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ヴィーガンレポート2023【ヒグマ捕殺ストップ】野生動物に対する認識、行政と愛護団体 Part1/ヴェジ・ギャングプランク「ヴィーガンレポート」NO.1049

2023年09月23日



ヴィーガンレポート NO.1049


令和5年9月23日(土)
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇

○○○○様

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ヴィーガンレポート特別篇

聖書とヴィーガン
https://vegegangplank.wixsite.com/website

〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
こんにちは!!

ソーシャルコンサルタントの
ヴェジ・ギャングプランク尾崎です。

今日の記念日は以下の通りです。

・秋分
・秋分の日
・手話言語の国際デー
・彼岸
・不動産の日
・海王星の日
・万年筆の日
・カフスボタンの日
・国実の日
・動物虐待防止の日
・国生みの日
・網膜の日
・靴磨きの日
・おいしい小麦粉の日
・ネオロマンスの日
・長野県ぶどうの日
・酒風呂の日
・お墓参りの日
・夕陽の日
・ロブサルツマン・パジャマの日
・国産小ねぎ消費拡大の日
・天ぷらの日
・乳酸菌の日
・不眠の日

雑学ネタ帳ー今日の記念日
https://zatsuneta.com/category/anniversary.html

今日のテーマ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
野生動物に対する認識
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ヴィーガンの記事を読んでいて
どうしても無視することができない記事を
見つけました。

テーマは「野生動物に対する認識」です。

このテーマで
何回かに分けてご紹介します。

“ヒグマ捕殺ストップ"訴える
日本ヴィーガン協会のクラファンが
波紋・・・道庁担当者が語った活動への“見解"
https://jisin.jp/domestic/2241391/

北海道でたびたび目撃情報が飛び出すヒグマ。
そのヒグマを巡る“ある活動"が波紋を呼んでいる。

きっかけは、一般社団法人「日本ヴィーガン協会」が
ヒグマ保護のために立ち上げた「クマたちから
学ぶ日本再生プロジェクト!」と題した
クラウドファンディング。
クラウドファンディングのサイトに
掲載されている紹介ページには、
内容についてこう説明がされている。

《2023年夏!ついに私たちは北海道の
ヒグマ補殺ストップ活動スタート!
これもクラウドファンディングでご支援あり、
活動が注目され、北海道からご協力の声を
頂いたからです!

ヒグマと暮らした経験豊富な
アドバイザーとともに北海道へ!貴重な
ヒグマの生態や調査報告書を、環境省や
関係自治体、ご支援者の方に送ります!》

今回クラウドファンディングを行った経緯に
ついては、同団体が過去に行った本州に
生息するツキノワグマの生態調査より、
クマが住む森林の環境が悪化していることと、
クマが必要以上に殺されていることを
知ったことがきっかけだという。同様に
北海道のヒグマも保護するために、
クマたちの実態調査・獣害駆除の
ない自然農法の推進・捕殺しない仕組み作り・
クマの保護の4つのプロジェクトを行う予定。
また、支援者へのリターンとしては、
調査や学習した内容をまとめた報告書を
兼ねる季刊誌の送付などが予定されている。

しかし、ヒグマが生息する現地での調査を
予定していることが9月上旬にSNS上で
拡散されると、たちまち反発の声が。
北海道では、ヒグマによる人身事故を
防止するために“ヒグマに遭わないこと"と
注意喚起されていることもあって、
こんな声が。

《調査? 自己責任でやればよろしい。
ゴミは持ち帰れよ ハンター同行は
趣旨に反するぞ 何があっても公的機関に
救助は求めないでくれ ヒグマの生態を
学んでから出直せ 以上道民の
独り言でした》
《日本ヴィーガン協会???
あんたらヒグマの餌かい?
やめてくれ、人間の味を憶えたヒグマが
どうなるか知ってますか。
過去、開拓時代から北海道でヒグマと
開拓者達がどう関わってきたか。
ヒグマをただのドでかい野生の熊と
思っていたら大間違いですから。》

しかし、クラウドファンディングの
サイト内には「北海道から協力の
お申し出があり」という文言が。
果たして、北海道の行政から
「日本ヴィーガン協会」に依頼が
あったのだろうか。そこで、本誌は
北海道庁ヒグマ対策室の担当者に話を
聞いた(以下、カッコ内は担当者)。

――今回、道庁のからそのような依頼を
協会にしたのでしょうか。

「サイト中の『北海道』がどのような主体を
指すものか分かりませんが、
当職では関与していません」

――調査のためにヒグマが生息する森に
入ることを、道庁として認めていますで
しょうか。

「それぞれの土地管理者の判断になります」

――独自でこのような調査をすることに
対しての見解をお聞かせください。

「日本ヴィーガン協会が独自の考えで
調査を行うものと考えます。
道庁としてコメントする立場に
ありません」


■「森の管理者にも、クマ側にも
受け入れてもらえないでしょうね」

直近も道内で牛66頭を襲った凶暴な
OSO18などが話題になるなど、注目を
集めているクマ被害。道庁の担当者に、
ヒグマとの“正しい付き合い方"に
ついても話を聞いた。

日本ヴィーガン協会の
クラウドファンディングのページには
「みんなで一緒に私たちの日本の山を
豊かなクマの住める状態に再生する方法を
考えて進めていかなくてはなりません」と
いう記載が。だが、森林破壊が
クマ被害増加の直接的な原因ではないという。

