【母の四七日に寄せて】 No,9
S-styleの鈴木惠美です。
昨日は、母の四七日でした。
今年3月19日に父、7月30日に母が
相次いで亡くなり、ご供養の日々が続く
鈴木家です。
鈴木家の宗派は、真宗大谷派。
宗祖は、親鸞聖人
ご本尊は、阿弥陀如来
本山は、京都の真宗本廟(東本願寺)
供養に臨んでみると、判らないことや知
らないことが、多過ぎて愕然とします。
諸処至らぬ息子夫婦があたふたしており
ますと
「判らないことがあったら、何でも聞い
てください。やたらにネット検索しない
ように。」
と檀那寺のご住職が優しくお諭しくださ
いました。
仏教では人が亡くなった命日から数えて
7日ごとに忌日(いみび)があります。
「初七日(しょなのか)」
「二七日(ふたなのか)」
「三七日(みなのか)」
「四七日(よなのか)」
「五七日(いつなのか)」
「六七日(むなのか)」
「七七日(なななのか)」
の計7回です。
「七七日」は「四十九日」「満中陰」と
もいい、特に重視されます。
インド仏教では
人が死んでから49日後にどこかの世界
に、生まれ変わると考えられていたため
です。
一般には「四十九日」までが「忌中」と
言います。
※ただし、真宗大谷派(浄土真宗)では
「ご臨終と同時に極楽往生する」と考
えるため、各法要は故人を偲び、仏法
に接するためのものと考えるそうです。
日々、ご先祖さまは傍にいらっしゃると
心得て、「南無阿弥陀仏」と唱え、手を
合わせることが大切だそうです。
このことは、忌日の法要の折々に、鈴木
家の檀那寺のご住職にお聞きして知りま
した。
因みにですが、私の実家の宗派は、曹洞宗
です。
21歳で実父を亡くしたとき、実母は宗派
や寺を知りませんでした。
既に家には小さな仏壇があり、お墓も名古
屋にあったのですが、宗派も寺も知らなか
ったのです。
父の生い立ちはかなり複雑で、兄弟姉妹と
の付き合いは疎遠でした。
親戚付き合いをしていたのは、母親違いの
姉にあたる伯母で、その伯母に聞いて宗派
だけは確認できたのでした。
実家の宗派、結婚した相手の家の宗派を知
らない人って結構いらっしゃるみたいです
が、何故なんでしょうね??
私の場合は、仏の事に全く興味がなかった
ことと、父親に教わる機会が無かったから
なのですが……。
《7日ごとの忌日法要の意味》
初七日から七七日まで、故人はどの世界
に行けるか裁きを受けます。
残された者(遺族や親族)が、法要をつ
とめる事により、この世からあの世へと
善を送ることができます。
法要を重ねることで、故人の善が増し、
故人の罪が軽減されます。
初七日 7日目 故人が三途の川を渡り
「泰広王=不動明王の化身」が、生前の
殺生について調べます。
二七日 14日目
「初江王=釈迦如来の化身」が、生前の
盗みについて調べます。
三七日 21日目
「宋帝王=文殊菩薩の化身」が、生前の
不貞について調べます。
四七日 28日目
「五官王=普賢菩薩の化身」が、生前に
嘘をついてないか調べます。
五七日 35日目
水晶の鏡に生前の罪状が写し出され
「閻魔大王=地蔵菩薩の化身」が、調べ
ます。
六七日 42日目
「変成王=弥勒菩薩の化身」が、生まれ
変わる条件を加えます。
七七日(四十九日) 49日目
「泰山王=薬師菩薩の化身」が、
『六つの世界』の中から故人の行く先を
選びます。
学ぶこと、知ることには、特別な価値が
ありますね。
※参考資料ホームページ
真宗大谷派(東本願寺)
両大本山(永平寺・總持寺) | 曹洞宗 曹洞禅ネット SOTOZEN-NET 公式ページ
記事一覧
人生を変えるのは、 小さな習慣の積み重ねです。 私はサラリーマン時代の大半、 両親とは疎遠になっていました。 自分の家庭を守るのが精一杯、 年々老いていく両親 焦る氣持ちが
2025年01月06日
10月から年末にかけて 頂戴した感想をご紹介 できずに年明けがあけて しまいました。 あと数回かかるかもしれませんが お寄せいただいた感想をのご紹介と お礼を申し上
2025年01月05日
【 愛は思考か、感情か?~脳科学の観点からは?~】No.837
「愛は感情だ」―あなたは そう考えていませんか。 今日は脳科学の観点から 「愛」を考えてみましょう。 例えば、あなたが子育て中 だったとします。 お子さんに対して 「ち
2025年01月04日
お正月3日目です。 新年の始まりをいかが お過ごしですか? 私は次の人生方程式を 大切にしています。 人生の幸せ= 好きな事への投資時間×投資レベル サラリーマン生活を
2025年01月03日
新年あけまして おめでとうございます。 本年もどうぞよろしく お願いします。 年末年始は京都で 過ごしました。 元旦から午後にかけて 穏やかなお日様に包まれて 東寺でまっ
2025年01月02日
いよいよ大晦日ですね。 あなたにとって 今年はどんな年でしたか? 私は年初に決めたとおり まさに"熱動"の一年でした。 来年の私のキーワードは "考動"に決めました
2024年12月31日
昨日、愛知県国際会議場で開催された ドリカム ウラワン2024/2025 年内 最終日のライブに妻と堪能しました。 デビュー35周年だそうです。 大ヒット曲じゃない曲で
2024年12月30日
最近いろんなところで 耳にする2025年問題。 あなたはどのように 捉えていますか? 1945年(昭和20年)に 戦争が終わり、 1947年から1949年までの 3年間で生
2024年12月29日
10月以降にお寄せ頂いた 感想をのご紹介とお礼をお伝え しないまま年末になってしまい 大変申し訳ございません。 また、たくさんの感想をお寄せ いただき本当にありがとうございま
2024年12月27日
メンタルと身体の感覚は 切っても切り離せません。 ちょっと季節は違いますが、 動揺「あめふり」を聞いて 嫌な氣分になる人はいないでしょう。 あめあめふれふれ かあ
2024年12月26日
失ってはじめて 健康の大切さを 感じるものです。 何年かぶりに酷く 風邪をひきました。 昨日までの4日間 声が出ませんでした。 昨晩はくしゃみと鼻水が 大
2024年12月25日
あなたはSOGIという言葉を 聞いたことがありますか? 「自分らしく生きる」って そもそも何なのか? 知らない人が多いと思います。 昨年6月、私は妻と二人で 「自分ら
2024年12月23日
昨日のメルマガでは 電車内で爆睡した男性が 落としたスマホを拾えなかった 私の体験談をお伝えしました。 次からは躊躇せずスマホを 拾ってあげようと心に誓いました。
2024年12月20日
その事件?または事故?は 火曜日の早朝、東京の山手線の 電車の中で起きました。 始発の車内はまだ人も少なく 座席もちらほら程度でした。 新宿から30~40代の男
2024年12月19日
昨日は引き寄せの強い一日でした。 お昼前のことです。 私たち夫婦が新宿を 歩いていた時のことです。 日本テレビnews every.という 番組の取材クルーに インタビ
2024年12月18日