ヴィーガンレポート2024【環境問題】身の丈に合った食生活を考える/ヴェジ・ギャングプランク「ヴィーガンレポート」NO.1174
ヴィーガンレポート NO.1174
令和6年1月26日(金)
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
○○○○様
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ヴィーガンレポート特別篇
聖書とヴィーガン
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〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
こんにちは!!
ソーシャルコンサルタントの
ヴェジ・ギャングプランク尾崎です。
今日は寒くなって体調を
壊しやすいですので体調管理には
気をつけてくださいね。
さて、今日は腸内フローラの日です。
腸内フローラについてはご存知の方も
多いと思います。
まずはこちらをご覧ください。
●腸内フローラの日
愛知県名古屋市中区錦に本社を置き、
乳酸菌のサプリメントなどを
手がけるカゴメ株式会社の
大阪支店が制定。
日付は年末年始で食生活が
乱れやすい1月と、「フ(2)ロ(6)ーラ」と
読む語呂合わせを組み合わせたもの。
乳酸菌や食物繊維で腸内フローラを
調えることをアピールすることが目的。
また、腸で生き抜く力が強い
植物性乳酸菌のラブレ菌が1993年
(平成5年)に京都の伝統的な
漬物「すぐき漬け」から
発見されたことを記念したもの。
記念日は2017年(平成29年)に
一般社団法人・日本記念日協会に
より認定・登録された。
●腸内フローラについて
人の腸内には多種多様な細菌が
生息している。これを「腸内細菌」といい、
その内訳は実に100種類以上、
数にして100兆個以上にも
及ぶとも言われている。
なかでも小腸の終わりの回腸から
大腸にかけての腸の壁は、腸内細菌が
種類ごとにまとまって、びっしり腸内の
壁面に生息している。
これがお花畑(flora)のように
見えることから、
「腸内フローラ」または
「腸内細菌叢
(ちょうないさいきんそう)」と
呼ばれている。
腸内細菌の種類や数は食事や
生活習慣・人種・年齢などに
より異なるため、「腸内フローラ」も
人それぞれ違う。そして、
「腸内フローラ」のバランスは、
体調・食生活・年齢・ストレス・
薬(抗生物質など)の服用と
いった様々な要因に
よって日々変化している。
腸内細菌は、体に良い働きを
する「善玉菌」、体に悪い働きを
する「悪玉菌」、どちらにも
属さない「日和見菌(ひよりみきん)」の
3つに分類される。「腸内フローラ」の
理想的な状態とされるのは、善玉菌2割、
悪玉菌1割、日和見菌7割。
このバランスに腸内環境を
保つことがとても大切である。
そこで日頃から補っておきたいのが、
善玉菌の代表「乳酸菌」である。
乳酸菌は腸内で乳酸・酢酸を
つくることで、悪玉菌の
定着・増殖を防ぎ、おなかの
不調を予防する。また、
乳酸・酢酸には腸の運動を
正常にし、下痢や便秘などを
改善する整腸作用がある。
リンク:カゴメ、
https://www.kagome.co.jp/
ビオフェルミン製薬、
https://x.gd/tDJL1
Kowa
https://x.gd/MWc9N
雑学ネタ帳ー腸内フローラの日
(1月26日 記念日)
https://zatsuneta.com/archives/101268.html
腸内フローラはかなり重要な内容です。
「腸内細菌」と共に有名なキーワードです。
元気な腸を意識してくださいね。
今日のテーマ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
肉を減らすことと菜食を選ぶこと
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
少しだけ気になった記事を
見つけましたのでご紹介します。
「何を食べても私の自由」が
引き起こした環境問題
身の丈に合った食生活を求めよう
https://globe.asahi.com/article/14487505
生産過程で環境負荷の大きい肉食を
減らし、菜食を選択する動きがあります。
こうした動きについて、
「問い直すべきはもっと根源的な
ところにある」というのが、食の歴史に
詳しい京都大学人文科学研究所の
藤原辰史准教授(農業史・食の思想史)。
どういうことなのでしょうか。
くわしく話を聞きました。
(聞き手・目黒隆行)
――地球環境保護の観点から菜食を
選ぶという動きについて、
どう見ていますか。
肉食が地球温暖化の原因として
繰り返し指摘されている中で、
菜食を選ぶ人が増えていることは
必然的な流れです。ただ、私は
もう少し多元的に環境破壊と
家畜の関係を考えたい。
今の食肉生産のシステムは、
家畜にも、畜産農家にも、
食肉工場の労働者にも、
環境にも負荷をかけやすいしくみに
なっています。消費者が安い肉を
求め、地球規模で肉の消費欲が
増大したために、かなり無理を
した大量家畜生産が各国で
進められています。
工業化された大規模畜産の、
人と自然に対する弊害を
見つめることから今の環境問題を
考えたい。
牛や豚や鶏に自然の摂理を
超えた過剰な負担を与えない。
例えば飼料はできるだけ家畜の
内臓に負担のないものにし、
出荷寸前の抗生物質の投与も
やめるべきだと思います。
その過程で家畜の生産量は
おのずと決まります。根源的に
畜産の思想を転換しない限り、
地球環境問題は根本的な解決に
至らないでしょう。
大量生産された肉は、大量に
捨てられてもいます。資本主義の
ハイスピードの循環の中に家畜が
