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ヴィーガンレポート特別篇

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ヴェジ・ギャングプランク尾崎です。

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雑学ネタ帳ー今日の記念日
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さて、今日は、ドリュー・バリモアがカーディ・Ｂ
に代替肉Ｑｕｏｒｎ（クォーン）を薦めた記事を
みつけましたのでご紹介します。

今日のテーマ
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ＶＯＧＵＥの記事と
代替肉Ｑｕｏｒｎ（クォーン）は何？
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
今日の参考記事はこちらです。

ドリュー・バリモア、ヴィーガンに
なりたいカーディ・Ｂに代替肉をおすすめ。
https://www.vogue.co.jp/celebrity/article/drew-barrymore-helps-cardi-b-go-vegan

＞カーディはツイッターに
「私はヴィーガンになりたいけど、
お肉が大好き。ヴィーガンのための
代替肉って味は似ているっていうけど、
実際はどうなの？」と投稿し、
フォロワーに質問。

＞そこにドリューが「イエス、カーディ。
私があなたのミートフリーになりたいと
いう夢に応える。Ｑｕｏｒｎ（クォーン）は
私の生活を変えた！ あなたに
今すぐいくつか送るから。ＰＳ、
あなたを愛している」と動画で
回答した。

＞一方、カーディはドリューの反応に
感動したようで、「オーマイゴッド！
ドリュー・バリモアからの食べ物の
アドバイスなんて信じられない！
私はお肉が大好きだし、
カニの足も大好物。だけど昔と
違って消化できないものが出てきて、
特に赤身の肉はね。だから少し健康的な
食事にしたいんだけど、やっぱり
香味料好きの私にとっては美味しいことは
大事！」とツイートしている。

これだけの記事ですが、
いったい何がトピックなのでしょうか？

カーディの
「私はヴィーガンになりたいけど、
お肉が大好き。」の最初のツイートは
何を言っているんだろうと思いますよね。

ヴィーガンとは「脱搾取」です。
それなのに、お肉が大好き！！
とは何を言っているんだろうと。

今回、ドリューが勧めたＱｕｏｒｎ（クォーン）とは
なんでしょうか？

２つの記事（計３つ）をご紹介します。

日本上陸はいつ？肉ではない肉
「人工肉」の気になる味
https://dime.jp/genre/557525/

＞欧米で、すでに普通に家庭の食卓に
並んでいるのに、日本ではいまだ手に
入らない食材がある。それが肉で
ないものから肉の味、質感を
再現した人工肉だ。

＞主に欧州で食されている人工肉
「クオーン（Ｑｕｏｒｎ）」は、
キノコ由来のタンパク質に
グルコースやビタミン、
ミネラルなどを加えたもので、
実は３０年以上も前に
販売開始されている。
鶏肉や挽き肉などと区別が
つかない味わいと評され、
菜食主義者やダイエットを
目指す人を中心に人気がある。

何か凄そうですよね。

では、もう一つの記事です。

肉の代替食品『クォーン』、
その正体は？（上）
https://00m.in/kelKa

＞ヨーロッパで流通している肉の
代替食品『クォーン』が、
このほど米食品医薬品局（ＦＤＡ）の
認可を受け、米国に上陸することに
なった。クォーンの原料は
「キノコ」と表示されおり、
たしかに菌類ではあるのだが、
普通にイメージされるキノコとは
かけはなれているし、
安全性にも問題があると
一部の科学者は懸念を表明し、
市民団体や競合製品を扱う企業は、
ＦＤＡに対して認可の見直しを求めている。

別の意味で凄そうですね！！

●原料は？

＞原料は「マイコプロテイン」というものだ。
製造元の英マーロウ・フーズ社によれば、
クォーンはこれまで発見された食品の中では
栄養価も味も最高レベルだという。
ヨーロッパでは１０年以上前から
広く流通している肉の代替食品だが、
そのクォーンがこのほど、
米国の市場に登場することになった。

＞マイコプロテインは人が普通に
考えるキノコではない。
米国での販売認可のため同社が
米食品医薬品局（ＦＤＡ）に提出した
申請書類によると、
「糸状菌Ｆｕｓａｒｉｕｍ　ｖｅｎｅｎａｔｕｍの
ＰＴＡー２６８４株から得られる細胞集合を
加工したもの」となっている。

＞これはつまり、クォーンは菌類の
一種ではあるが、キノコとは言えないと
いうことだ。しかし、だから食品として
問題があるということにはならない。
事実、ＦＤＡは昨年末、この菌が
十分食用に適するとみなし、
クォーンを「おおむね安全と
認められる」食品に分類して認可を
与えた。

●一部の科学者たちの懸念

＞だが、一部の科学者たちは、
マイコプロテインは十分なテストを
経ておらず、一般に広まれば
アレルギー反応を示す人が
続出するかもしれないとの懸念を
抱いている。

