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ヴィーガンレポート特別篇

聖書とヴィーガン
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こんにちは！！

ソーシャルコンサルタントの
ヴェジ・ギャングプランク尾崎です。

さて、今日の記念日は以下の通りです。

・世界自転車デー
・測量の日
・雲仙普賢岳祈りの日・いのりの日
・ケロミンの日
・６月３日はMousaの日
・ポンコツの日
・くるみパンの日
・みたらしだんごの日
・ビースリーの日

雑学ネタ帳ー今日の記念日
https://zatsuneta.com/category/anniversary.html

今日のテーマ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
母に捧げる愛とヴィーガン
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
商品開発を模索する結果、
ヴィーガンに至ったり、ヴィーガンに
関連付けられたりします。

今回のケースは、母への愛がすべての人に
広がり、そこにヴィーガンが関連づけられた
ケースです。

天国の母にささげるアイス　味も栄養も
「がん患者のQOL支えたい」
https://mainichi.jp/articles/20220526/k00/00m/040/141000c

肝臓がんで食が細くなっていく母が、口に
含んだ時の笑顔が忘れられない。それでも
栄養面を考えると、罪悪感が拭えなかった。
シェフの神例（かんれい）早紀さん（２９）は、
１年前に亡くなった母章子（あきこ）さんに
届けたかった一品をこの春完成させた。
起業して夏に販売を始める。

「（母の闘病中は）何かできることはないかと
考えたのですが、亡くなってみると、
何もできなかったと思いました」。母との
思い出の詰まった徳島県鳴門市の自宅で、
神例さんは２０２１年４月に亡くした章子さん
（当時５７歳）のことを話し始めた。

シェフになったのは章子さんの影響だった。
「外食より、家で母の料理」と、神例さんが
楽しみにするほどの料理上手。高校生だった
３年間の弁当は「全てキャラ弁」というほど、
愛情を注いでくれた。中でも塩昆布と枝豆に
チーズを混ぜた創作ごはんは絶品だった。
休日に一緒に台所でした菓子作りの楽しさが
忘れられなくて、高校卒業後は調理や製菓を
学ぶ大阪府内の専門学校に進学。パティシエと
して大阪市内のホテルの門をたたいた。

章子さんに異変が見つかったのは、
神例さんが神戸市内のレストランに移って肉や
魚といったメイン料理を担当していた２１年３月初め。
発見した時点でがんは進行しており、
徐々に体は弱った。食事も熱いものや
刺激物を避けるようになり、つらそうな表情で
伏せることが増えていった。


●アイス口にした数日後、帰らぬ人に

家族は章子さんが少しでも栄養を取れるよう、
知恵を絞った。神例さんも休暇で自宅に
戻ってスープを作ったが、章子さんはすぐに
「ちょっとでいい」とスプーンを置いた。
そんな中、唯一おいしそうに口に
運んだ食べ物があった。

それが一家の好物だったアイスクリーム。
舌の上で優しく溶け、かむ必要もない。
口に含むとパッと表情が明るくなって、
笑みがこぼれた。症状の悪化で口数も
減っていたが、食べたいものを尋ねると
決まって「アイス」だった。

アイスを食べてリラックスした表情を
浮かべる章子さんを見て胸をなで下ろす一方、
家族には複雑な気持ちもよぎった。
同じころ、章子さんの体調を栄養面から
支えようと、穀物や野菜を中心とした
食生活「マクロビオティック」を
実践しようとしていたからだ。
マクロビオティックは砂糖や添加物を
避ける考え方。章子さんのために
準備した市販のアイスには、砂糖や
香料などの添加物が含まれていた。
「母の体に良くないものを
与えているのでは・・・・・・」。
後ろめたい気持ちになった。

葛藤しつつも、上機嫌でアイスを
完食する章子さんの求めを拒むことは
できなかった。章子さんは最後に
アイスを口にした数日後、帰らぬ人と
なった。

母は８０歳ぐらいまでは生きると
思っていました。根拠はなかったけど・・・・・・」。
大阪や神戸で勤めていた時、父や
姉を含めた家族とＳＮＳ（ネット交流サービス）で
朝や仕事を終えた後あいさつを交わすのが
日課だった。章子さんが作った夕食の写真が
毎日届き、神例さんも夕食の写真を送った。
一緒に暮らしているような気持ちだった母が、
わずか５０日ほどの闘病で亡くなった。
その日は神例さんの２８歳の誕生日だった。