組み込まれてしまっている。
そこをもう一度問わないと
いけません。
――肉はおいしくて栄養価も高い。
それが安く売られている背景に
ついて考えなければいけないの
ですね。
他方で、古来培ってきた畜産文化も
失いたくありません。環境に
悪いからといって十把一絡げに
約1万年かけて培われた
畜産文化をなくせば人類に
とって大きな損失です。自然への
負担を軽減させながら丹念に
家畜を育てる技術、畜産の文化は、
しかるべき対価を払っても
守るべきだと思いますし、
そうした畜産のあり方を支えるために
政府は金を投じるべきでした。
工業化した畜産ではない畜産の
あり方を政府が後押ししていくと、
その分野の研究も進み、小規模な
畜産のノウハウも蓄積されていきます。
――大量生産・大量消費型の従来の
畜産のシステムに、私のように
無自覚的にどっぷりと
つかってしまっている人が多いと
いう現状があります。
菜食主義というのは、結果論的には
そうした大規模畜産システムに
対する「否」、一つのカウンターに
なっています。しかしながら、
この構造というのはこのままでは
なくなりません。
フードシステム全体を
大規模変換しない限り、気候変動の
問題も根本的なところで解決しないと
思います。
――システムはどうしたら変わるので
しょうか。例えば牛から取った細胞を
培養して作る培養肉のような技術革新に
期待するのはどうでしょうか。
培養肉が普及すれば牛を殺す必要も
なくなります。飼料も
食べさせなくていいので、その分の
畑が確保できます。温暖化を
もたらすゲップの心配もない、
と言われています。問題は解決に
向かうように見えますが、
これは本当の解決とは違うと思います。
農業と畜産業は、太陽光の
エネルギーを最も効率的に
利用する産業です。光合成と
いうプロセスを経るから、無料で
注がれているエネルギーを
利用できます。植物が
育っていって、その植物を動物が
食べます。プラスチックや鉄や
いろいろな資材を使って農業を
工業化するのではなくて、
ごく自然に、太陽光と太陽熱を
最大限利用して、その摂理に
沿った農業と畜産に
戻していかないといけません。
繰り返しますが、その範囲内で
消費需要を抑えないと、いつまで
経っても環境問題はなくならないと
思います。
――表面的に問題は改善するかも
しれませんが、根本的なところ、
問うべきところを
スキップしてしまうと
いうことですね。
要は「食とは何か」と
いうことです。食べると
いう行為は、人間以外の命を
奪い、口に入れて、
排泄(はいせつ)すること。
動物を殺すことを工業化に
よってスキップすることは、
つまり、人間が食物連鎖の中に
あることを忘れ、自然との
リンクを断つことを意味します。
それは人間存在そのものを
問うていることですよね。
これまで培ってきた人類の
歴史そのものを
問うてしまうようなことに
なるわけです。そうであるなら、
私は新しい発展によって
乗り越えるというよりは、
もう少し身の丈に合った、
太陽光と土壌と水の力を借りた、
地球に負荷をかけない農業で
やっていくべきだと思います。
――ここまで負荷のかかる仕組みに
なってしまったのは
なぜなのでしょうか。
食は「私」のもの、という考えが
強すぎたのではないでしょうか。
地球環境問題を引き起こしたのは、
お金を払えば何を食べても自分の
自由だという「食の個人主義」です。
好きなものを食べているつもりが、
いつしか広告が宣伝する通りに
食べることになり、
大量生産・大量消費・大量廃棄の
フードシステムに寄与しています。
もう一度、食がみんなの
共有物だった原点に
戻らなければいけません。
目黒隆行
朝日新聞GLOBE編集部員
東京都足立区出身。2009年、
朝日新聞社入社。
平和・普遍性・多様性が
人生のテーマ。水戸で野菜の
おいしさを、金沢で魚のおいしさを
知る。紙の新聞の編集者を5年。
趣味はサッカー観戦、
お笑い番組の録画。
記事の内容は以上です。
皆さん、お読みになって
ご理解いただけましたか?
ヴェジも繰り返し読んでなんとなくですが、
こんな感じのことを言っているのでは
ないでしょうか?
「食の個人主義」が、大量生産・
大量消費・大量廃棄の
フードシステムに寄与している。
これを辞めたらどうなりますか?
いろいろうまくいくので、畜産文化を
無くさなくても良いのではと
いうことです。
もちろん、大量生産しないとなれば、
限られた食料となりますので分配と
いうことを適切に行う必要があります。
最後の分配を国会つまり政治で行うのは
わかりますが、今ほど政治への不信感が
強いと難しいかもしれません。
「食の個人主義」を見直す、大量生産・
大量消費・大量廃棄を見直すことにには
ヴェジも大賛成です。
そうなれば、ヴィーガン、ベジタリアンになる
理由が1つ減ってしまう!!!
と考える人もいらっしゃるかもしれません。
ヴェジは「食の個人主義」や「大量生産・
大量消費・大量廃棄」について正常では
無いと思うからです。
あくまでヴィーガンとして「脱搾取」を
主張していこうと思います。
今日は以上です。
あとがき
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
一つの記事に対して、
踏み込み過ぎたかもしれません。
また、皆さんのご意見を
いただきたいですね、
メルマガについての感想・要望を
vegegangplank@gmail.com
までお願いします。
ヴェジ・ギャングプランク
※私の名前について
表記を尾崎時雄としています。
崎の旁の上は本当は"立"です。
環境依存文字のため、表示されない
場合がありますので、"大"にして
おります。
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