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今日のタイトルは
現在のヴィーガンの多様化について
です。

以前、このメルマガでもご紹介しました
ようにますますヴィーガンの多様化が
起こっています。

それについて書きます。


今日のテーマ
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
最近のヴィーガンの多様化の問題とは
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
拙著「ヴェジ・ギャングプランクの
ヴィーガン初心者のための教科書」
で、ヴィーガンは多様化している
と強調しました。

しかし、これはヴィーガンについての
考え方についてなんですが、最近は
多様化が考えられない範囲まで
及んでいることに驚愕しています。

それは

１．ヴィーガンの定義を揺るがす

ヴィーガンという定義と言っても
最初に英国のヴィーガン協会が
打ち出したものがほぼ基本でスタート
していると思いますが、

・動物の解放から切り離される
・ライフスタイルが食だけに限定
されている。
（投稿がヴィーガン食となっていれば
良いですがその人の主張の全体が
どうも食にしか目が向いていない）

があります。

このような投稿が次から次へと
出てきます。

今、ヴィーガンの中でも揺れている
ワードがアニマルウェルフェア
（動物の福祉）です。

英国ヴィーガン協会（1944年設立）の
初代副会長を務めたレスリー・クロス氏は
1951年に発表したエッセイによれば、
[ここで言うヴィーガニズムとは
福祉ではなく、生き物と人間の精神の
ための解放である。]

つまり、動物福祉を否定していますが、

しかし、その後で

[この現象をもたらすには、動物福祉に
関連する運動の中でヴィーガニズムを
目立たせることだ。]

動物福祉から目立たせるあるいは特定
させようと強調しています。

レスリー・クロス氏は、
ヴィーガン（ヴィーガニズム）は
動物福祉否定するが、ヴィーガンは
動物福祉から目立たせようという
話です。

・動物福祉を否定・・・
ヴィーガンの定義

・動物福祉から目立たせよう・・・
ヴィーガンを広める戦略

です。

ですが、アニマルウェルフェア
（動物の福祉）は、ヴィーガンが
取り扱っているからと言って、
ヴィーガニズムに含まれるのではない
ということです。

むしろ、アニマルライツ（動物の権利）
あるいはアニマルリベレーション
（動物の解放）です。

と言って、私は他人のことを言えません。
私が「ヴィーガンになりました！！」と
言った時は動物の解放も知らず、食だけに
しか注目していませんでした。(;^_^A

２．議論は自由という前提にたって、
下調べをしない。
→　議論の前に姿勢を指摘されて
有意義な議論にならない

をよく見かけるようになりました。

例えば、今までは英国のヴィーガン
協会のヴィーガンの定義については
多くのヴィーガンが認識している
ところだと思います。

しかし、ここにたどり着くには
いろいろ疑問を持ったり、いろいろ
調べないとたどりつけないと思います。

このようなことが自然にできる人と
全くできない
人がいて、できない人に対して、
出来る人が指摘する場面をよく
見かけるようになりました。

調べない人は調べないですよね。

こんなことを書けば、発言しにくくなると
思いますが、昔からネットで来た人間は
多分、気になります。

例えば知恵袋とかネット上のQ and Aでは、
どんなにたくさんの過去の質問があっても、
調べつくした上で質問しないと姿勢を
徹底的に指摘されます。
恐いほど(;’∀’)

ただ、そんなに厳しく指摘しなくても、
Facebookグループに参加するならば、
そのFacebookグループの規約ぐらいは
確認しますよね。

最低するだろうということもしない人の
投稿も増えてきました。

３．ヴィーガンのきっかけはいろいろ。
そのきっかけまでも含めてヴィーガンと
認識する人も増えてきた？
と言いますか発言する人が増えてきました。

今まで、ヴィーガンになるきっかけは
いろいろと書きましたが、そのきっかけを
もヴィーガンに含めたような発言を
最近よく見ます。

今までもそのように思ってきたのかも
しれませんが最近は発言、投稿も
目立って来ました。

例えば、
・ヴィーガンはみんな、健康に関心があり、
添加物、農薬、調味料などオーガニックに
対して意識が高い

・ヴィーガンは環境問題に意識が高く
地球温暖化に敏感である

ということです。

もちろん、動物の解放において敏感には
なります。

ただ、オーガニック、地球温暖化に対して
意識があることが前提にあるようなのも
見かけるようになりました。

ヴィーガンが多様化しているということ
ですが、他人に対しても当然のごとく
の発言も目立って来ました。


この、１．２．３．として私が指摘
したことは、これは以前、このメルマガ
でも書きました
ように、急激な「ヴィーガン」という
単語の広まりによるものと思っています。

認識は自由です。多様化していることの
認識も必要です。

しかし、自分の考えがすべてみんな
共通しているという考えは違うと
思います。増してや、当然ということで
他人に押し付けてはなりません。

今回、私が書いた内容は、私が
感じている内容であり、皆さんが
共通して思っているかどうかは
わかりません。

なので、最近の状況から私は
こんなことを感じています。との
報告です。

皆さんも是非、感じて
下さっていることをお教えください。
よろしければ、下記の
メールアドレスまでお送りください。


今日は以上です。


あとがき
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
今日は、最近にヴィーガンの多様化に
ついて感じていることを書きました。

気になっていると言えば、これらのために
生産的な議論、
例えば、ヴィーガンの定義とか、この
動物の問題をどうするかとか
という前向きな議論にならず、
なんとなくぶつかっている場面を
見かけます。

いつか前向きな議論になって、投稿者の
疑問が解決できたり、知識の共有が
できたりすると良いですね。

メルマガについての感想・要望を
vegegangplank@gmail.com
までお願いします。


ヴェジ・ギャングプランク

※私の名前について
表記を尾崎時雄としています。
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