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ヴィーガンレポート　NO.1037


令和5年9月11日（月）
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○○○○様

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ヴィーガンレポート特別篇

聖書とヴィーガン
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こんにちは！！

ソーシャルコンサルタントの
ヴェジ・ギャングプランク尾崎です。

今日の記念日は以下の通りです。

・二百二十日
・警察相談の日
・公衆電話の日
・愛国者の日
・たんぱく質の日
・ロールちゃんの日
・めんの日
・ダブルソフトの日
・おかあちゃん同盟の日

雑学ネタ帳ー今日の記念日
https://zatsuneta.com/category/anniversary.html

今日のテーマ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
日本人経営者による日本のヴィーガン市場
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この数年、海外からのヴィーガン市場参入が
無いことが気になっていました。

浮いた話や噂も無いのです。

もちろん、魅力がなければ、見向きも
されませんが、

何か腑に落ちません。

例えば、日本人の体質に合わないのに
牛乳、小麦（パン）は
かなり成功したように思います。
（ただし、これは戦後、ＧＨＱが食料支援と
いうことで荒っぽく導入しましたが）

一方、精進料理や発酵食品等
ベジタリアンベースのある日本人なのに
どうして、ヴィーガン・ベジタリアン人口が
あまりに少ないを捉えて市場参入が
控えられているのか？

精進料理や発酵食品はヴィーガン食と競合しないと
思っています。（これはヴェジの視点）

発酵食品は調理法や調味料のような全く別モノ、
精進料理は日本食、イタリアン、フレンチと
いうようなカテゴリーの違いと思っているから
です。

海外の視点ならば、わかりませんが、日本人の
経営者からの視点の記事を見つけましたので
何かわかるのではないか？
と思い、ご紹介します。

食品開発ＮＨＰ、海外初拠点を来年開設
https://www.nna.jp/news/2562300

加水分解技術を活用した食品開発を
手がける日本ハイドロパウテック
（ＮＨＰ、新潟県長岡市）は来年、
シンガポールに拠点を開設する。
同社にとって初の海外拠点となる。
アレルギー物質を含まないチョコレートなど
自社ブランド商品を企業間取引（ＢｔｏＢ）、
企業・消費者間取引（ＢｔｏＣ）の両方で
展開する。

来年３月に現地法人ハイドロパウテック・
シンガポールを開設。現法に併設する店舗も
同時にオープンする。株式の過半数は
日本ハイドロパウテックが取得し、
残りは現地資本や投資家などで
構成される予定だ。

現法では、アレルギーの
原因物質（アレルゲン）を
含まずプラントベース（植物由来）の
原料を使ったチョコレートや
高耐熱性チョコレート、
加水分解物（コメなどを原料と
し乳化剤や増粘剤など多様な目的に
合わせて活用できる素材）の
業務用販売を行う。

店舗では、消費者向けに
アレルゲンフリーでプラントベースの
チョコレートを販売する。
同チョコレートは日本法人では販売していない。

日本ハイドロパウテックは、
独自開発したカカオマス、
チョコレート製造技法や
加水分解技術を持つ。
同社の代表取締役である熊澤正純氏は
ＮＮＡに対し、
「ビーガン（完全菜食主義者）向けや
イスラム教の戒律『ハラル』対応を
含めたプラントベース、アレルゲンフリーの
日本市場は小さい。人やモノが
交流するシンガポールで、その真価、
市場性を問うことが拠点設立の理由だ」と
説明した。

１日にはシリーズＢ
（事業を拡大させる段階の資金調達）で
約５億1,000万円の資金調達を実施したと
発表。調達した資金はシンガポール拠点の
開設や、日本での食品開発事業の強化などに
充てる。

このほか業務提携先である
食品開発・加工のタケショー（新潟市）と
５月、ベトナムで他社や教育機関も
交えてカカオポッドの土壌改良剤に
関する共同研究を開始した。熊澤氏によると、
日本ハイドロパウテックがタケショーの
ベトナム現法に製造を委託することなども
可能という。

記事の内容は以上です。

短い記事ですがいろいろなことが
見えてきます。

＞同社の代表取締役である熊澤正純氏は
ＮＮＡに対し、
「ビーガン（完全菜食主義者）向けや
イスラム教の戒律『ハラル』対応を
含めたプラントベース、アレルゲンフリーの
日本市場は小さい。人やモノが
交流するシンガポールで、その真価、
市場性を問うことが拠点設立の理由だ」と
説明した。

ＮＨＰの熊澤正純氏はハッキリ
「プラントベース、アレルゲンフリーの
日本市場は小さい」
と言っています。

現状は事実です。

シンガポールに進出した理由はもちろん、
培養肉の販売を世界で
初めて許可した国ですから何等かの
誘致措置があったと思います。

さて、この記事から海外投資家や
ヴィーガン食関係者が日本市場を避ける
何かがあるのでしょうか？

ヴェジはあると見ます。

ある意味、ＮＨＰの熊澤正純氏が
「プラントベース、アレルゲンフリーの
日本市場は小さい」
と言っているだけです。

しかし、ＮＨＰは食品開発を
手がける日本の会社であること、そして
日本の経営者の発言であること。

このことはかなり重要視されるポイント
だと思います。

なので、多くの海外投資家や海外の
ヴィーガン、ベジタリアン食
関係者はこのような発言に注目していると
思います。

ある意味、多くの海外の事業者、投資家は
このような日本人の発言に影響を
受けているように思います。

しかし、世界的にもヴィーガン、ベジタリアン食市場の
ターゲットはヴィーガン、ベジタリアンではなく、
フレキシタリアンや普通の人となっています。

日本における潜在的ポテンシャルの高さは
精進料理、発酵食品に見られるように
明らかにわかると思います。

とはいうもののヴィーガン、ベジタリアン食の
日本人の発信はインバウンドだのみのような
状態では、海外の事業者、投資家も
引いてしまいますよね。

今日は以上です。

あとがき
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
ＮＨＰの熊澤正純氏の気になる発言が
あります。

＞「ビーガン（完全菜食主義者）向けや
イスラム教の戒律『ハラル』対応を
含めたプラントベース、アレルゲンフリーの
日本市場は小さい。人やモノが
交流するシンガポールで、その真価、
市場性を問うことが拠点設立の理由だ」

この文章の後半、
＞人やモノが
交流するシンガポールで、その真価、
市場性を問うことが拠点設立の理由だ

プラントベース、アレルゲンフリーは
今後の方針として確定しているのではなく、
試しの段階という発言です。

＞５月、ベトナムで他社や教育機関も
交えてカカオポッドの土壌改良剤に
関する共同研究を開始した。

これは農業技術の移転？？？

何かＮＨＰは面白そうな会社ですね。

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ヴェジ・ギャングプランク

※私の名前について
表記を尾崎時雄としています。
崎の旁の上は本当は"立"です。
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場合がありますので、"大"にして
おります。