【燕 vol.8】ツバメの巣の品質は、空気と静けさで決まる?
「ツバメの巣」について、
“どこで育つか"という、
生息環境の大切さにフォーカスしてお届けします!
====音声版はこちら====
https://stand.fm/episodes/681d7ce04b5014be55f051aa
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ツバメの巣って、実は…
空気や湿度、音の環境まで、
めちゃくちゃ影響を受ける繊細な素材なんです。
■ 良質な燕窩は、東南アジアの“ととのった環境"から
アナツバメが巣を作る地域は、
・インドネシア
・マレーシア
・タイ
・ベトナム
・カンボジアなど、東南アジアの一部。
共通するのは、
・空気がきれい
・湿度が高い
・静かで、自然が残っている
という条件。
人間も、空気が悪くて騒がしい環境では体調を崩しやすいですよね。
アナツバメも同じ。
環境が乱れると巣を作らなくなるほどデリケートな生き物です。
■ 洞窟?ハウス?環境次第で品質が変わる
昔から最上級とされるのが、
石灰岩の天然洞窟で採れる巣。
ひんやりして湿度も安定、
静寂に包まれた空間はまさに「巣作りの理想郷」です。
しかしながら、リスクがあるのも事実。
と、、、言いますのが、周辺環境の不安定さ。
ツバメは、巣から20km圏内を主な活動範囲としており、
そこの虫を1日1000匹程度食べており、
そもそも、そのその周辺環境に対して、
安全性が担保されていない地域もあります。
例えば、焼畑農業のリスク、山火事のリスク、
農薬のリスクなど、、多様にあり、こちらに関しても
ピンキリあると思われます。
【天然洞窟のメリット】
・ 温度と湿度が自然に保たれ、ツバメにとって快適な環境
・ 人の出入りが少なく、ストレスが少ない
・ 古来からの“最高級品"としての歴史的価値
【天然洞窟のデメリット】
・ 周辺環境の安全性が不確か(焼畑・山火事・農薬など)
・ 衛生管理・収穫管理が難しく、品質の安定性にバラつきが出やすい
・ 自然環境ならではの外敵や危険(ヘビ・害虫など)へのリスクも共存
・ 収穫量が限られるため、安定供給が難しい
一方、最近は “バードハウス"も増えております。
しかしながら、このバードハウスに関しても、
レベルがピンキリです。
ハイレベルのバードハウスであれば、
衛生的でストレスの少ない環境を整えることで、
質の高い巣が安定して採取できるようになっています。
ただ、多くの業者が、都心部からすぐ近くにバードハウスを構えて、
一攫千金を狙っている業者も多いのが事実です。
やはり、東南アジアでは経済発展もめざましい地区であれば、
周辺環境に関しては、決して安全な状態なものではないことが多いです。
だからこそ、ツバメの巣は良い!っという情報は確かに
多くありますが、その選び方。という点に関しては、
非常に難しいのも事実です。
こちらの動画では、
その一攫千金の方々の採取の様子が写っております。
高級食材 アナツバメの巣 | ナショジオ
https://youtu.be/HL9IgekwN7U?si=XLhcTiXp-Zwqzro9
【バードハウスのメリット】
・清潔な環境で管理され、異物混入などのリスクが大幅に軽減
・ 温度・湿度・音響管理が可能で、安定した巣作りをサポート
・ 品質のばらつきが少なく、安定供給が可能
・ 政府認証やトレーサビリティを取り入れた高品質モデルも存在
【バードハウスのデメリット】
・ 都市部に近い施設では排気ガスやストレス因子が多く、巣の質が低下しやすい
・ 利益重視で過密運営されるケースも多く、倫理的・環境的に問題があることも
・ “天然"と偽って販売されるリスクも依然として存在
■ 環境ストレスは“巣を作らせない"
じつは、ツバメの巣ができるかどうかは環境次第。
騒音・空気汚染・振動などがあると、
アナツバメはその場所に近寄りもしません。
つまり──
「どこで作られたツバメの巣か?」
というのは、美容成分の“品質証明書"みたいなものなんです。
■ 自然と共生するからこそ、“美"が宿る
私たちが選ぶ美容素材。
その背景にある「育った環境」まで見てみると、
品質だけでなく、
その素材に込められた“エネルギー"まで感じられるようになります。
ツバメの巣は、まさに“自然と人が共に育てた美の結晶"。
口に入れる、肌につけるものだからこそ、本当に信頼できる素材を。
そんな視点からも、アナツバメとその環境を知っていただけたら嬉しいです。
■ 次回予告|第8章:「アナツバメの暮らしのリズム」
次回は、いよいよアナツバメの生態に迫ります!
いつ、どこで巣をつくり、
どのように子どもを育て、
どんなサイクルで生きているのか?
「え、そんな暮らし方してるの!?」と思わず言いたくなるような、
知られざるアナツバメの世界をお楽しみに♪
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