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メルマガ「ヴィーガンレポート」

【海外ヴィーガン事情】ニューヨークのヴィーガンレストランのオープンラッシュ/ヴェジ・ギャングプランク「ヴィーガンレポート」NO.697

2022年10月06日



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ヴィーガンレポート特別篇

聖書とヴィーガン
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〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
こんにちは!!

ソーシャルコンサルタントの
ヴェジ・ギャングプランク尾崎です。

今日の記念日は以下の通りです。

・国際協力の日
・役所改革の日
・国際ボランティア貯金の日
・天むす・すえひろの日
・トムの日
・夢をかなえる日
・とくしまNAKAドローンの日
・でん六の日
・メディカルスパトロンの日
・石油の日
・登録販売者の日
・どろソースの日
・手巻きロールケーキの日
・メロンの日

雑学ネタ帳ー今日の記念日
https://zatsuneta.com/category/anniversary.html

今日のテーマ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ニューヨークのヴィーガン事情
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
パンデミック対応で、多くの飲食店が
打撃を受けました。

これは日本だけではなく、世界中の
話です。

海外のヴィーガンの話は、ある店舗の話
みたいな感じの記事が多く、全体の話が
なかなか把握できません。

そんな中、ニューヨークの話が
入ってきましたので、ご紹介します。

お洒落でハイエンドなヴィーガンレストランが
ニューヨークで増えている理由
https://www.pen-online.jp/article/011677.html

今や街中でマスクをしている人は少数派と
なったニューヨーク。一時は
新型コロナウイルスの世界的な
激震地として騒がれたが、観光客で
賑わう日々が戻ってきている。
パンデミックによって閉店に
追い込まれたレストランも多いが、
ポストコロナにおいてその分、
新しいレストランのオープンラッシュで
新たなトレンドも生まれてきている。

そのひとつがヴィーガンレストランの
台頭だ。トレンドに敏感な若者たちが
なぜヴィーガンレストランで食事を
楽しむのか? その理由を
紐解いてみよう。


●パンデミックによって人々は
健康意識に開眼

アメリカでは2020年3月半ば以降、
パンデミックによってしばらくステイホームを
余儀なくされた。それによってアウトドアを
楽しむようになった人々や、時間が出来たことで
健康を意識して食生活を変えた人、
飲酒量を減らした人など、健康に
向き合う時間ができた。

また、人々が家に籠り、車社会のアメリカで
交通量が減少したことで、都市部の大気汚染が
改善。家庭から出るゴミの見える化に
よって自分たちが日頃どの程度ゴミを
排出しているのかにも気づいた人も多く、
身近なところから環境問題に
配慮するきっかけを得た時間でもあった。

それによってパンデミック期間に
ヴィーガンやベジタリアン、
フレキシタリアンに移行した人も多い。
選ばなければ不健康な食品が
蔓延するアメリカでは、意識が
高い人たちへ向けてスーパーでも
大豆などを主成分としたプラントベースの
代替肉などが日本よりも豊富だ。
「Just Egg」や「Impossible Food」など、
テクノロジーを駆使したシリコンバレーの
テック系企業がクールなブランディングで
プラントベースの食品を販売している。

古くから肉や魚を使わない精進料理があり、
ヘルシーな食生活が根付いた日本人とは異なり、
ファストフードなどが多く、
さらには社会問題に声を上げることが
意思表示になるアメリカでは、動物倫理や
温暖化問題から脱肉食を図る人が増えている。


●セレブシェフも
ヴィーガン&ベジタリアンレストランをオープン

前述したようにスーパーでは多くの
プラントベース食品が出回っているが、
ポストコロナでお洒落なヴィーガンレストランが
続々オープンしている。人々のマインドセットが
パンデミックにより健康志向が強まり、
環境問題から肉食を避けるZ世代が
増えたことを考えると、このトレンドは
自然だろう。

今までヴィーガン&ベジタリアンレストランと
言えば地味な印象もあったが、
今はそうではない。肉や乳製品を使わないことは
制約ではなく、今や新たなクリエーション
を創造するチャンスである、という風潮だ。

話題となったのは、
2017年「世界のベストレストラン」で
一位に輝いたマンハッタンの
マディソンスクエアパークに店を
構える「Eleven Madison Park」が
コロナ禍のクローズを経て、ヴィーガンレストランと
して生まれ変わったことだ。世界一にも
輝いたレストランがヴィーガンメニューへと
舵を切ったことは大きな話題となった。

テイスティングメニューも
一人335ドル(約4万8000円)と
ラグジュアリーな価格で、
肉や魚を使わない=安い、というのは
常識はずれ。これは同店だけではない。
世界的セレブシェフ、ジャン・ジョルジュ氏も
ユニオンスクエアパーク近くに
ベジタリアンレストラン「abcV」を
持っている他、最近ピア17に
オープンした商業施設丸ごと
ジャン・ジョルジュ氏プロデュースの
「Tin Building by Jean-Georges」にも
「Seeds and Weeds」というヴィーガンレストランを
オープン。同氏がヴィーガン&ベジタリアン食に
意識が向いていることが伺える。

世界のトップシェフたちによる
ヴィーガン&ベジタリアンレストランの
オープンにより、今やヴィーガン&ベジタリアンの
レストランで食事を楽しむことが“COOL”になっている。

ラグジュアリーシェフたちに
追随するように、マンハッタンでは
市場を牽引する若い世代の間で
話題となるような多くのお洒落な
ヴィーガン&ベジタリアンレストランが
オープンしている。

