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【親の家問題】No.46

2021年10月02日

妻、鈴木惠美です。

母からの『相続』手続き、
『二次相続』手続きが、無事に
終わりました。

二次相続の方が、大変だと聞き
ますが、父からの『相続』手続
きをしてから、日が浅いことも
あり、比較的スムーズに行えた
ように思います。

しかし、
相続した『親の家』をどうする
かがまだ決まっていません。

現在、持ち家（マンション）が
あります。
もう一軒の家を管理、維持する
となると、物理的にも経済的に
もなかなか大変なことです。

家は不思議です。
『空き家』にすると、驚くほど
の速さで、朽ちていきます。

家は、住む人の精気を受け取り
生きているようにさえ思えてき
ます。

私共の場合、『親の家』は自宅
から徒歩圏内にあり、事務所と
して使っているので、その点は
大丈夫ですが。

就職して、遠く離れて暮らして
いる場合はどうしたら良いので
しょうか？

親の生きているうちに
『親の家』について、話し合い
をするのは、なかなか大変です。

私の経験から申しますと、
親の想いや願いを叶えるのは、
大変難しいのです。

話し合いをすれば、するほど、
ジェネレーションギャップを
お互いに感じます。
話し合いは決裂し、気まずい
雰囲気になるのです。

また、兄弟姉妹が関わると、
それぞれの思いが交錯するの
で、話し合いは混沌とします。

世間では、実際に『空き家』
になるのは『親の家』が殆どで
原因は次のような場合です。

＜相続前＞
・親が入院や施設にいる
　（良くなったら帰りたい）
　（最期は自宅で迎えたい）
　（思い出が詰まった家を売れない）
　（認知症で判断できない）

＜相続後＞
・兄弟姉妹間で意見が違う
・実家の活用に罪悪感がある
・相談先が分からない

また、５月２９日の日経新聞
にはこんな記事がありました。

総務省が5年毎に行っている
最新（2018年）の住宅・土地
統計調査によると空き家は、
848万9千戸、空き家率は13.6%
となり、ともに過去最高。

さらに『空き家』が火元や
動物の住処、不審者の巣窟に
なるといったニュースも時々
聞きます。

このようなことを想定して、
『親の家』を『空き家』状態に
しないための検討に入りました。

私達夫婦なりの努力で最終的に

にっこりできる
シンプルな
気の利いた
特別な
満足感

にあふれた結果を導き出したい
と思います。

また、折々に、ご報告しますね。

※参考資料
国土交通省
空き家等の現状について
https://www.mlit.go.jp/common/001172930.pdf

あいち空き家管理・活用情報
https://www.pref.aichi.jp/jutakukeikaku/akiya-kanri/about.html