あの記事を読んでいなかった。 登録前の記事も読んでみたい。 そんな方のために・・・。

今日もがんばる浪人生とその母へ・・・


振り向くな、振り向くな、後ろには夢がない。

--- 寺山修司


☆ 今日のポイント
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＊ 終わったことを評価しない
＊ 出願先の再考には3つのポイントを
＊ あくまでも決めるのは本人
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◎本メールマガジンは、
自らも二人の浪人生と過ごした母である
コーチング・オフィスSmile-bloomの慧子が、
浪人生と母をサポートするために

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　□　浪人生へのサポートに悩む
　□　自分のメンタルを整えたい
　□　子育て終了・子離れに向かいたい
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というあなたに役立つ情報と方法を
お伝えしてまいります！

じっくり読むのも、かるく読み飛ばすのも、ご自由にどうぞ！

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「浪人生の母・応援団長＆サポートコーチ」の慧子です。



共通テスト、お疲れさまでした。
雪で大変だった地域もありましたが、
ひとまず無事に終わってよかった・・・。


初めての共通テスト。
条件は皆同じとはいえ、過去問なしの本番です。
気になる自己採点の結果はどうだったでしょうか。


国公立の二次試験まで約1ヶ月。
約2週間後には私立の入試も本格的に始まります。

現役生が追い上げてきますから、
浪人生としても負けずにスパートをかけていきたいところです。


「リサーチ」の結果が出るのは22日頃でしょうか？

もし、お子さんが 共通テストの結果を
不本意だったと沈んでいたり悩んでいたりしても
合格可能性判定が出るまでは
「予定どおり私大＋二次対策」です。

志望校の変更や最終調整は判定が出てから。
それまでの時間をムダにしないように・・・！


共通テストはもう終わったこと。
結果がよくても悪くても引きずらずに、次に向かうのみ。

できるだけ淡々と、
今までどおりの生活ができるようにしてあげたいですね。


その点、予備校は手を緩めないので
すぐに授業再開というところが多いでしょう。
（ありがたいことです）


本人は不安に決まっています。
でも、難しかった！と感じた問題は
ほかの多くの受験生も難しいと思ったはずです。

とくに気をつけたいのが
SNSに流れる解釈や予測。

不安になると、どうしてもSNSからの情報を
受け取ってしまいます。
ただし内容の信憑性には疑問あり。

「自分はできた」アピールをして
他の受験生を不安にさせようとか
自己顕示欲を満たそうという人もいます。
わかったような分析をする人もいます。

母までが一緒にそれを見て
あれこれ考えたり不安になったりするのはどうでしょう。

ここはぜひ、「ふーん、そうか」と流しましょう。
今はあえて見ない・聞かない！くらいの気持でいてください。
分析はプロ（予備校や塾）に任せる！


さて、リサーチの結果を見て
「よし！このまま第一志望に！」となるのが一番ですが、
「志望校を変更しようか？」
と なったときに考えたいことをお伝えします。

頭の片隅に置いておいてください。
（必要ないことを祈っています！）


ポイントは３つ
・大学に入ることがゴールではない
・条件と現実の折り合いを
・最後は本人が決める



まず、我が家の過去の事例から・・・


（１）センター試験を終えて

長女浪人時のセンター試験
各予備校の合格可能性判定は・・・

第一志望（国立前期・薬学部薬学科）
→　D判定（！）

センター利用方式で出願済みの私大（薬学部）　
→　C判定～D判定（！）

「1浪に限る」というのが大前提でしたから
何としても、どこかに確実に合格しなければ！


可能性を否定するわけではありませんが、
「この子はどうも試験本番に弱い」。

本番に弱いのであれば
・チャレンジさせるより、安心して受験するほうが力が出せる
・「競争」のための試験勉強＝受験 はさっさと終わらせたほうがよい

大学に入学することがゴールではないです！
それより 早く自分の学びたいことを学べる環境に身を置いた方がいい。



（２）志望校再考に向けて３つの質問

１．その大学にこだわってる？
　　--- はるばるオープンキャンパスに行って気に入ってた
　（ 薬学部以外ならA判定やB判定の学部もあり）


２．その学部にこだわってる？
　　--- 将来どうなりたいのか ←これが一番大事！
　（研究開発職につきたいなら理学部や工学部もあり）
　（医療に貢献したいのなら薬剤師以外の職種もあり）


