このページは、ヴェジ・ギャングプランクのメルマガ「ヴィーガンレポート」のバックナンバーのページです。

○○○○様

メールアドレス：読者のメールアドレス

メルマガ特典はこちら　↓
ヴィーガンレポート特別篇

聖書とヴィーガン
https://vegegangplank.wixsite.com/website

〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
こんにちは！！

ソーシャルコンサルタントの
ヴェジ・ギャングプランク尾崎です。

今日の記念日は以下の通りです。

・平和と開発のための世界科学デー
・エレベーターの日
・ハンドクリームの日
・技能の日
・肢体不自由児愛護の日
・トイレの日
・井戸の日
・断酒宣言の日
・いい音・オルゴールの日
・いい友の日
・いい頭皮の日
・糸脱毛の日
・ポスティングの日
・人と犬・愛犬笑顔の日
・無電柱化の日
・かりんとうの日
・ホワイト企業普及の日
・ヒーターの日
・希少糖の日
・下半身痩せの日
・和紅茶の日
・糖化の日
・パンケーキの日
・アメリカンフライドポテトの日
・バイナリーオプションの日
・コッペパンの日
・Windows 10 の日
・スカイプロポーズの日
・キャッシュレスの日

雑学ネタ帳ー今日の記念日
https://zatsuneta.com/category/anniversary.html

今日のテーマ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
代替レザーとヴィーガンレザー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ヴィーガンレザーについてはこの
「ヴィーガンレポート」でも
お伝えしております。

今日は「代替レザー」の話です。

なぜ、「ヴィーガンレザー」と言わず
「代替レザー」なのか？

記事を見れば、すぐわかります。
多分、ヴィーガン、ベジタリアンの人なら
発見が早いと思います。

今日は、少し長めの記事です。

食品から財布やバッグに！サステナブルな
ものづくりが、いま大注目！
【ママジャーナリスト竹田有里の
ゆるSDGs vol.19】
https://onl.la/M3zbZnJ

こんにちは、環境ジャーナリストの
竹田有里です。

ほぼ全てのブランドが対面式で
ショーを開催し、
すっかりコロナ回復を遂げた
「2023年春夏パリコレクション」も
無事幕を閉じました。
そんなパリコレでもSDGsを
意識したお洒落なファッションスタイルが
注目を集めました。
今回は家族で長く愛用できる
エシカルアイテムをご紹介します♪


●代替繊維？ 代替レザー？
「ヴィーガンレザー」って一体何者？

いわゆる「レザーバッグ」は、
食肉加工の過程でできた副産物を
活用した製品です。
確かに、廃棄されるはずだったものが
使われるのだから、サステナブルでは
ないかと思いますよね。

一方で、家畜の飼育による
温室効果ガスの排出や農耕地の荒廃、
大量の排水量など、従来の牛皮使用が
環境問題の一因となっていることが
懸念されているのです。

今よく聞かれる「ヴィーガンレザー」とは、
動物の皮を使用せず、皮の質感や見た目を
再現させた素材のことで、一切、
動物由来の成分を使用していません。
環境保全や動物愛護の観点からも
注目を集める素材です。

ヴィ―ガンレザー、実際にどのような
代替レザーがあるのか
詳しく見ていきましょう。

家畜の飼育による温室効果ガスの
排出や農耕地の荒廃、排水など、
牛皮革の使用が環境問題の一因と
なっていることも指摘されています。


●アップルレザーはフォルクスワーゲンに、
魚のレザーはバッグに！

ファッション業界では、ヴィーガンレザーと
呼ばれる代替繊維や代替レザーが
「地球にやさしい素材」として注目を
集めています。

代替繊維を見てみると……

大量に廃棄されるバナナの茎を
使った「バナナ繊維」を大手商社の
繊維子会社「三井物産アイ・ファッション」が
開発し、製品展開に注力しています。

MNインターファッション株式会社
（日鉄物産株式会社 繊維事業本部と
三井物産アイ・ファッション株式会社
事業統合）
https://mn-interfashion.com/

