【小さな巨人に心が洗われる】N0.66
昨日、私の姪が夫と子供を連
れて来てくれました。
姪にとっては祖父母にあたる
私の両親の仏壇に一家で線香
を手向け、手を合わせてくれ
たのです。
お子さんは、６歳の女の子と
３歳の男の子のふたりです。
初めての知らない家に来た
３歳の男の子は、玄関で尻込
み、なかなか入りづらそうで
したが、お姉ちゃんがとこと
こと上がって行くのを見て、
安心した様子で上がってきま
した。
仏間に入り、おりんを楽しそ
うに叩いたり、瞳を輝かせて
マッチで和蠟燭に火を点けた
り、本当に楽しそうでした。
お線香を一本つまんで、蝋燭
から火を移し、線香を立てる
こと自体が新鮮な体験なので
しょう。
濃い黄土色のお線香と紫色の
お線香を一本ずつ立てて、
次は紫色が良いと、何度も
線香を立ててくれました。
私の亡き父母もニコニコと
相好を崩し、もろ手を広げて、
二人のひ孫を抱きかかえる
情景が見えるようでした。
私も妻もその様子を眺めて
ほのぼのと心温まる気持ちに
なったのでした。
そして、小さなお子さんに
は、無限の可能性があると
気付かされました。
この感性で伸び続けたら
きっととんでもなく大きく
育ち、巨人になるんだろう
と妄想してしまいました。
我々はたかが５０年ばかり
前に生まれただけです。
この子らの成長のスピード
に負けないようにしなけれ
ばなりません。
そのためには目にするもの
や新な出会いに関心を寄せ、
毎日を活き活きと過ごせる
素直な心を忘れずに生きて
行きたいと思いました。
純粋で素直な魂や笑顔に心
が洗われた良い日でした。
さあ、金曜日です。
今週の積み残しを片づけて
しまいましょう。
では、また明日
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