喪失感は埋めがたく、神例さんは
鳴門市内の自宅から海を見て
一日を過ごす日々が続いた。
母の死から約1カ月がたち「母を失っても、
自分の人生は続いている。私はどうありたいのか」と
考えるようになった。「がん患者でも
気兼ねなく食べられるアイスを作れないか」。
章子さんの闘病生活を思い出し、
答えにたどり着いた。


●独立しアイス製造販売に挑戦

添加物なしのアイスはすでに一部で
市販されているが、神例さんが
目指したのは白砂糖、添加物、
牛乳すべて不使用のアイス。以前に
参加したアイスのイベントで、
ビーガン（完全菜食主義）を実践する人が
食べる乳製品を使わないアイスや
無添加アイスを見たのもヒントになった。
起業塾などに参加してアイスへの需要は
高いと考え、独立してアイスの製造販売に
挑戦することを決めた。

神例さんは白砂糖の代わりに未精製の
きび砂糖や甘酒の原料となる甘こうじを
使用。牛乳はオーツミルクなど
植物性ミルクに置き換え、バニラビーンズを
使うことでバニラの風味を出すための香料などの
添加物を不要にした。味は満足できるものだったが、
乳化剤、増粘剤（ぞうねんざい）などの
添加物を加えなかったため、凍らせると
カチカチになった。

苦戦している神例さんに助言してくれたのが
勤務先のレストラン「北野ガーデン」（神戸市）で
尊敬する中村実・総料理長だった。
アドバイス通り葛粉（くずこ）やこんにゃく粉を
加えると、滑らかな舌触りのアイスクリームが
完成。一周忌の４月２２日、章子さんの
遺影にアイスを供えて報告した。

商品の名前は「TABBY　ICE　CREAM
（タビーアイスクリーム）」にした。
英語だが、日本語へ直訳すると
「トラ猫アイスクリーム」だ。
しま模様の猫２匹を飼っていることもあるが、
開発のきっかけとなった章子さんが
寅（とら）年生まれだったことにちなんだ名前。
「多種多様な制限がある人の悩みを解決し、
QOL（クオリティー・オブ・ライフ＝生活の質）向上を
サポートする」という理念も、章子さんの闘病生活で
感じたことが原点だ。

がん患者を意識して開発したアイスだが、
ビーガンやアレルギーに悩む人も楽しめるものに
なった。現在は自宅の一角に
アイスクリーム製造機械を
導入するべく準備中で、夏にまず実店舗で
発売し、年内には通販サイトでも
販売を開始する計画だ。

生前の母には届けられなかったアイス。
神例さんは多くのがん患者とサポートする家族に
思いが届くことを願う。
「がん患者には必要なカロリーを取って体力を
維持し、一日でも長く、健康で過ごしてほしい」

がん患者やサポートしている家族らの声も
商品作りに生かすため、
インスタグラム（＠tabby_icecream）への
メッセージを募集している。【植松晃一】

記事の内容は以上です。

この記事から「ヴィーガン」アイスが
生まれた理由は、
アイスとマクロビでした。

神例さんが届けたかったお母さんに対する思いを
多くのがん患者とサポートする家族に
思いが届けるように準備されています。

「多種多様な制限がある人の悩みを解決し、
QOL（クオリティー・オブ・ライフ＝生活の質）向上を
サポートする」
これ自体が、脱搾取に繋がる思いではないかと
思いました。

今日は以上です。

あとがき
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
今回の記事には「ヴィーガン」という
言葉は出てきましたが、「動物」「生き物」
という単語は出てきません。

脱搾取というのが前提と思っていますが、
「ヴィーガン」は神例さんのような
思いやりの心がベースにあるものと
思っています。

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ヴェジ・ギャングプランク

※私の名前について
表記を尾崎時雄としています。
崎の旁の上は本当は”立”です。
環境依存文字のため、表示されない
場合がありますので、”大”にして
おります。