【聞くは一時の恥、聞かぬは一生の損】No.89｜ソーシャルスタイル（前S-style）メルマガバックナンバー

【聞くは一時の恥、聞かぬは一生の損】No.89

2021年11月14日

今日のタイトルをごらんになって
あなたは、間違っているって思い
ませんでしたか？

そうです。ことわざとしては

【聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥】

が正解ですよね。

私が【聞かぬは一生の損】と書いたの
には意味があります。

子供のころや学生時代は、文字通り学ぶ
事が仕事なので、臆せずにいろんなことを
聞くことができました。

しかし、社会人になり年を重ねるごとに
勇気をふり絞らないと知らないことを
聞けなくなりますよね。

特に自分より年齢が若い人に聞くのは
プライドが許さないと意固地になる方も
多いようです。

でも、私は、ちょっとした勇気を出さず
に死ぬまで知らないままだと、恥という
より損することの方が多いと思うのです。

2020年の広告市場規模をご存じですか？

コロナの影響で11年ぶりに11％も減少し
６兆１千６００億円という規模です。

何故、広告市場の話をしたかというと
広告は経済の状況を映す鏡のような存在
だからです。

全体では大幅に減少した広告市場ですが
インターネット広告だけは、1996年に
調査を開始してから唯一伸び続けている
んです。

あなたは、広告費と聞いて真っ先に思い
浮かべるのは何でしょう？

多分、テレビCMと思うでしょう。

そうです。正解です。

これまでマスコミ四媒体（テレビ、新聞、
雑誌、ラジオ）の広告費が圧倒的な主流で
した。

しかし、昨年は、遂にインターネット広告
が、マスコミ四媒体広告に肩を並べるまで
成長したのです。

広告費全体６兆1千600億円の内訳は、

マスコミ四媒体　2兆2千500億円（36.5％）
インターネット　2兆2千300億円（36.2％）
イベント等※　　1兆6千800億円（27.3％）

※屋外広告、交通広告、折込、DM、POP
　フリーペーパー、イベント･展示・映像等

となっています。

ここまで書いておいて、いったい何をお伝え
したいのかというと、それは広告費の話では
ありません。

世の中の情報の中心がインターネットに急速
にシフトしていることをお伝えしたかったの
です。

もしあなたが、SNSは
個人情報が漏洩するリスクがあるから怖い
知らない世界に足を踏み入れたくない

ということがあったとしたら【一生の損】と
いえるのではないでしょうか？

一般的に公務員の方や教員の方は、facebook、
Instagram、TwitterなどのSNSを敬遠される傾向
にあるといわれています。

facebookでは顔出しせずにアカウントだけ作成
して情報収集することも可能です。

先ほどお伝えしたように経済の状況を映す鏡が
広告宣伝費であることから、この先、4割、5割
まで成長する可能性があるインターネットの世界
を知らないまま一生を終えることは大きなリスク
だと思うのです。

なので、もしあなたやあなたの周りの方でSNSの
世界を避けていらっしゃる方がいたらお子さんや
信頼できる方にお聞きになり、足を踏み入れて
みることをお勧めしたいと感じた次第です。

それでもプライドが邪魔をして周りに聞きにくい
方がいらっしゃったら我々にお尋ねください。

【聞くは一時の恥、聞かぬは一生の損】

というお話でした。