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【誰に対しても「さん」付けが当たり前の時代】No.154

2022年01月18日



あなたは、人を呼ぶときに

男の子は「くん」付け
女の子は「ちゃん」付け

で呼びますよね。
私もこれまでそうしてきました。

でも最近、若い男性に対して「くん」付け
で呼ぶ事に少しずつ抵抗感を覚えるように
なってきました。

そして、この先、人を呼ぶときは

男女とも「さん」付け

で呼ぶことが当たり前になる時代が来る事
を知りました。

この微妙な感覚の変化がどこからくるのだ
ろうかと考えていたところ、

先週の日本経済新聞の夕刊に

「性差ない代名詞で呼んで」
「欧米で普及 日本でも配慮」

という記事が目に留まりました。



もう既に30年近く前の事ですが、私が勤務
していた会社では、

女性社員は「さん」付け
男性社員は「くん」付け

で呼ぶことが一般的でした。
今でも変わっていないかも知れません。

しかし、人事課長だけが、社内の誰を呼ぶとき
も、男女を問わず「さん」付けを使っていました。

そして、30代の私に対して「光伸さん」って呼
ばれていたことが、私の心の中にほんわかとした
気持ちと共にずっと心に残っていました。


「これって、いいな!」

と密かに思っていたのです。


先程の新聞記事によると

欧米では彼や彼女のような第三者を示す代名詞に
ついて「性差のない言葉を使ってほしい」と求める
声がある。

例えば「he」や「she」ではなく「they」などを使う。

英語圏では「Mr」「Mrs」などに代わる敬称「Mx」が
オックスフォード英語辞典に登場。

こうした流れは、ダイバーシティー(多様性)を重視
したり、LGBTQ(性的少数者)の声が背景にあります。


※LGBTQとは
レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、
トランスジェンダーのほかに
クエスチョニング(Questioning)

クエスチョニングとは、自身の性自認や性的指向が定
まっていない、もしくは意図的に定めていないこと。



2021年12月12日付のメルマガで
SDGs目標5ジェンダー平等を実現しよう

を取り上げていますが、ジェンダー平等をもっともっと
意識する必要があると思います。

以前のメルマガでもお問掛けしましたが、ジェンダーに
ついてカミングアウトしていただける方がおられました
ら是非、感想欄からお声がけください。

「昔のテレビ」で紹介したいと依頼を受けています。


先程の「くん」「ちゃん」を「さん」に統一するほか

「妻」「夫」を「パートナー」
「OL」「サラリーマン」を「会社員」

と呼ぶことが一般的になる時代が近づいています。


時代の流れに敏感に順応する柔軟性が大事ですね。


ではでは

今日も一日楽しく過ごしましょう。



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