【あなたの名前に込められた意味を知っていますか？】No.120｜ソーシャルスタイル（前S-style）メルマガバックナンバー

【あなたの名前に込められた意味を知っていますか？】No.120

2021年12月15日

今日は、名前のお話、
First name(ファーストネーム)
のお話です。

あなたの名前は、
どなたが名付けてくれましたか？
どんな思いが込められているか、
どんな意味があるのかを
ご存じですか？

私の名前は、
惠美（えみ）と言います。

「恵まれて美しく育って欲しい」
という願いを込めて、父が名付けて
くれたと聞いています。

しかし、私はこの名前を２１歳まで
知らなかったんです。

ええ、どゆこと？って思いますよね。

父は大正8年生まれで、昭和57年2月
『脳溢血』で早逝しました。61歳で
した。
その時、私は21歳。
父の様々な手続きに市役所に行った
時に、担当者が「名前は戸籍に届け
てある漢字を使ってください。」と
言うのです。
自分の名前の字が違っている！！
自分の名前を知らなかった！！
驚きました。

21年間、恵美と書いていた私。
戸籍は、惠美とありました。
惠美の惠は、旧字体でした。

早くに両親を亡くし、様々な事情で
小学校もろくに行っていない父。
でも、字が上手でいつも書きものを
していました。沢山の漢字も知って
いました。
旧字体にしたのは何か理由があった
のかも知れません。

母に聞いても知らないと言うし。

父は逝ってしまったので聞くすべが
ありません。

とても残念で仕方がありません。

余談ですが
私の母方の叔母の娘（従妹）の名前は
恵美（と書いてめぐみ）といいます。

叔母は、姉（私の母）をリスペクトし
ていて、娘が産まれたら、絶対に姉の
娘（私）と同じ名前にしたいと思って
いたそうです。

恵美（めぐみ）は、そんな理由で名付
けられて迷惑だったんじゃないかなぁ
と思うのですが。

因みに、私の息子は正司（まさし）と
言います。

物事の本当を観察する人であれ
正しく司る人であれ
という意味を込めて、産まれる前から
私が決めていた名前でした。

性別が判る前から、絶対お腹にいる子
は男の子だ！
男の子を産むと決めていて、
女の子の名前は決めてませんでした。

舅（しゅうと）は、
分厚い本を買ってきて、名前について
色々と言いたいこと、一家言があった
ようですが（笑）

幸い、姑（しゅうとめ）が、
『親が決めとるのに、ジジババが余計
な口出しは無用じゃ！！』と言ってく
れたので、無事に決まったことがつい
昨日のように思い出されます。

名前は、自分と他人を区別してくれる
個人を特定する身分証明みたいのもの
だと思います。

また、名前は自分のものでありながら、
自分で決めることができません。

そして、名前とは、生まれてから死ぬ
までの人生をずっとつきあうのです。
一番の友人、相棒と思って大切にした
方が、人生が上手くいきそうな気がし
ませんか？

あなたがまだ自分の名前に込められた
意味を知らないのであれば、是非確認
することをお勧めします。

また、お子さんに対しても、名前に込
めた思いをお話ししておくことをお勧
めします。