

標準偏差というのは、点数が似たり寄ったりかバラバラかを示す数値です。

そして、偏差値の低い数学のほうが点数は上げやすい。

とくに優秀な人が多く受ける模試で
配点の少ない科目は、
数点の違いで偏差値の3〜4くらい
すぐに上下します。

つまり偏差値は問題の難易度や
出題分野の得手不得手で
わりと簡単に変動するともいえるのです。



＊偏差値って何？どうしてそうなる？は
かなり前ですが、ブログに書きました。
よろしかったらご覧ください。
↓
https://ameblo.jp/late-bloom-boy/entry-12293663874.html


話を戻すと、上の例で
数学は20点上積みすると偏差値が５上がります。
ならば20点はどうすればとれる？と考える。

具体的に点数が見えると対策が立てやすいです。
もちろん、考えるのは受験生本人。
母ではありませんよ。


また偏差値が前回56だったのに、今回52・・・
そういうときは、がっかりするより、
「その差が出た理由は？」
「どの1問を、次は確実に正解する？」
と考える。


偏差値はあくまでも「指標」です。
偏差値が下がると言うことは、全体のレベルが
高かったと捉えることもできますし
出題範囲や問題との相性が関係したかもしれません。

模試を受けている受験生の顔ぶれは毎回違います。
現役生が追い上げながら参戦してくると
なんだか成績下がったかも・・・と
感じられるかもしれません。

合格の可能性を知りたい、という目的のもとに
全体の中での位置を比べることも大事ですが
我が子だけを見れば、
　知識は増えている
　できなかったことができるようになっている
そういう「伸び」は必ずあります。

そして「伸び」の手応えは本人にしかわからない。
それも漠然としか。

それなのに身近にいる母が
偏差値にとらわれて暗い気持ちになると
それは表情や雰囲気を通して伝わるものです。


ひとりで考えて暗くなるくらいなら
「この模試はどうだったの〜？」
「この偏差値っていいの〜？悪いの〜？」
と軽く明るく聞いてしまいましょう。
（語尾の「〜？」は軽い雰囲気を出しているつもり）

くれぐれも詰問調にならないよう、
「え〜？そうなんだ〜。お母さん、わからないから〜」
というスタンスで。

同じ内容でも声のトーンや抑揚、表情で
伝わり方がまったく違ってきますから
くれぐれも気をつけて。


自分自身も受験をくぐり抜けてきた母や
中学受験で完璧なフォローをした母ほど、
「偏差値の意味」がわかっているので

「これ、どうなのよ。対策を言ってごらん！」
「私のアドバイスを聞きなさい！」

という姿勢になってしまいます。

あえて「わからないふり」をすることが
逆に賢いことでもあるのです！


「その1点が重いんだよね」
「たった4点ていうけど簡単にはいかないの」
「伸びてはいるけど合格ラインかどうか微妙」
という返事が返ってくるかもしれません。

そんな時こそ
「そうなんだ・・・頑張ってるね！」の一言です。
おそらくそれが、受験生にとって
かけてほしい言葉No.1に違いない。
そう思います。



☆ 今日のポイント ☆
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＊ 偏差値の上下は鷹揚に受け止める
＊ 上がる余地を考える
＊「前に進んでいる」ことは間違いない
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【卒母・慧子の近況】
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週末は心理学の講座を受けました。

これまでなら東京へ行かなければ
受けられなかった講座もコロナの影響で
オンラインで受講できるように。


学生のとき、少し勉強したはずですが
「アヒルの子は生まれて初めて見た物を
母親だと思ってついて行く」という
ローレンツの刷り込み理論しか覚えていません。

大人になって、自分が知りたい学びたいと
思えば理解も進むし 何より楽しいです♪

本の広告を見ても、心理学や脳科学の本がたくさんあります。

人間には本能的に、自分の心や考え方を
知りたいという思いがあるのではないでしょうか。

おそらく他者と関わるときの難しさや息苦しさ
その理由を知りたいから。
また解決策のヒントがほしいから。

自分を知り、理解が進むと
いかに自分と他人は違っているかが
よく見えてきます。

「多様性」という言葉を最近は
とりわけよく耳にしますが、
まさしく人は多様な生き物！

この年齢になっても自分について
新たな発見があるのはおもしろいですし、
自分と人は違うことを知れば知るほど
誰かに腹を立てるということも減ってきました。

このことは、また別の機会に
ゆっくりお伝えできるといいなと思います。



最後までお読み下さり、ありがとうございます！
今日も○○ ○○ さん親子を応援しています！


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　発行者：原林 慧子
（コーチング・オフィスSmile-bloom）

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