ヴィーガンレポート2023【培養肉・培養魚】代替肉と培養肉/ヴェジ・ギャングプランク「ヴィーガンレポート」NO.854
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ヴィーガンレポート特別篇
聖書とヴィーガン
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こんにちは!!
ソーシャルコンサルタントの
ヴェジ・ギャングプランク尾崎です。
今日の記念日は以下の通りです。
・世界反サイバー検閲デー
・サンデーホリデーの日・半ドンの日
・モスの日
・スイーツの日
・咲顔(えがお)の日
・サイズの日
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・だがしの日
・unisizeの日
・豆腐の日
・育児の日
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・わんにゃんの日
雑学ネタ帳ー今日の記念日
https://zatsuneta.com/category/anniversary.html
今日のテーマ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
代替肉と培養肉の動向
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
代替肉はもちろんですが、培養肉の
動向も注目しています。
培養肉は、肉と同じ細胞ならば、
正直、食べるのは無理と判断していますが
ただ、地球環境に貢献すると考えるならば
培養肉も普及する可能性があります。
そうなれば、正直、ヴィーガンという考え方
も薄くなっていくような気がするからです。
今日は、代替肉と培養肉そして培養魚について
記事を見つけましたのでご紹介します。
シンガポールで急成長する培養肉・培養魚が
未来の食卓を変える? 世界で代替肉が
求められるワケ
https://gentosha-go.com/articles/-/50065
シンガポールは世界的に見て、
培養肉や培養魚などの研究・商品開発を
行う、食品テック関連のスタートアップ企業が
多数存在し、市場は急速に発展しています。
なぜシンガポールなのでしょうか?
また、わたしたちの食生活や未来を
どのように変えていくのでしょうか?
詳しく解説します。
※本稿は、テック系メディアサイト
『iX+(イクタス)』からの
転載記事です。
https://www.ix-plus.com/
そもそも代替肉市場は欧米で急成長を
遂げました。考えられる要因は
さまざまですが、欧米の食文化には食肉が
深く根づいており、
USDA(U.S. Department of Agriculture)の
調査によると、2020年時点に
おける米国の食肉消費量は
約900億ポンド(約 4,082 万トン)に
のぼります。
米国の国勢調査(センサス)によると、
米国の総人口は2020年4月1日時点で
約3億3,000万人です。単純計算で
1人当たり、年間123.7キロ
消費しているということになります。
さらに、前述の調査では消費食肉量の
約3分の1が牛肉を占めています。
牛肉はたんぱく質、ビタミンB12、
鉄分などが豊富に含まれ栄養たっぷりですが、
主食であるパンやイモ類などの炭水化物に
加え、脂質の高いメインディッシュを
日々摂り続ける食事スタイルは
カロリーオーバーを招きやすくも
あります。実際に、欧米における成人の
肥満率は、WHO(世界保健機関)の公表に
よると、31.8%にのぼります。
すなわち、約3人に1人が肥満で
あるという計算になります。ちなみに、
同調査で日本の成人肥満率は4.5%で、
約22人に1人です。
こうした背景もあり、欧米では
近年健康意識が高まり、
よりカロリーの低い代替肉が注目を
集めました。それに伴い、代替肉や
サプリメントの品ぞろえが豊富な
オーガニックスーパーの普及も
進みました。代替肉やオーガニック食品は
既存のものと比較して高価な傾向に
ありますが、「健康に投資する」と
いう概念が浸透した結果、両者ともに
市場を拡大していきました。
●全米のケンタッキーで代替肉チキンが発売
最近では、2022年に
米ケンタッキーフライドチキンが、
植物性代替チキン「ビヨンド・フライドチキン」を
期間限定で発売したことが話題に
なりました。「ビヨンド・フライドチキン」は
カリフォルニア州に本社を置く、アメリカの
代替肉市場において高いシェア率を
誇るスタートアップ企業「ビヨンド・ミート」が
本商品のために開発した製品です。
事前に行われた1日限定の試験販売では
数時間で完売し、その注目度の高さが
伺えます。
「ビヨンド・ミート」は2022年の秋に、
傘下にマルエツ、カスミなどの
スーパーを擁する日本企業
「ユナイテッド・スーパーマーケット・
ホールディングス(U.S.M.H)」と
独占契約を結んでおり、
日本市場へも参入しています。
●日本のファストフード店で
食べられる代替肉
日本のファストフード店で気軽に
試せる代替肉メニューには
どんなものがあるでしょうか?