収穫後に残る伐採されたバナナの茎は
農園内で燃やされ、大量のCO2が発生します。
なんとその量は年間１０億トンにものぼります。
茎を燃やさず放置してしまうと、
腐って土壌汚染の恐れも・・・・・・。
バナナの茎を繊維として活用することは、
温暖化対策だけでなく地球環境保護に
もつながります。


また代替レザーを見てみると・・・・・・

魚のフィッシュレザーやリンゴの
アップルレザーが誕生しています。
フィッシュレザーはなんと日本国内で
開発されました！

富山県氷見市の地元ブランド「tototo」が、
特産ぶりの皮を加工した製品を
製造販売していたり、高知県の
水産加工会社「興洋フリーズ」が、
魚を卸した後に廃棄する皮を
なめしたレザーを開発し、
小物を販売したりしています。

tototo
https://www.tototoleather.com/

興洋フリーズ
https://ko-yo-freeze.co.jp/ocean-leather/

なめし処理をほどこした「魚の革」を
使用。魚ならではの美しい鱗模様が
特徴的で、他の動物とは全く違う魅力が
あります。

一方のアップルレザーは、果汁を
絞った後に残るリンゴの搾かすなどを
再利用した素材で、イタリア発祥の技術と
言われています。

アップルレザーは、自動車メーカーの
「フォルクスワーゲン」のコンセプトカーの
シートに採用された他、国内老舗バッグメーカーの
「エース」のリュックに活用され人気を博しています。
日本でもリンゴの名産地でもある青森県や
長野県でも素材の製造が進んでいるそう！

エース株式会社
https://store.ace.jp/shop/g/g11736-01/

さらに、ビーガンスニーカーを
展開するフランスのブランド「MoEa」 を
国内で輸入する東京の
会社「シャイアンリッチ・ライフスタイル」では、
リンゴ、パイナップル、ブドウ、サボテン、
とうもろこしの廃棄物を原料と
したバイオ加工レザーを裏地などの
アッパーに使っています。

CHEYENNERICH LIFESTYLE
https://cheyennerich.theshop.jp/

多種多様な食べ物を活用した代替繊維や
代替レザーが今後も続々と
開発されていきそうですね。


●キノコがバッグやお財布に大変身！？

ファッション業界ではSDGsへの関心の
高まりから、こうした代替レザーの模索に
拍車がかかっています。

土屋鞄もそのひとつ。ランドセルづくりを
はじめとする革製品企業「土屋鞄」の職人さんと、
アメリカの「Bolt Threads」社の研究者の皆さんが
共同開発したのが・・・・・・

なんと、キノコからできた
マッシュルームレザーを採用した代替レザーの
バッグや小物！

「長く愛されるモノづくりをしたい！」と
いう想いから、サスティナブルな素材を
活用した製品を販売することになったの
だそうです。（従来より使用している牛皮は、
食用の副産物で、レザーワーキンググループの
認証を取得している皮革も採用しています。）

そんな折に出会ったのが、クモの糸と
同じものを人工的につくれるアメリカの
ベンチャー企業でした。キノコを活用した、
繊維が強いマッシュルーム素材だったのです。

「人工皮革の代替レザーは石油由来の素材を
含むものが多いため、バイオベース（自然界に
あるものを主成分としている）の代替レザーを
探していた」という担当者。

時代に合わせた新しい選択肢を提案することも
大切だと話していました。


●マッシュルームレザーになるまで！

キノコの菌糸体（菌が構成する、
根のような糸状の組織体）から
生まれた新素材のマッシュルームレザー。

菌糸体とは、キノコなどの菌類の体を
構成する、菌糸の集合体のことです。
外に出ているいわゆる「キノコ」の
部分に対して、植物の根のように
見える糸状・繊維状の組織体を主に指し、
白っぽく、ふわふわとした見た目と
質感をしています。

加工によって柔軟性を持たせることが
可能なので、さまざまな製品に
利用できる高い汎用性も持ち合わせています。

菌糸体の生育に必要なものは、水と空気と
マルチング材（菌糸体の生育時に培地の
表面を覆うもの）のみ！
２週間足らずの短い周期で生育できるため、
安定した供給が見込まれているといいます。

