オレンジメールにて配信したメルマガのバックナンバーです。

S-styleの鈴木惠美です。

第２回目の妻のメルマガです。

今日は、食事のお話です。

えっ？
確か先のメルマガもそんな内容じゃなか
った？
そう、料理のお話でした。

『料理』と『食事』
何気なく使っているけれど、意味の違い
をちょっと調べてみました。

『料理』とは
材料に手を加えて、食物をととのえ作る
こと。調理。
また、作った食べ物。

『食事』とは
栄養を摂るために、習慣的に毎日何度か、
物を食べること。
また、食べ物。

ってことは、
前回は、作ることについて配信しました。
今回は、食べることについて配信します。


私の母は『料理』が苦手な人です。
加えて『食事』を疎かに考えていたよう
に思います。
お恥ずかしい話をします。

雑でせっかちな性格の母は、パッケージ
に書いてある「作り方」を読みません。
誰でも簡単に作れるはずのインスタント
カレーライスさえ、まともに作れたこと
がない人でした。

また、基本、食材の下処理はしないので
肉や魚は臭みが残っているし、野菜料理
はえぐみがあるのです。
食卓には、生焼けの肉や魚料理か、焼き
過ぎ、煮え過ぎた固い肉、魚料理が並び
ました。

作るレパートリー、メニューは少なく、
子供のために工夫するなんて考えは、母
の頭の中にはなかったのだと思われます。

何故なら、娘達が料理が不味くて食べら
れないってことを理解していないエピソ
ードがあるからです。
娘達が、食が細くてやせ細っているのが
とても心配になった母は、薬剤師に相談
し、市販の栄養剤を毎食後に服用させた
のですから(笑)

救われたのは、父が料理のセンスがあり
焼そばや焼き飯、お好み焼き、更には、
ホットケーキ、みつ豆などのおやつまで
上手に作ってくれたことでした。

心底、母の料理が並ぶ食事の時間は苦痛
でしかありませんでした。
結婚してるのに、子供がいるのに、何で
こんな不味いものが作れるの？と疑問が
湧いたし、怒りさえ覚えました。

現在、肉と魚は食べられます。しかし、
臭みを感じる内臓や脂身は、トラウマで
全く食べられません、

我が母があまりに情けなくて、母のよう
にはならないと心に決めて、料理や食事
を意識していったように思います、

最初こそおぼつかなかったけれど、料理
することが好きになりました。
そして、何より食べることが本当に本当
に大好きになりました。
更に、食器にも目が行き、こだわるよう
になるし…です。

どうせ外食するならと、美味しいお店を
見つけることに、懸命だったりするし。

実際に選んだお店が、料理の味が最高で、
盛り付け、食器のセンス、お店の雰囲気、
接客が最高だと、超うれしくなっちゃい
ます。

提供された料理があんまり美味しいと。
板さんやシェフ、料理人に話し掛けるし、
作り方を聞いちゃったりします。

旅行に行くとなると、日程を立てる際に
旅行先の美味しい店を検索して、その店
に行くために、前後の日程を調整する程
こだわります。


普段、料理をする時は、出来る限り食器
の雰囲気、色合わせを考えて、盛り付け
ています。

出来合いの惣菜を買った時は、必ず食器
に移し替え、まるで手作りしたかに見え
るようにしつらえています。


日に食べる食事は、
料理をする時もあれば、買ってきた総菜
を並べる時もあり、外食の時もあります。
その日の都合、体調、気分により、様々
な形態、内容になります。

毎日毎日、何回か、必ず、食べる食事は
１日３回食べて、１年で１，０９５回！！
人生１００年だとしたら、
食べる総回数は、十万回を超える！！

人生で経験するありとあらゆるシチュエ
ーションの食事が、わくわくする楽しい
ものであったなら、何よりも幸せだと思
います。


私が心に留めている大切なこと

食事は、健康の基本であり
食事は、心を育み
食事は、人生を豊かにする



いつか、もし、料理、食事に関わる仕事
が出来るなら、私の知ってる『美味しい
もの紹介』とかやってみようかな？

笑顔の生活にお役に立てれば、嬉しいな
ということで。

それでは、また、お会いしましょう。