３．どこに住む？（＝家から出る？ ）
　（ここは娘の気持もあり、経済的な事情もあり）


答えは

１．大学にはこだわらない

２．薬学部じゃなきゃダメ、薬剤師になって病院ではたらく

３．娘：家から出るかどうかはどっちでもいい
　　私：国立でなければ、家からは出せない
　　　　（まだ弟が2人いるので・・・）

そこで
・薬学部薬学科が絶対条件

・理想は国立（→国立なら一人暮らしも経済的に可能）。
　できるだけ合格可能性の高いところを狙う

・ダメなら私立だが、地元なら学費もなんとかなる
（薬学部薬学科は6年間ですから・・・）。

・一応、関東の私立も受けてみて、結果見て考える
（奨学金とかあるかも）。

という戦略に。



（３）方針を決める

１．別の国立大学（前期・薬学部薬学科）に志望変更

２．札幌で受験できる関東の私大（薬学部）に出願
　　
３．センター利用での出願が間に合う地元私大(薬学部）にも出願
　　（ここは唯一、確実に合格できそう）

ことを決め、さらに「2月25日できっぱり終わらせる」と約束しました。

センターの得点が思うように取れなかったのに加え
後期は面接があるところも多くハードルが高かったのです。

だから、前期に向けて完全燃焼！



（４）出願先の最終決定まで

これまでの模試で志望校としていたところを
全部忘れて、予備校の判定サイトを
見ながら「薬学部・薬学科」に絞って再度リストアップ。

2校が候補に残りました。

＊大学案内が手許になくても数日あればテレメールで取り寄せ可能。
各大学のwebサイトで見ることもできます。


2校のうち、どちらに出願するか？

最初は「どっちも遠いからいやだな～」
などと言っていた長女でしたが
予備校の先生にも相談し、大学の雰囲気や
センターと二次試験の配点比、出題傾向など
ギリギリまで考えて、最後は自分で結論を出しました。



****************
まとめます。

★大学に入ることがゴールではない
　将来、どんな社会人になりたいのか
　どんな人生をおくりたいのか いま一度考える
　明確な答えが出ないときは、大学でどんな勉強がしたいか
　どんな経験をしたいか、どんな力を身につけたいかを考える

★譲れない条件は何かを整理して折り合いをつける
　大学？学部？住む場所？経済的な制約？

★最後は本人が決める



もう一つ 選択肢として・・・
「〇〇大学で△△の研究をしたい」が明確なら
「大学院を目指す」という方法もあります。

これを「ロンダリング」などと呼ぶこともあるようです。
私はこの表現には賛成できません。
最終学歴をいわゆる有名大学にできる、という意味なのでしょうか。
そういう気持ならお勧めできません。

あくまでも、その大学のその研究室に行きたい！という
強い意志がある場合です。

多くは入学した大学に馴染んでいきます。
「ここでよかったよ。もう〇〇大学のことはいいや」となります。
学んでいくうちに興味の方向性が変わることもあります。

でも、4年間「〇〇大学の△△の研究室」に対して
強い思いを持ち続けるのならチャンスはある、ということです。

特に理系の場合は大学院進学率が高い。
今や「理系であればどの学部でも6年間通わせる覚悟が必要」と言ってもいいくらい。


まずは、今入れるところで4年間がんばり
十分に情報を集め勉強して大学院入試に臨んでください。

最初から「〇〇大学の△△の研究室」を目指して
濃い大学生活をスタートさせましょう。

いまの企業に求められるのは、
むしろそういう経験ではないでしょうか。



今年はまだコロナの影響が続きます（←断言）。
昨年同様、入学式なし・最初からオンライン の可能性が大です。
アルバイトの収入は不確定、期待しすぎると経済的に苦しくなります。

あくまでも本人の希望を中心に据えて
できるだけ選択肢を拡げられますように。


「こんな状態で一人暮らしは不安。この子には無理」と
思う方もいらっしゃるかも。
でも、本人が行きたいと言うのなら大丈夫。
逞しく成長します。

そして離れていてもできるサポートはあります。
また、オンライン授業のよいところは
いざとなったら呼び戻せること。


不安もあって当然です。
それを一旦脇に置いて
お子さんの前では「穏やかな表情」で。

母は女優ですよ！！



☆ 今日のポイント ☆
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＊ 終わったことを評価しない
＊ 出願先の再考には3つのポイントを
＊ あくまでも決めるのは本人
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【卒母・慧子の近況】
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長男はアルバイトで個別指導塾の講師をしています。
最近まで現役高3生を担当していたようです。

早朝から新聞で共通テストの問題を見て
「あの子たち、どうだったかな」と気にしていました。

朝食後に数学の問題をあれこれ論評。
「よく考えた出題だと思う」とのことです。

さらに五角形の書かれたベクトルの問題を指して
「ここのこれってわかる？」と言います。

（えっ！私に答えろと？？）

そもそも文字が小さくて見えないのよね（^^;）
朝から頭使いました・・・。

2問解答できたので嬉しい♫



最後までお読み下さり、ありがとうございます！
今日も○○ ○○ さん親子を応援しています！


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　発行者：原林 慧子
（コーチング・オフィスSmile-bloom）

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