【生きた化石のゆでガエル】No.156｜ソーシャルスタイル（前S-style）メルマガバックナンバー

【生きた化石のゆでガエル】No.156

2022年01月20日

今日１月２０日（木）は、二十四節気の
最後２４番目の「大寒」です。

小雪（１月５日）から立春（２月４日）
までを寒中といい１年で最も寒さが厳し
い時期になります。

私は、比較的温暖な地域（愛知家岡崎市）
に住んでいますが、昨日の最低気温は何と
マイナス４℃でした。

流石に冷えました。

さて、今日のタイトルの”生きた化石”とい
う単語からあなたは何を思い浮かべますか？

シーラカンス
カブトガニ
カブトエビ
ゴキブリ
カモノハシ
イチョウの木

あたりでしょうか？

生きた化石とは、何億年や何千年も昔の
まま進化せず今も同じ姿の生物や植物の
事ですよね。

気候変動や環境の変化に耐えてきたとい
うことで、それはそれで凄いと思います。

でも、人間に対しては揶揄するときにし
か使いません。

昨今、時代の変化が非常に速く、よほど
注意していないとついていけなくなって
しまいます。

流行を追いかけてへとへとになる必要は
ありませんが、何歳になっても学ぶ姿勢
は大切だと思います。

あなたは幼稚園や小学校の頃、毎日が新
鮮でワクワクした感動を覚えていますか？

その感動や学ぶ喜びは、子供だけの特権
ではないはずです。

知らない知識を得る喜びは大人も同じで
学び続けることが重要です。

ゆでガエル症候群、ゆでガエル理論とい
う言葉を聞いたことがありますか？

これは、企業などの組織論の教育などに
使われるたとえ話です。

カエルは、いきなり熱湯に入れると驚い
て逃げ出すが、常温の水に入れて徐々に
水温を上げていくと逃げだせずに死んで
しまうというというものです。

環境の変化にしっかり対応しなければ、
死んでしまいますよというお話しです。

１００年以上続く老舗企業でも社内体制
を刷新したり改善を繰り返しているとい
われています。

そうしなければ１００年も続きません。

人間の味覚は１００年前と今とは必ず違
うはずです。

例えば１００年続く老舗の和菓子屋さん
であれば、１００年前と全く同じ商品を
売り続けていることはありえないはず。

もちろん譲れない伝統を守る姿勢も大切
ですが、その時々によって変化する売れ
る商品や売れる味を探求しているからこ
そ１００年も続くのです。

経営とはそういうものだと思います。

今日正しいことが、明日は正しくないと
いうことはざらにあります。

これを個人に置き換えてみてみるとどう
でしょう？

結構、自分が小さい時に得た知識や経験
に固執する人も多いように感じます。

あなたは、生きた化石のまま”ゆでガエル”
になってしまわないでしょうか。

どんなに年齢を重ねたとしても精神的に
若々しくすることはできます。

そのためには、若い人と話をする機会を
できるだけ多くもつことが有効だと思い
ます。

そのためには、学ぶために時間とお金を
投資することがポイントです。

タダだと思うとしっかり学ばないままに
なってしまいがちです。

一方、お金をかけずにインターネットで
何でも検索する時代です。

これはこれで自分で調べる習慣を身につ
けることが大切ですね。

六曜や月齢を調べるカレンダー
http://www.benri.com/calendar/

本当に便利な世の中です。

ではでは