【自分らしさに勇気を与えるSOGI】No.828｜ソーシャルスタイル（前S-style）メルマガバックナンバー

【自分らしさに勇気を与えるSOGI】No.828

2024年12月23日

あなたはSOGIという言葉を

聞いたことがありますか？

「自分らしく生きる」って
そもそも何なのか？

知らない人が多いと思います。

昨年６月、私は妻と二人で

「自分らしく生きられる社会を創る」

というミッションを掲げ、

会社を設立しました。

今日はSOGIの観点から

「自分らしさ」を考えてみます。

「性」の多様性を可視化し、

理解を広げることに

貢献してきた言葉に

LGBTQがあります。

しかし近頃はあまり使いません。

まずは最近、私が耳にした

とても印象に残る話をお話しします。

とある女子大生が

同性の親友に恋をしました。

友達から

「レズビアン？
　バイセクシュアル？」

と聞かれて困惑したそうです。

「彼女が好きという氣持ちを

　表すのにどうして既存の言葉で

　説明しなきゃいけないんだろう」

えっ？　他になんていうの？

私は最初、意味が分かりませんでした。

大きく心を揺さぶられました。

それは、私たちが目指す

「自分らしく生きられる社会」の

本質に触れる問いでもあります。

私が學ぶ

可能性教育グループには

「可能性創造研究会」という

組織があります。

メンバー同士が定期的に

いろんな社会課題について

ディスカッションする場です。

そこでSOGIについても
取り上げられました。

SOGIとは

Sexual Orientation
（性的指向）と

Gender Identity
（性自認）の頭文字です。

LGBTQは性的マイノリティ
を表す言葉です。

性的マイノリティということ

マジョリティじゃないということ

それ自体に偏見が潜んでる？

一方、SOGIは
誰もが持っている
「性」の要素を表す
言葉といえます。

人は人を分類することが好きです。

理由は楽だから。

血液型に始まり、

型にはめると考えずに済みます。

あの人は〇〇型

若い人の間で大流行りのMBTIや

16Personalitiesなども同様です。

SOGIは、ひとりひとりを
大切に扱う考え方です。

「あなたはどんな人に
　魅力を感じますか？」

「あなたは自分を
　どう感じていますか？」

前述の女子大生は、悩んだ末

「ただ、その人が好きなだけ。
　それでいいんだって、気づいた」

と腹落ちしたそうです。

それが偽りのない、
ありのままの彼女の氣持ちでしょう。

人の気持は、揺らぎます。

移ろい変化し、
うまく言葉にできない
こともあります。

それこそが自分らしさ
なのかもしれません。

ソーシャルスタイルは、
来年も「あなたらしさ」を
大切にできる
社会づくりに取り組んでいきます。

誰もが、自分らしく過ごせる
社会を目指します。

家庭でも職場でも

自分らしさが保たれれば

ハラスメントは発生しない。

そして死ぬまで
自分らしさを保てたら、

すなわち認知症にならず

最期の時まで生き切ったら

幸せな人生を送ることができる。

すべきことは色々ありますが、

・生涯学習（新規体験）

・情動喚起（ワクワク感）

・展望を持つ（可能性の追求）

この３つは欠かせません。

あなたは来年どんなことに
チャレンジしますか？