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卒母（子育て卒業した母）のみなさんへ・・・



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◎本メールマガジンは、
すでに子育てを卒業して
ちょっと先輩の卒母である
コーチング・オフィスSmile-bloomの慧子が、

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　□　もう一度「私」を生きる
　□　自分と周りの人のこれからを考える
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そんなあなたお届けしたい情報と
一緒に考えたいテーマを
お伝えしてまいります！

じっくり読むも、かる〜く読み飛ばすも
ご自由にどうぞ！

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○○さん


暑いですね！

ますます猛威を振るうコロナ感染の状況下
リアルで誰かに会うことは
ほとんどないですが
画面越しだったりSNSだったりでも

「暑いですね。そちらは大丈夫？」と

言い合う今日この頃です。


さて、オリンピックも後半となりました。
勝ち負けにかかわらず、どのアスリートも

「開催されたことに感謝、
支えてくれた人たちと 今 大会運営に
携わってくれている人たちに感謝」

と話すのを聞いて、
「五輪開催 どうなのよ？」と思っていた私も
「そうだよね、この舞台に立ててよかったね、
がんばったね〜」と
親戚のおばさんのように拍手を贈っています。


昨日は、体操女子の村上茉愛選手が
銅メダルに輝きました。

ショートヘアと笑顔がキュート♪

その村上選手が 今朝、NHKニュースでイ
ンタビューに答えていました。

昨年はケガをしたりコロナ禍で大会が中止になったり。
彼女は自分の母親に「毒を吐いていた」そうです。

新聞には
「『もう体操やめようかな』と弱音を吐いていた」
と書かれていますが、本人曰く「毒」ですから
実際はもっと激しい言葉を使っていたのかもしれませんね。

インタビューでは
「毒を吐くだけ吐いたら、
こんなこと言ってられないな と
自分で思い直した」と話していました。

お母様は毒を吐く娘を前に、
諭したり励ましたりしたのかもしれません。

でも、まずは吐きたいだけ吐かせて
それを全部聞いてあげたんだろうなぁ・・・。


私たちの子どももだんだんと大きくなり
母が解決してあげられることは
日に日に少なくなります
・・・いや、限りなく０に近づいているかも。

でも、いくつになっても
「毒を吐いたら聞いてあげる」
「好きなだけゲロさせてあげる」
これはできそうですよね。



一方で、今朝の読売新聞「人生相談」コーナーには、
「失恋した息子　励ましたい」という
相談が寄せられていました。

ざっくり言うと、

息子には 職場に結婚を前提に
付き合っていた女性がいたのに
失恋してしまった。
職場でそのことに触れられたのをきっかけに
上司に注意を受け泣いてしまったという。
家族に八つ当たりすることもある。
こんな息子をどう励ませばよいか。

（有料サイトですが、相談部分はこちらから読めます）
　　↓
https://www.yomiuri.co.jp/jinsei/20210802-OYT8T50050/

これに対する解答が

「いますぐ息子さんに一人暮らしをさせなさい。」
「母親から見ると何でも話すよい息子でしょうが、
客観的に見ればただのマザコン男性です。」


子どもがここまで赤裸々に
自分の失恋話や、
職場で泣いたという恥ずかしい話を
母親にするのはどうなのか？？ということです。



自分自身を振り返ると、
母や妹にはいろんなことを話しましたが
それでもやっぱり「ここから先は言えん！」
ということがありました。

その反面、自分が親になると
なんでも話してくれる子どもと
「友達みたいな関係」でいられる母
に ものすごく憧れました。

うちの娘は、表向き 彼氏いない歴＝年齢 ですが
ほんとうのところは わからない。
（私は一度も恋バナを聞いたことがないのです！）

友達が「娘の彼氏」の話をするのを
いいなぁ〜〜、そんな話を聞かせてもらえて
なんて思っていました。

そして、「聞かせてもらえない自分」を
お母さん厳しいからこんなこと言えない と思われてるんだ
お母さんはこういう話が嫌いだ と思われてるんだ
お母さんに言ってもしょうがない と思われてるんだ
と責めていました。


でも、子どもには子どものプライバシーがあり
自分だけで大切にしておきたい
感情も思い出も人間関係もあるはず。


それを洗いざらい聞かせてくれるかどうかが、
親子の信頼関係の度合いとは必ずしも相関していないはずだよなぁ・・・
いくら自分の子でも、ここからは踏み込んではいけないラインってあるよなぁ・・・
と今は自分を納得させています。


村上選手のお母様も、この人生相談のお母様も
子どもを大事に思い、力づけたい・励ましたいという
思いは同じだと思います。

それなのに、片方は「いい話」
もう片方は「マザコン」と切り捨てられる。

きっと「踏み込むライン」の引き方が違ったのだろう
というのが私の考えです。

○○さんは どう思われますか？


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最後までお読み下さり、
ありがとうございました。

暑い毎日、どうぞご自愛ください。
近況報告もお待ちしています。


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