【燕 vol.2】千年を超えて愛される“美の秘宝”──燕の巣のはじまり
今回から始まるメルマガシリーズでは、
「燕の巣(燕窩)」という素材にまつわる奥深い世界を、
丁寧に紐解いていきます。
====音声版はこちら====
https://stand.fm/episodes/6818833c9a426403115a8503
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その第一歩となる今回は、
ツバメの巣の「歴史的背景」についてご紹介します。
■ そもそも、燕の巣とは、どんな存在?
「燕窩(えんか と読みます。)」──
燕の巣は、東南アジアに生息するアナツバメが自らの分泌物だけでつくる、天然の恵みでございます。
今では、美容や健康のための
高級食材、サプリメントやドリンクとして知られていますが、
実はこの素材、1000年以上も前から、特別な存在として扱われてきたのです。
私のお師匠さんも、よくおっしゃられるのが、
新しく発見されたものも素晴らしいものがあるが、
やはり、古くから今もなお使われているのには意味がある。
だから、発酵の商品は素晴らしい。っと、、
いった具合でございますので、
このツバメの巣は、1000年以上にわたって、
重宝されてきた超貴重な原材料というわけなので、
それは、、、それは可能性に満ちた原材料です。
■ 中国最古の薬学書にも記された“効能"
最も古い記録として知られているのは、
明の時代に編纂された中国の薬学書『本草綱目(ほんぞうこうもく)』。
知ってます?
本草綱目って、、、
多くのかたが聞かれたことないんじゃないかな?と、
思いますが、、
本草綱目って何??
東洋美容の原点、『本草綱目(ほんぞうこうもく)』
約400年前、明代の天才・李時珍が20年かけて完成させた、薬草と美容の大百科です。
約1800種の天然素材、1万以上の処方、1000点超の図解
まさに、、、“インナービューティの原典"であり、
自然の力で美を育む、究極の知恵がここに凝縮してあり、
その本草綱目には、
ツバメの巣は、こう記されております。
「肺を潤し、気を補い、老化を防ぐ」
とあり、燕の巣が単なる食材ではなく、
“体を整える薬膳"として評価されていたことが分かります。
皇帝の食卓にも並ぶ、
選ばれた人のための“命を整える一品"だったわけですね。
■ 楊貴妃・西太后も愛用した、美の象徴
そして、、、なんとなんと、、
「美」の象徴として知られる世界三大美女 楊貴妃
彼女が燕の巣を美貌のために愛用していたという逸話も、、
さらに清の時代には、西太后も日常的に燕窩を食していたと伝えられており、、、
ん?
西太后って誰?笑
女性でありながら国家の実権を握った稀有な政治家であり、
そんな彼女は、贅沢好きとしても知られ、
ツバメの巣を毎日食べていたという逸話も、、
西太后は、美容と健康にも非常に気を遣っており、
漢方、薬膳、燕の巣、美容鍼など、
美容業界では「東洋美の象徴」として語られております。
と、、いった具合に、、
世界の美女が愛していることから
究極の美容原料ということでございます。
■ 日本でも、江戸時代にすでに伝来
そんなツバメの巣は、日本にも江戸時代の頃に伝わってきました。
当時は長崎の出島経由で中国から輸入され、
「献上品」や「貴族の薬膳素材」として扱われていたのです。
つまり、日本においても、
“特別な人にだけ届けられる特別なもの"
だったわけですね。
■ 伝統と科学が交差する──今、再注目の素材へ
そして現代。
研究の進展により、
燕の巣に含まれる
・グリコプロテイン
・シアル酸
・成長因子
といった成分が、
美肌・免疫・アンチエイジングといった分野で
高く評価されるようになっています。
ツバメの巣は、
“古くて新しい"──まさに伝統と科学が融合する、
現代に生きる素材なのです。
どうです???
めちゃ凄そうでしょ?^^
■ まとめ
いかがでしたでしょうか?
ツバメの巣──それは、
単なる高級食材ではなく、
1000年以上にわたり、人々の健康と美を支えてきた「知恵の結晶」です。
古代中国では皇帝や美女たちに愛され、
日本では江戸時代から薬膳素材として珍重され、
現代では最先端の美容医療でも活用され始めている。
「歴史が証明し、科学が裏づける」
そんな稀有な素材が、まさに“燕の巣"なのです。
これからの連載では、さらに深く、
この素材の持つ力・文化・成分・選び方を、
わかりやすくお届けしてまいります。
次回予告|
次回は、現地の生活の中で、どのように燕の巣が活用されているのか。
リアルな文化背景とともにお届けします。どうぞお楽しみに!
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