「風は人を育み、嵐は人を試す」
皆さんも、日頃の生活の中で、
フィードバックスキルが求められる瞬間も数多くあると思います。
例えば、、、
・上司と部下の関係
・チームメンバー同士の関係
・顧客と企業の関係
・教師(コーチ)と生徒(選手)
・パートナーや家族の関係
フィードバックにおいて、
非常に重要な観点があるのが、
主観的である前に、
まず客観的視点で伝える。ということ。
そもそも、
フィードバックの語源は、、
軍事用語です。
第二次世界大戦中、
アメリカで爆弾の命中精度を上げるために、
爆弾の落下位置と目標のズレを測定し、
そのズレを基に次の爆撃の精度を修正する仕組みが考案されました。
この調整を行うプロセスが「フィードバック」と呼ばれるようになった
つまり、こんなやり取りです。
(A):
「なあなあ、昨日の爆撃、また目標から外れてもうてるやんな?」
(B):
「ほんまやで。ええ加減ちゃんと狙わんとあかんで。」
(A):
「一応なズレを測定してみたら、目標から50メートル北にズレとったらしいわ。」
(B):
「50メートル? そうなん?ほな、それを次のときに活かしたらええやん!」
(A):
「せやな!そのズレを基にして、次は目標に当たるように修正してみるわ!」
(B):
「これってさ、毎回ズレを測定して、その度に調整したら、
どんどん精度上がっていくんちゃう?」
(A):
「そうやん。これが、あれやん!【フィードバック】っちゅーやつやな!」
(B):
「爆撃だけじゃなくて、このフィードバックは、色んなものに使えそうやな。」
(A):
「せやな。爆撃だけじゃなくて、笑いもズレんようにせなあかんな!」
(B):
「マジでおもんないわ。」
まぁ、、、こんな感じで、
アメリカンジョークもあったと思います。笑
大事なことは、
客観的事実をまず伝える。
目標に対して、
現在地は、このような状態です。
これを、感情を入れずに、
結果だけ伝える。
例えば、
部下が遅刻した。
という状態。
上司:「〇〇さん、集合時間は8:30でしたね。」
部下:「はい、そうです。」
上司:「現在の時刻は8:40です。」
部下:「……はい、少し遅れてしまいました。」
上司:「この10分の差がどう影響するか、
今後の対応を一緒に考えていきましょう。」
フィードバック難しいですね。
現在、私が出している結論として、
フィードバックとは、
「相手の行動や結果に対して、
事実を基に改善や成長を促すために情報を返すこと」
かな?と、、、
ついつい、主観的な感情が先行してしまいそうなことでも、
大事なことは、相手に自己評価、内省してもらうために行うのです。
フィードバックは評価や指摘ではなく、
行動や成果を客観的に見つめ直して、
次に進むための道筋を示すものです。
Ritaマーケティングの祖 時昴は、
フィードバックがもつ二面性を
風と嵐の比喩を通じて下記のように伝えております。
「風は人を育み、嵐は人を試す」
(この表現、、、天才的。。。自画自賛。笑)
優れたフィードバックはそっと人を成長させる風のようであり、
荒々しい言葉は嵐のように人を揺さぶり、試すものです。
上手なフィードバックは相手を穏やかに育みますが、
下手なフィードバックは試練として受け取られるでしょう。
だからこそ、フィードバックする側の人は、
相手に対して、
尊敬、誠実さ、信頼、感謝の心を持って、
伝える必要があります。
もし、これが欠けているのであれば、
決してフィードバックはしてはいけないんだと思います。
相手を捌く心ではなく、
受け入れる度量がなくては、
伝えてはいけません。
ただ、、全員にその気持ちを持てるか?といえば、、、
そういう訳ではないのです。
まだまだ、
私も未熟者です。
私自身は、相手が、ファイティングポーズをとってきたら、
こちらも、ファイティングポーズをとってしまう癖があります。
しかし、そこからは何も生まれない。
「やられたら、やり返す。倍返しだ!!!」
は、めちゃスカッとします。
しかし、それの繰り返しでは、何も変わらない。
何か、出来事が起きた時、、、
あなたが傷つけられた時、、、
正しい、間違っている軸で考えると、
間違っているかもしれません。
そんな中、相手は、効果的ではないかもしれないが、
相手は、相手なりの最善を生きています。
こんなこと、、、
口でいうのは簡単です。
実際に行動できるか?
重要なのは、
本当に、行動できるの?
行動のみが真実です。
私も、色んな方から、
色んなお言葉を頂戴することがあります。
許す、
赦す。
そこで、風を送り込んであげる。
フィードバックで最も求められるのは、
スキルとか、
客観的事実とかではなく、、、
人間性なのかもしれませんね。
日々、勉強、
共に精進してまいりましょう。
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