「森に餌がなくて野生動物が里に降りてくると
よく言われますが、例えばどんぐりが
大凶作の年とかは一時的な現象と
してはそれもあるでしょうけど、
長期的に見ると、野生動物が増えて生息数が
増えているから、人里に出てくる数が
多くなったと見るべきです。

それよりも市街地に出てくることに
関しては、人間側の付き合い方に
問題があります。ヒグマが
出てくる可能性のあるところで、
わざわざヒグマのごちそうに
なるようなものを栽培して
全く防除策をとっていなかったり、
生ゴミの処理が適切でなかったり。
それで人間の側がクマを
引き寄せてしまうという問題の方が
大きいかと思います」

――過去に日本ヴィーガン協会は、
ツキノワグマの保全活動の一環と
して森にドングリを撒く活動も
行っていたというが。

「それもとんでもないことですね。
そういうことをやってる団体は
他にもありますけれど、一時的に
それでクマがお腹を満たしたと
しても、本来の自然の環境収容力以上に
クマが増えてしまうことになりますよね」

すると必然的に人里に降りてくる個体が
増え、捕殺される頭数も増えてしまう。
協会側は「奥山の荒廃で出てくるクマを、
生息数が想定以上に多かったと、
各都道府県は捕殺可能数を
ただ増やします」と主張しているが、
このことの真偽についても尋ねてみた。

「農地に降りてきてもうそこの作物の味を
覚えてしまって、追い払っても
逃げなくなったり、それから
最近増えてるんですけど、市街地に
侵入してきて全く人を恐れることが
ないとか、そういうクマですと
共存することがもう無理という判断で、
捕殺することが多くなってますね」

さらに担当者は、クマを取り巻く生態の
変化についてこう続けた。

「全国各地でそうなんですけれど、
シカやクマなどはむしろ
今増えすぎてるんですよね。
シカ・イノシシの生息数を半分に
しなければ共存が難しいということで、
環境省主導で政策を進めていますし、
クマも北海道の調査などで30年前に
比べて2倍に増えてるというような
推定結果が出てます。だからむしろ、
これから共存のためには積極的な
捕殺も必要になってくるかも
しれません」

――しかし、協会側の将来的な
目標として、野生のヒグマを保護し、
育てて森に返すということも
書かれているが。

「そんなことは不可能ですよね。
どこの森にも所有者がいますから、
受け入れてくれないと思います。
しかもどこの森にもすでにクマが
いますから、育てて放してもクマの
側としても受け入れて
もらえないでしょうね」

たしかにサイトに記載されているように
“クマたちはただ一生懸命生き、
何も悪くない"が、共存するために
人間がすべきことは、すぐに行動を
起こすよりも長期的な視野で
考えることかもしれない。

記事の内容は以上です。

クマたちから学ぶ日本再生プロジェクト!
https://readyfor.jp/projects/bewithwildanimals

今回の記事は北海道庁ヒグマ対策室への
インタビューです。

皆さんんはどんな印象を受けましたか?

気になる点があります。

>それよりも市街地に出てくることに
関しては、人間側の付き合い方に
問題があります。ヒグマが
出てくる可能性のあるところで、
わざわざヒグマのごちそうに
なるようなものを栽培して
全く防除策をとっていなかったり、
生ゴミの処理が適切でなかったり。
それで人間の側がクマを
引き寄せてしまうという問題の方が
大きいかと思います」

>「農地に降りてきてもうそこの作物の味を
覚えてしまって、追い払っても
逃げなくなったり、それから
最近増えてるんですけど、市街地に
侵入してきて全く人を恐れることが
ないとか、そういうクマですと
共存することがもう無理という判断で、
捕殺することが多くなってますね」

要するに
1.生息数が増えている

が根本にあります。

2.その上で人里の対策がゆるくなっている。

そして、
3.作物の味を覚えてしまい、熊が逃げない。
人を恐れない。

4.この状態では人との共存は無理となり、捕殺

という経緯を話されています。

1~3はそれこそ、調査が必要です。

ただ、それは土地管理者によるという。

これらが事実となれば、

人間側としてできることは

2.の対処をしながら、

3.の対応を考える。(森を戻すこと)

根本的な問題、個体数の増加については
行政としてはハンターの投入ということに
なります。

現状は4.で対応しているということで
しょう。

動物愛護団体となれば、4.は
理解できないかもしれません。

熊に襲われる経験のある人は
やむを得ないあるいは当然!!
という判断になると思います。

熊と人、離れている場合は問題はありませんが、
接触するようになった時、初めて「共存」を
考えます。

本来、予め「共存」を考えておくべき
でした。

動物愛護団体側は2~4について、
効果のある方法を考えておく必要があります。

今日は行政側のインタビューでしたが、
次回は日本ヴィーガン協会の主張を
見てみます。

今日は以上です。

あとがき
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
野生動物の対応は本当に難しいです。

ヴェジは、以前にも書きましたように
「宮島のシカ」について関わっています。

宮島では、「宮島のシカ」の対応より
行政 V.S. 動物愛護団体
が大変でした。

ヴェジは、基本、行政と共に対応すべきと
考えます。(もちろん、地元民を含む
関係者すべてです)

メルマガについての感想・要望を
vegegangplank@gmail.com
までお願いします。

ヴェジ・ギャングプランク

※私の名前について
表記を尾崎時雄としています。
崎の旁の上は本当は"立"です。
環境依存文字のため、表示されない
場合がありますので、"大"にして
おります。


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2024年08月04日

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