「モスバーガー」では大豆由来の
植物性たんぱくから作られた
「ソイパティ」を使用した
「ソイモス野菜バーガー」が
2015年から発売されています。
その他、「ドトールコーヒーショップ」では、
同じく大豆由来の食材を使用した
「全粒粉サンド 大豆ミート~
柚子胡椒豆乳ソース~」が2021年から
発売されました。ペースはゆっくりで
あるものの、日本でも代替肉メニューが
着実に広まりつつあります。
●世界的にフードテックが注目される理由
環境への配慮が大きな要因の1つに
挙げられます。食肉文化を支えている畜産業は、
地球温暖化に影響しています。
牛のげっぷに含まれるメタンガスは
温室効果ガスの1種です。畜産業が
排出する温室効果ガスは、産業全体が
排出する温室効果ガスの4%に
すぎないものの、同じく温室効果ガスの
二酸化炭素(CO2)と比べて、
その温室効果は約25倍とも
言われています。畜産が
盛んなアメリカでは
いち早く取組みを進めており
(参考:
リンク(https://www.alic.go.jp/joho-c/joho05_000777.html
世界もそれに付随し、環境負荷の軽減が
見込めるフードテックが
現在注目されています。
●シンガポールでフードテック市場が
拡大している理由
シンガポールの食料自給率は10%未満に
とどまります。そこで、シンガポール政府は
食料自給率を2030年までに30%まで
引き上げることを目指す「30×30」と
いうプランを掲げています。シンガポール政府は
代替肉・代替魚を始めとしたフードテック領域に、
研究開発から生産・販売まで一貫支援しており、
スタートアップ企業の進出を積極的に
促しています。
こうした背景から、日本の
フードテックベンチャー企業である
ネクストミーツ株式会社は、
シンガポールでの事業展開に
力を入れています。現地の食肉加工企業と
開発した植物性代替肉「NEXT Wagyu」は
2022年から現地レストラン向けに
展開されています。こうした植物性代替肉は
大豆、エンドウ豆などの豆類を原料に
してつくられ、「プラント・ベース・ミート」と
呼ばれています。
●「プラント・ベース・ミート」では
ない代替肉の登場
しかし、この「プラント・ベース・ミート」も
また植物(豆類等)を必要とします。
シンガポールは国土に占める農業用地の
割合が約0.9%であるため普及が
難しく、食糧自給率を上げる効果的な
施策とは言えませんでした。そこで
「プラント・ベース・ミート」の
代替として、国内では注目を
浴びているのが培養肉・培養魚です。
そうした背景もあり、シンガポール政府は
世界で初めて培養鶏肉の販売許可を出し、
話題を集めました。
●培養鶏肉の販売許可を世界で
初めて認可したシンガポール
植物性たんぱく質を由来とする代替卵
「JUST Egg(ジャストエッグ)」を
展開しているアメリカ企業のイート・ジャストは、
シンガポール食品庁から2020年12月に
世界で初めて培養鶏肉の販売許可を
取得しました。同国で
培養鶏肉「GOOD Meat(グッドミート)」を
販売し、現地のレストランで提供されています。
同社は2030年までに培養鶏肉を畜産の
鶏肉と同等価格にすることを目指しています。
シンガポールは培養肉に続いて、培養魚の
開発も進んでいます。魚の培養脂肪を
研究しているシンガポール企業
「ImpactFat(インパクトファット)」は、
世界初の培養魚脂肪を発表し、シンガポール食品庁の
認可を受けました。同社は2022年3月に
設立されたばかりですが、同年の
アジア最大級の環境技術公募
「2022年ザ・リバビリティ・チャレンジ」、
「Asia Pacific Agri-Food Innovation Summit」を
受賞し、目覚ましい成果をあげています。
培養魚はまだ商品化されておりませんが
「ImpactFat(インパクトファット)」は
シンガポールのナショナルギャラリーで
試食会を開き、参加者からその風味に
ついて、高い評価を獲得しています。
魚の脂肪は不飽和脂肪酸を多く含み、
心疾患リスクを軽減します。培養肉よりさらに、
多くの人が選択できる食品になることが
期待されます。
●まとめ
培養肉・培養魚は実際に、
「プラント・ベース・ミート」のように
製造の過程で生き物が全く
関係していないわけではありません。
動物・魚の細胞を摂取し培養を
行っているため、ヴィーガンやベジタリアンの
人は手に取れない可能性があります。
ですがそれでも、環境負荷が低く、
動物の搾取も大幅に軽減できます。
魅力的な風味はそのままに、テクノロジーの
力であらゆる面で考慮された培養肉・培養魚は、
今後のわたしたちの消費や食事の選択肢を
増やしてくれるでしょう。
※ 外務省「シンガポール基礎データ」
PR Times https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000137.000062184.html
(文:福永奈津美)
著者情報:iX+(イクタス)
iX+はテクノロジーの活用・イノベーションにより、
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わくわくする未来を感じさせる」メディアです。
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くらす人たちに寄り添うテクノロジーに
ついての紹介・説明記事や、
よりよい体験をもたらすためにテクノロジーを
用いているモノやサービスについての
情報をお届けしていきます。
「テクノロジー」とひとえにいっても
色々ありますが比較的わたしたちの生活の
身近にあり、触れやすい・体験しやすいものを
中心にお伝えします。
HP:iX+(イクタス)
https://www.ix-plus.com
記事の内容は以上です。
培養肉の販売が世界で初めて許可されたのは
シンガポールでした。
理由は・・・
食糧自給率と農業用地利用可能面積の
少なさとのことです。
この事情圏と同様の国は無いのでしょうか?
やはり、抵抗があるんでしょうか?
培養肉はやはりヴィーガン、ベジタリアンでは
難しいですよね。
私は肉を食べると目のシャッターが下りるぐらい
体に反応がでますので、無理です。
しかし、この記事には
>ヴィーガンやベジタリアンの
人は手に取れない可能性があります。
ですがそれでも、環境負荷が低く、
動物の搾取も大幅に軽減できます。
それでも???
環境負荷が低いのは理解できるとして
動物の搾取も大幅に軽減???
大幅に軽減は、限界がわかっていると
いうことで
ヴィーガンではありませんね。
ヴィーガンじゃなくても
動物の搾取が軽減できるから良いのでは?
という人もいるでしょうね。
それはそれで、シンガポールでは
代替肉の先進基地ということです。
今日は以上です。
あとがき
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
環境負荷の削減ということで、これからも
代替肉や培養肉は増えていくと思います。
このあたりは、消費者ニーズではなく、
環境ニーズです。
開発をして無理無理マーケティングで
普及していくんでしょうか?!
培養肉については今後も
注視していきます。
メルマガについての感想・要望を
vegegangplank@gmail.com
までお願いします。
ヴェジ・ギャングプランク
※私の名前について
表記を尾崎時雄としています。
崎の旁の上は本当は"立"です。
環境依存文字のため、表示されない
場合がありますので、"大"にして
おります。
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