ちなみに菌糸体は１００％再生可能エネルギーで
稼働する、最先端の施設で生育されています。


１．菌糸体を生育

菌糸体の胞子におがくずや有機物を与え、
湿度と温度などさまざまな要素を
管理した環境下に置きます。菌糸体の
生育期間は2週間足らずです。


２．基材を製造

生育した菌糸体を収穫し、圧縮・染色して
シート状の基材をつくります。収穫後の
残存物は、堆肥となります。


３．加工・仕上げ

シート状の基材にエンボス、染色、
プレス加工を施します。その後、
強度や厚さ、柔らかさを調整するための
表面加工を施し、本革同様の素材と
して仕上げます。


●１２月１５日より販売される土屋鞄の
アイテム

マッシュルームレザーは、見た目や
手触り、摩耗、折り曲げ、引っ張りなどに
社内的な基準に全てクリアしたそうです。
マッシュルームレザーを併用した
新製品３型を２０２２年１２月１５日（木）より、
数量限定・先着順で発売します。

多様な価値観にしっかり応えたいと
いう土屋鞄の担当者は、「昔から
長年培ってきたものづくりの力で、
マッシュルームレザーの発展に
貢献していきたいです。財布など
日用的なアイテムによって、
サステナブルな新素材をぐっと身近に
感じてほしいです」と
意気込んでいました。

２００９年に発売された「サスティナブルな
ものづくり―ゆりかごからゆりかごへ」の
著書ウィリアム・マクダナー氏らは著書の中で、
従来の使用された製品はゴミ箱へと
いう「ゆりかごから墓場まで」の
考え方ではなく、ものづくりの最初の
段階から自然に還る素材を活用したり、
繰り返し再利用できる素材を
使用したりしてものづくりを進める
「ゆりかごからゆりかごへ」と呼び、
ものづくりのプロセスから新たな価値を
見出すことの重要性を提唱していました。
（それも１０年以上前から！）

サステナブルなものづくりマインドが溢れ、
上記でご紹介した企業の数々に
追随するつくり手はこれから
益々増えてきそうです。つくり手と使い手が
手を携えなければ、持続可能な社会の
実現は為し得ないでしょう。
消費者である私たちも、これからの
ライフスタイルに対するマインドシフトを
実践する必要があるのではないでしょうか。

ぜひ皆さんも代替レザーや代替繊維に
関心を寄せ、家族とシェアしながら、
長く愛用し続けられるサステナブルな
ファッションを見つけてみては
いかがでしょうか。

ママジャーナリスト竹田有里のゆるSDGs
「ママジャーナリスト竹田有里の
ゆるSDGs」に関する記事を
まとめたページはこちら。
with classでは、教育・住まい・時短術を
メインに、暮らしをラクに豊かにする、
共働き夫婦向けのトピックを発信中。

記事の内容は以上です。

オリジナル記事には製品の写真もありますので
是非、ご覧ください。

さて、なぜ、「ヴィーガンレザー」と
載っているものの「ヴィーガンレザー」ではなく、
代替レザーとしたのか？

大きく「ヴィーガンレザー」の説明をした後に
「魚のフィッシュレザー」とは何ですか！！！

「魚のフィッシュレザー」の
説明のところでは
なぜかヴィーガンレザーとせず、
「代替レザー」としています。

本当の紛らわしいですね。

「魚のフィッシュレザー」ならば、
家畜の飼育による環境負荷が
ないからＯＫとしているのでしょうか？

これは、あの「昆虫食」
同様サステナブルと言いながら、
「命」についてはあまり
考えられないのでしょうか？

今日は以上です。

あとがき
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
「昆虫食」、「「魚のフィッシュレザー」
のように、サステナブルと言いながら、
「命」を殺める製品・・・・

これも問題ですが、

これらさえも「ヴィーガン」の括りに
入れられてしまいような状況です。

ヴィーガンレザーと言いながら、
「魚のフィッシュレザー」を何となく
含めていたなら

これはハッキリ「ＮＯ！！！」という
べきではないでしょうか？

言葉の意味としておかしいからです。

メルマガについての感想・要望を
vegegangplank@gmail.com
までお願いします。

ヴェジ・ギャングプランク

※私の名前について
表記を尾崎時雄としています。
崎の旁の上は本当は”立”です。
環境依存文字のため、表示されない
場合がありますので、”大”にして
おります。