【先輩が後輩の肥やしになる同窓会】No.96
昨日、学生時代の同窓会に出席
しました。
この同窓会の開催の是非や来賓
へのお声がけ方法など、コロナ
禍での開催について、何度も何
度も検討してきました。
テーブルに着席する人数は通常
の半数、料理もマイ・トングを
使うなど、ホテル側の配慮もあ
り、大きなストレスを感じるこ
となく和やかな雰囲気で、無事
終了でき、ほっとしております。
久しぶりに再開した同窓生
初めて出会えた同窓生
世代間交流ができるのが同窓会
近況報告し合うのが同窓会
オンラインでの情報交換と比べ
実際にお会いして得られる情報
やその方から受け取る熱量は随
分と差があると実感しました。
私が初めてこの同窓会に参加した
のは就職して間もなくの20代
のことです。
途中何回かは欠席したこともあり
ますが、かれこれ30年以上は、
この同窓会に出席していることに
なります。
こうして私が、続けてこられた
のは、諸先輩方の包容力と温かさ
があったからです。
特に私の心に突き刺さる、
とびっきりの先輩の一言が、私を
この同窓会の虜にさせました。
そして少し大袈裟かもしれませんが
生きる指針にもなっています。
20代の若造だった頃に先輩が
おっしゃったその一言とは、
「先輩は、後輩の肥やしに
ならにゃあかん!」
という言葉でした。
感動しました。
私はこの言葉に支えられて、
これまで生きてきました。
そして、私がこの先輩の様に
〝後輩の肥やし〝になるため
には、まずは自分自身が、
常に成長し続ける必要がある
と考えるようになりました。
昭和の時代は、一般的に自分
より早く生まれ、人生経験が
豊富な先輩と後輩との情報格
差は、それなりにあったと思い
ます。
しかし、インターネットや
SNSの浸透、DX革命と情報が溢れ
返る現在は、ただ単に長く生きた
だけでは、必ずしも経験豊富とは
いえない時代になっています。
将棋の藤井聡太棋士が好例だと
思います。
藤井棋士はAIを活用し、メキメキと
急速に実力をつけ、プロ29連勝し
たほか次々に最年少記録を塗り替え、
8つのタイトルのうち既に半数の
棋聖、王位、竜王、叡王(えいおう)
のタイトルを矢継ぎ早に取得して
います。
これまでに何をしてきた人なのか
という人生経験は非常に重要である
ことに代わりはないのですが、
それに加えて、
自分が、何を求め、何を目標とし、
どんな考えを持ち、今何をしている
かが、これまで以上に問われる時代
になっているように思います。
昨日の同窓会に参加して、
改めて、私が後輩の肥しになれる
ように、これまでにも増して
切磋琢磨しなければならないと
感じました。
誰しも同窓会に参加するかしないか
の判断基準をもっていると思います。
時間とお金を使い参加する価値が
あるかどうか考えると思います。
同窓会を目先の費用対効果だけで
捉える人が参加すると得られる
効果は少ないように感じます。
学ぶ姿勢があれば、どんなことから
も必ず学びはあります。
学ぶ姿勢がなければ、
どんな環境にあっても得られる
ものはないと思います。
また、同窓会は単年で評価する
ものではないと思います。
さらに、先輩は後輩の肥やしに
なるため、誰かの役に立つため
に参加すると考えれば、参加しない
選択肢はなくなると思います。
継続して参加することにより、
自分が歩んできた人生と
先輩や後輩が歩んでいる人生を
俯瞰したり、振り返ることが
できるところに同窓会の価値が
あるともいえるのではないで
しょうか。
あなたも同窓会の案内があれば
参加されるといいと思います。
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