社長が書籍を出版する意味
かなり波及効果が大きいです。
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エンジニアライターの
「書いて人生を変える」メルマガ
Vol.0718 2024.5.29
発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。
現在ある会社の社長の本の
お手伝いをしているのですが、
本当にその方が素晴らしいです。
社員のことを第一に考えているし、
未来のことも見すえた活動を
進めています。
書籍を書くのも
その一環とおっしゃっていました。
その書籍はあるビジネスを
アピールすることが目的です。
しかし、ヒアリングの最後に
ポロっとこんな話をされたのです。
「社員が本を持って帰って
家族に読んでもらって
誇れるような本にしたいな」と。
というのも外部向けのメッセージは
内部向けのメッセージでもあるのです。
ある会社が情報発信をして、
見るのは外部だけではありません。
内部の人間もしっかり見ています。
私も会社員なので、経験がありますが、
こんなときしらけるのが、
内部と外部で違うことを
言っている時です。
例えば、内部では業務拡大や
権限移譲のための戦略的な分社化、
と言っているものが、
単なる人件費削減の手段でしか
無い場合などです。
一方で、内部のメッセージと
同じメッセージを外部に発信する
場合は従業員の信頼も厚くなります。
また、そのメッセージが
社会に誇れるようなものだと
なおさらです。
従業員のモチベーションを
高めることができるのです。
特に書籍の場合は、
単なるレポートや取材記事と違って
大量の情報を筋道立てて
伝えることができます。
しかも、従業員にしても、
自分の会社の社長の本であれば
かなりしっかりと読み込みます。
普段の社長の言動と書籍の内容が
しっかりと一致しており、
その背景が詳しく書かれていれば
会社への思いも強くなるでしょう。
企業向けの書籍のお手伝いをして、
書籍の新しい可能性が見えました。
ただ、本に書いてあることと
普段の社長の言葉や行動が
全然違うと逆効果ですよ。
それは認識しておいて下さい。
●●今日のポイント●●-----------------
社長が書籍を書くことで、
従業員のモチベーションを高められる。
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