●マーロウ社の「マイコプロテイン」の説明
＞マーロウ社は、ウェブサイトで
次のように説明している。
「研究の結果、マイコプロテインの菌を
培養するには、ヨーグルトなどを
作るときと同様、発酵させるのが
最良の方法であることがわかりました。
収穫されるころになると、
菌はパン生地に似た形状を示し、
とても細かな繊維質のかたまりと
なります。この繊維は肉繊維と
類似しているため、クォーン製品は
動物性でないにもかかわらず、
赤身の肉と似た食感が味わえるのです」

●市民団体『公益科学センター』の最高責任者、
マイケル・ジェイコブソン氏の指摘

＞　「マーロウ社はクォーンを
キノコだと言って人々を
だまそうとしている」と
ジェイコブソン氏は述べ、
クォーンに対する懸念を口にした。
すべてのキノコは菌類だが、
すべての菌類がキノコでないし、
その多くは普段サラダで食べるような
キノコとはかけ離れている。
すなわち、クォーンを「キノコ由来」と
することは、牛肉は鶏肉からできている、
あるいはアイスクリームは
草でできていると言うのに
近いものがあるというのだ。
（市民団体『公益科学センター』の最高責任者、
マイケル・ジェイコブソン氏）

＞こうした理由からジェイコブソン氏は、
クォーン製品が「キノコ由来」であるとの
表示をやめ、マイコプロテインは
「菌類」であると明記するよう、
ＦＤＡに要請を行なっている。

マイコプロテインが危険というより、
表記がおかしいということですよね？

肉の代替食品『クォーン』、その正体は？（下）
https://00m.in/VMdev

を見てみます。

●マイコプロテインの危険性

＞マーロウ社のテストは十分でないと
ジェイコブソン氏は考えている。
マイコプロテインを食べて体調不良に
陥ったという報告は、同氏が
把握しているだけで１０件にも
のぼるからだ。苦情を収集するために
公益科学センターが開設した
ウェブサイトには、さらに多くの報告が
集まっている。

＞とくにサイトの宣伝も
していないのに、すでに５、６件の
苦情が寄せられており、それを見た
ジェイコブソン氏は、クォーンが原因の
トラブルで苦しんでいる人が他にも
大勢いると確信するにいたった。

（下）の記事ではおもにマイコプロテインの
危険性を示しています。

●マーロウ社の反論

＞だがマーロウ社は、あくまでクォーンは
安全であるとの主張を崩さない。
クォーンについてはさまざまな
調査研究が行なわれ、データはすべて
ＦＤＡや各国の監督機関に
開示されていると米国法人の
ウィルソン副社長は話す。
また、クォーン製品は今年で
１０億個の売上を達成する見込みだが、
その数に比べれば、これまで寄せられた
苦情は少ないものだという。

マーロウ社は安全性を訴えていますね。

「１０億個の売上を達成する見込みだが、
その数に比べれば、これまで寄せられた
苦情は少ないもの」
この文章が安全を担保するものでは
ありません。

●試食会では
＞かくしてワイアードのオフィスでは
１６日(米国時間)、およそ1時間に
わたってクォーンの試食大会が開かれた。
１０人ほどがコーヒーラウンジに
やって来ては、この進んだ食べ物の
味見にチャレンジしたのだ。

＞食べた感想はおおむね肯定的なもの
だった。

＞なお、食べたあとに不調を訴えた者は
１人だけだった。それは記者だったが、
とくに身体的な症状ではなく、
「不快な後味」に悩まされたという。

＞それ以外はもっと好意的な意見ばかりで、
実際に食べてみると、クォーンの原料が
謎の菌類だということはさほど気に
ならないとの声が多数を占めた。

＞おそらくそれは、代替食品ビジネス自体が
ごまかしの上に成り立っているからだろう。
作り物の肉を美味しく食べるためには、
その瞬間だけでも、自分が
かぶりついているものの正体を
忘れることが必要なのかもしれない。

最後のライターの指摘は納得できます。

これらの記事だけで、Ｑｕｏｒｎ（クォーン）
を評価はできませんが、なんとなく不安を残して
いますよね。

それも、他の代替肉でいつも指摘のある
添加物への懸念以上のものです。

多分、日本のヴィーガンはなかなか厳しい
評価をしますが、政府や外食産業なら
簡単に入れてしまうような気がします。

今後も注意深く見守っていきます。

今日は以上です。

あとがき
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
「ヴィーガン」は「脱搾取」です。
日本ではこれに加えて「健康」も重要視
しています。

もちろん、ヴィーガンジャンカーも多いですが
「外食産業」は私達「ヴィーガン」を
ターゲットから外し、一般を取り込むと
思われます。

日本のヴィーガンは「脱搾取」だけでなく、
「健康」も訴えていく必要もあるように
思いますが、いかがでしょうか？

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ヴェジ・ギャングプランク

※私の名前について
表記を尾崎時雄としています。
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