人種の坩堝であるニューヨークらしく、
「Spicy Moon」などのチャイニーズ、
「Hangawi」などのコリアン、
「jajaja Mexican」などのメキシカン、
他にはニューアメリカン、フュージョンなど、
ヴィーガン&ベジタリアンレストランの
ジャンルも多岐に渡る。

先日足を運んだ「Planta Queen」は
オシャレな若い層の人々で
賑わっていた。アジアンフュージョンの
同店ではスイカをスライスしたものを
マグロの握りに見立ててサーブをしていた。
なるほど美味しいのだが、マグロとは別物。
こういう発想もあるんだな、という感想。

代替肉を使ったハンバーガーショップなど、
ファストフードでもヴィーガン&ベジタリアンを
掲げる店が増えている。ノマド地区にオープンした
「PLNT Burger」はポップなカラーを
使ったブランディングでヴィーガン&
ベジタリアンレストランらしいクリーンな
イメージではなく、逆にジャンクフードを
想像させるほどだ。

ランチ時は長蛇の列ができ、実際に
試食してみると満足感もあるが、
胃もたれはしないといういいバランスだ。
このように日頃からの外食シーンでヴィーガン&
ベジタリアンのレストランがそのチョイスに
自然と入ってくるようになった。

ニューヨークの食情報を網羅している
「Eater」や「Time Out」といった
人気ウェブサイトでもヴィーガン&
ベジタリアンレストランの特集が
たびたび組まれるなど、その注目度は
上がっている

文・写真:菅 礼子
https://www.instagram.com/sugareiko/

記事の内容は以上です。

かなり「Cool」な記事だと思います。

>古くから肉や魚を使わない精進料理があり、
ヘルシーな食生活が根付いた日本人とは異なり、
ファストフードなどが多く、
さらには社会問題に声を上げることが
意思表示になるアメリカでは、動物倫理や
温暖化問題から脱肉食を図る人が増えている。

ヘルシーな日本人は地道に健康文化を
気づいてきましたが、アメリカ
(移民国家なので、あえてアメリカ人と
言わないにか)は、ファストフードなど
「手軽」をトレンドとしてきた社会が
「健康」というトレンドに舵を切り、
それが広がってきたことが
よくわかります。

やはり、どうしても、日本と比較してしまいます。

日本を意識しながら、記事を読むと
気になったことが2つあります。

まずは、「ラグジュアリー」というキーワード
です。

多分、多くの日本人はこの「ラグジュアリー」の
単語に抵抗があるかもしれません。
それは正確な表現ではないですが。

逆に「ラグジュアリー」を満足する人もいます。

意味は、「贅沢な」「豪華な」 「贅沢さ」です。

以前は、「行き過ぎた無駄づかい」「過剰な道楽」
などのマイナスイメージもあったようです。

これはやはり血筋ではないかと勝手に
想像します。
(最近、成功者の意味を理解するのに
マインドセットの違いから感じました)

「ラグジュアリー」は、もともとは
ホテル用語らしいのですが、ホテルから施設は
最近では車(ラグジュアリーカー)等に
使われるものになりました。

「ゴージャス」という言葉もありますが、
ますます、近寄りがたくなります。

つまり、ヴェジもその血筋からくる抵抗感
だと感じています。(;^_^A

それは置いておいて、やはり、日本人は
「質素倹約」が根付いています。

なので、それが、抵抗感に繋がっているかも
しれません。

しかし、日本にいても、ヴィーガンレストランが
成功するには「ラグジュアリー」志向は欠かせないと
正直思っています。

逆リーズナブルの位置づけです。

質素倹約型のヴィーガンカフェの多くは立ち行かなく
なったのではないでしょうか?

確かに庶民の多くの志向は、「ラグジュアリー」より
「リーズナブル」だったと思いますが、普通の飲食店より、
どうしてもコストがかさむため、「リーズナブル」は難しく
なってしまうのです。

日本では、ヴィーガンが庶民のものになるのか?
それが問題です。

もう一つ気になったのは、

>肉や乳製品を使わないことは
制約ではなく、今や新たなクリエーション
を創造するチャンスである、という風潮だ。

この言葉です。

日本人の多くはヴィーガンになることを
制約と感じています。

ヴィーガンになろうと思っていない人が
ヴィーガンを見た時の感覚、ヴィーガンに
なろうと決心した人がヴィーガンに向かう時、
ヴィーガンになったからの友達との交流、
少なからず、抵抗感がありませんでしたか?

しかし、ニューヨーカーは、かなりの比率で
それらの抵抗感は低いということです。

それ以上に「今や新たなクリエーション
を創造するチャンス」と・・・

ヴィーガンの展開は、「質素倹約」型では
難しいのでしょうか?

今日は以上です。

あとがき
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
もともとのヘルシー志向の日本人は
なかなか完全なヴィーガンになれない
ような気がします。

理由は

・変化に対応しにくい
 (変わらないことを伝統としている)
・健康を基軸に考えるとそもそも日本人は
健康でなかったかと考える。
(アメリカでは不健康な極みを行っていた)
・関係性に亀裂が入るようなことはしたくない

という感覚があるからです。

ヴィーガンを広めていきたい人はこれらのことを
考慮して戦略を練ることが重要です。

メルマガについての感想・要望を
vegegangplank@gmail.com
までお願いします。

ヴェジ・ギャングプランク

※私の名前について
表記を尾崎時雄としています。
崎の旁の上は本当は”立”です。
環境依存文字のため、表示されない
場合がありますので、”大”にして
おります。


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