【大切にしたいおもてなしの心】No.126｜ソーシャルスタイル（前S-style）メルマガバックナンバー

【大切にしたいおもてなしの心】No.126

2021年12月31日

今や世界共通言語となった

お・も・て・な・し

という言葉があります。

東京オリンピック招致を決定した

２０１３年に滝川クリステルが使い

話題になり、その概念が翻訳できず

世界共通になったそうです。

この「おもてなし」という言葉は、

結構古くからある言葉で、平安時代

から室町時代の茶の湯が始まりです。

辞書では、とりなし、つくろい、

たしなみ、ふるまい、挙動、態度、

待遇、馳走、饗応などと沢山の意味

が書かれています。

更に、そもそもの語源は、聖徳太子の

聖徳太子が制定した十七条憲法の最初

に出てくる「和を以て貴しとなす」と

言われています。

・「モノを以て成し遂げる」

・「裏表なし」

お客さんや大切な人への気遣いや心配り

をする心であり、観光に来た外国人が、

お店でのサービスに感動することも多い

ようです。

今年最後のメルマガで「おもてなし」を

取り上げたのには、理由があります。

それは、昨日のメルマガを書いていた

京都ホテルでの気持ちのいい対応があった

からです。

部屋に入ると私と妻の名前がフルネームで

書かれた封筒がおいてありました。

封筒の中のメッセージカードには、次の

メッセージが総支配人名で書かれていま

した。

「お客様のご滞在がより一層思い出深い
　ものとなりますようスタッフ一同、
　心を込めたおもてなしをお約束します。
　どうそごゆっくりと
　お寛ぎくださいませ。」

さらに、夕食後には誕生日のメッセージ

カードが渡されました。

そこには、今回の窓口となっていただいた
予約係、レストランサービス、フロント、
管理、S＆Mと各種の部署の方、総勢９名の
直筆のメッセージが書かれていたのです。

小学校を改装したゆったりしたこのホテル
は、造りも落ち着いていて、見どころ満載
です。

ゆったりしたホテル内を散策していると、
案内係の方が「写真をお撮りましょう」と
ふたりの写真を何枚も撮ってくれました。

チェックアウトした際に、手荷物を預けて、
清水寺まで散策しましたが、外は超賑わいで
大混雑で、へとへとになってしまいました。

しかし、ホテルの敷地に一歩踏み入れると
落ち着いた静かな空間に包まれます。

ホテルで支配人から

「心を込めたおもてなしを約束」された我々は、

そこ約束通りとても穏やかな気持ちになれる

おもてなしを受け、幸せな気持ちに浸りました。

妻と私は、夢ノートを書いています。

妻の叶えたい夢のひとつがこのホテルに宿泊

することだったようです。

夢は具体的に文字にしたり言葉にすると叶い

ますね。

S-styleとしてご縁がある方々にもこうした気持ち

の良さを感じていただけるよう努めてまいります

ので、来年も引き続きよろしくお願いします。

いつもメルマガを読んでいただきありがとう

ございます。

良いお年をお迎えください。

では、また、あした